第30回すきや連寄せ書き①

弊ブログの10月16日、17日号に書きました通り、第30回「すきや連」例会(10周年記念会)を浅草で開催しました。以下は当日参加者の皆さんに書いていただいた寄せ書きです。
数が多いので、三日に分けてUPします。

・秋うらら和み重ねて十周年
すき焼きの迷宮に誘惑され、はや幾とせ。その魅力の探求に、これからも皆様と楽しくおいしく励みたい。住吉さん、日々ご苦労さまでした。これからもどうぞよろしくお願いいたします。(向笠千恵子)

・すきや連十周年これからも長く続きますように。すき焼き大好き、すき焼き万歳!(相澤二郎)
・すき焼きは和牛料理の王道 心と身体の栄養(宮本重樹)
・すきや連十周年おめでとうございます!これからもすき焼きのために(宮本尚樹)
・すきや連もう十年ああ十年(奥井隆・光子)
・十周年おめでとうございました。(鈴木直登)
・向笠先生、おめでとうございます。今半本店さんのすき焼きとってもとっても美味しいです。十周年心よりお祝い申し上げます。(羽鳥裕子)
・浅草ですき焼き、大変ぜいたくです。(大洞敏男)
・全国を笑顔でつなげるすきや連(楓千里)
・すきや連十周年おめでとうございます。毎回それぞれの美味しいすき焼きを食べられて幸せです。(山下美希)
・紅葉山ふと何風や今半本店(谷脇萬明)
・すきや連十周年おめでとうございます。すき焼きを囲む笑顔笑顔(福谷正男・美保子)
・おいしいお肉のすてきな夜(岡部敬史)
・初参加でしたが、とても楽しかったです。素晴らしいご縁に感謝致します。(佐藤理香)
・卵を二つこぼして、お猪口を一つ壊し、申し訳ありませんでした。(岡副真吾)
・大変な人達に囲まれて本当に楽しかった。上記間違いないことを証明します。(柴田進吉)
・斜め前で楽しい会話を目撃しております。楽しい一時を過ごさせていただき、ありがとうございます。(宮台香惠)
・とても美味しゅうございました。確かに楽しく、そして活きのいい現場最高でした。ありがとうございました。(松浦達也)
・すきや連十周年おめでとうございます。私もお仲間に入れさせていただき、13回の参加をさせていただき、多くのお友達が出来、感謝しています。(大竹道茂)
・自己主張の強い牛肉と松茸、実はとっても仲良し。美味でした。(加藤英子)
・すき焼きでご縁が!楽しいひとときをありがとうございました。(福島秀史)
・初参加の田舎ものです。今日は来て良かったと思います。(桜井健策)
・心で焼いて一世紀(大野勝久)
・すきや連十周年おめでとうございます。下町浅草落ち着きました。(樋口潤)
・すきや連十周年♡これからもずーっと続けて下さい。(清水祐子)
・すきや連十周年おめでとうございます。楽しく過ごせました。ありがとうございました。(藤本成悟)
・すきや連十周年おめでとうございます。すきや連のお蔭でできたご縁をこれからも大切に致します。(中川晶成)
・昨日より今日、今日より明日前に進むのみ。(小金澤定夫)   
・鍋の画(須田菁華)
<寄せ書きは明日に続きます>

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.166日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

他叙伝

陶芸家の坂田甚内先生が75歳の記念に『他叙伝』という本を出されました。
この不可思議なタイトルは、実は「そのまんま」なタイトルです。先生に関わった、100人以上の方々が先生について書くという、斬新な本です。
光栄なことに私も執筆陣?に加えていただきましたので、以下に転載します。
甚内先生、75歳&ご出版、お芽出とうございました。
(以下私の部分転載)
甚内先生は1994年「大地に聴く」と題してニューヨーク髙島屋アートギャラリーで大規模な展覧会を開催。この展覧会のお世話を当時髙島屋美術部の若手係長だった私がさせていただきました。N.Y.までご一緒したのは、メインの担当者だった上司が飛行機ぎらいだったからですが、在り難いことに、それが先生と私の今日までの御縁につながりました。本稿では当時の苦労話しを書いて、先生に恩を着せたいと思います(笑)。
さてこの時の展示内容は、タイトル通り縄文風の黒陶金彩のお作品で、その黒陶筒状の花器をギャラリーの床に、地面から沸き上がるように、見渡す限り多数敷き詰めて、ニューヨーカーの度胆をぬいたものでした。その詳細と、私が担当者になると聞かされた時、私は軽い眩暈がしたのを記憶しています。
結局その難作業は日米の美術運送業者の連携により、なんとか遂行。しかし経理の問題も起きました。売れたお作品の原価には運送コストを転嫁するべしというルールがあって、筒花器をバラで販売する時1点の価格自体は高価というほどでもないのに、コスト転嫁をしたら馬鹿げた値段になってしまうのです・・・
あっ、金の話しはこの位にしましょうか。
その後N.Y.ギャラリーは景気悪化で閉鎖、私も退職して実家のすき焼き屋に入りましたので、先生との交際は一時遠のくのですが、2008年に突然復活します。この頃私は食文化研究家の向笠千恵子先生と「すきや連」という、すき焼き屋と関係者・愛好家の集まりを創ろうと準備していたのですが、その打ち合わせで向笠先生が、陶芸家の坂田甚内先生という素晴らしい方がいるので是非加えたいとおっしゃるのです。
「え?!私、その先生とN.Y.へ行ったことがありますよ・・・」
そこから10年。N.Y.展企画段階の頃からだと、そろそろ四半世紀。甚内先生からたくさんのことを教えていただきました。昨今私は老けてきましたのに、先生がますます意気盛んなのに驚かされます。引き続きご指導下さいませ。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.165日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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禅の精神とお茶の心

国際観光日本レストラン協会の理事会とセミナーが滋賀県八日市の「招福楼」さんで開催されましたので、参加しました。東京駅前の丸ビルに支店がおありですが、その本店ですね。
「招福楼」(しょうふくろう)さんのお料理は「禅の精神とお茶の心を基とする料理」です。
明治初期に「建築道楽」と言われた初代が創業し、その空間や精神を今日に伝えておいでです。空襲に遭っていないというのは、本当にうらやましいことです。
その「お茶の心」は特定の流儀によってはいないとかで、部屋ごとに遠州風だったり、宗和風だったりします。
お庭も素晴らしくて、四季おりおりに訪れる人がおいでだとか。一年中すき焼きの弊店とは大違いですなあ。
「結構」の一語でした。
滋賀県は京都の勢力圏というイメージがあるので、塩加減も薄口かと思いきや、思いの他「あたり」が強めで、京都の料理屋さんたちも「強めやね」と言いあっていました。東京下町の私には普通でしたが、それより面白かったのは、酸味を加えて塩の角を取っていたことです。結構なお味でした。
・・・と思いながら、帰路につきますと、乗り換えの米原駅のホームに有名な井筒屋さんのうどんコーナーがあるではないですか。メニューを眺めますると、
「梅うどん」
う、梅、うどん?
俄然チャレンジしますと、普通のうどんに梅干しを一個投入しただけでしたが、なかなかオツな味。汁を全部飲み干してしまいました。ぐび。
美味しい湖国の旅でした。
御馳走様でした。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.164日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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火傷の処置法

店の防火訓練を致しました。
ウチの店は火事なんて起こす筈がないんだから、訓練なんて、無駄、無駄。メンド臭い。
と思う方も多いと思います。
でも、防火訓練はしておいた方が良いと思いますよ。
店のスタッフの間に「自助の精神」つまり、この店は自分が守らねば!という気分が生まれます。
消防隊員さんという、人助けに一生を捧げている方にリアルに接することだけでも気分は変わると思いますよ。
実際問題として有益な情報もいただけます。
今年の訓練のテーマは火傷の処置でしたが、これは、厨房に入る人や、その管理者の方は、是非知っておくべき内容でした。
例えば、Q.衣服を着ている部分にやけどをした場合の処置は?
A.衣服を着たまま流水で冷やします。無理に衣服を脱ごうとすると、やけど部分の皮膚も一緒にはがれてしまう可能性があります。
危険なのは、うどんの茹で汁のように、熱湯にタンパク質がたくさん溶けている場合です。タンパクが皮膚と衣服とを粘着させてしまうので、服を強引に脱がすと、皮膚も一緒に剥げてしまうのです。怖いですね。
衣服が化学繊維の場合も、無理に衣服を脱ごうとするのは危険です。化繊が熱で融けて、皮膚に粘着していることがあるからです。
皆様、どうぞ、お気をつけを。
最後になりましたが、日本堤消防署の皆様、今年もありがとうございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.163日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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翻訳アプリ

<浅草インバウンドあるある>
最近は翻訳アプリがスマホに入れてあって、それを使って我々と会話する外人さんも多いです。
ある日言われました・・・
ソレは、オしかったデス!
ソレは、オしかったデス!
???
惜しかった?
ソレって、何が?
スマホを覗きこみますと、はい、彼女が本当に言いたかったのは
It was delicious.
でした。
オしかった=美味しかった
不可思議だった「ソレ」とは it のことでした。
ご来店誠にありがとうございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.162日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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浅草踊り

浅草で老舗店・和もの店の閉店や廃業が相次いでいます。
今月「草津亭」さんが破産開始決定を受けました。「草津亭」さんは明治5年のご創業。浅草花柳界の芸者衆が座敷を持つ、伝統ある料亭として知られていました。
浅草花柳界では5月に料亭「婦志田」さんも廃業しており、それに続く深刻な打撃です。
和装の業界もきびしいようです。8月に履物の「和泉屋」さんが閉店しました。少し前に新仲見世の「高砂屋」さんも閉店しています。
街中には和装コスプレの外人さんが闊歩していますが、どうやら本物には触手が伸びないようです。
人々は、日本人も外国人も、老舗店や和文化に敬意を表してみせるものの、実際にお金を払って、味わってみる気はないようです。「敷居」が低い店、つまり文化的な深みを探求しない店ばかりが繁盛しています。トホホです。
こんな状態がオリンピックまで続くんでしょうか。早く終わってくれないかなあ。
そんな中、浅草芸者衆の舞踊公演「浅草踊り」が開催されました。
「草津亭」さん・「婦志田」さんの廃業で、大変きびしい状況ですが、この日のステージだけは華やかでした。お客さんの「入り」も盛況で少し安心しました。
皆さまも浅草花柳界にご高配を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.161日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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ちょい食べ、その後

良かったです。今月も安堵しました。
私が安堵しましたのは、「ちょい食べレストラン」の売上が、9月に続いて今月も前年同月を上回ったからです。
昨年の秋は「適サシ肉宣言」の余韻が未だあった時期ですが、その前年を、まだ22日なのに上まわったのですから大健闘と言えます。

当ビル地下の「ちんや亭」を「ちょい食べ化」したのは、8月4日のことでした。その時お客様に喜んでいただけるとの確信は勿論ありましたが、数字の面では「賭け」でした。
「ちょい食べ化」によって、全ての肉メニューに「ちょい食べサイズ」をつくりましたが、これは多数の安いメニューが突然登場したことを意味します。
また「ちょい食べ化」と同時に、ごはん・みそわんを本体価格から分離して、別途ご注文いただくようにしましたから、その分さらに値段は安くなります。
例えば、以前のハンバーグ定食は1.450円でしたが、それを召し上がっていた人が、
ハンバーグのサイズは「ちょい食べサイズ」でOK!ごはんもみそわんも要らない!とお考えになれば、新しく導入したハンバーグの「ちょい食べサイズ」の値段は800円ですから、客単価は、
(1450-800)/1450=44.8%も下落します。恐ろしい下落率ですね。
この変革を推進するのは、賭けでした。
しかし、おかげ様にて実際にはそういう下落は起こりませんでした。
私の企図通りに2点の「ちょい食べサイズ」を同時に食べ比べして下さった方がおいででしたし、
またステーキなど元々高額なメニューの「ちょい食べサイズ」を食べて下さった方もおいでした。
お彼岸の「入り」の日には、墓参帰りらしき、ベテランのご夫婦が見えて、サーロイン・ステーキの「ちょい食べサイズ」とレギュラーサイズを1つずつ注文して、それを二人で分けて召し上がっておられました。(1+0.5)/2=「0.75ちょい食べサイズ」ですね。そういう嬉しいご利用もあって単価は下落しませんでした。
9月の「ちょい食べ利用率」は47.1%でしたが、今月は50.0%に達しています。かなりの手ごたえです。
そして、何より私が嬉しく思いますのは、売上高ではなく、お客様の満足度が上がったという点です。調査したわけではありませんが、確実に上がったと思っています。
「ちょい食べ化」以前、お客様は自分が食べたい分量より多くの肉を食べ、内心要らないと思うごはん・みそわんも食べておられましたが、今はそういうことがありません。
お客様だけでなく社内的にはフードロスが減らせるのですから、双方がハッピーです。フードロスになる食べ物をつくるために働いていた労働時間も削減できますから、さらにハッピーです。
良かったです。安堵しました。
今後ますます「ちょい食べ」に邁進してまいります。ご支援賜りたく、お願い申し上げます。

なお「ちょい食べ」という言葉を、弊社の商標にするべく、ただ今特許庁に出願中です。指定役務は「肉料理の提供」(第43類)のみ。出願代理人はNAV国際特許商標事務所(所長弁理士:橘祐史氏)。登録までには半年程度を要するものと見込んでおります。

追伸
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.160日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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善兵衛さんに会いに行く

「善兵衛さんに会いに行く~古民家deインクルーシブ・パフォーミング・アーツ」
を観てきました。
この公演は「台東区芸術文化支援制度」の、本年度の支援対象企画です。台東区アートアドバイザーである私も応援しています。
さて「善兵衛さん」とは、会場である旧・市田邸の、元のご主人のことです。
市田邸は、上野桜木の築100年を超える国登録有形文化財で、今は小規模な公演に貸し出されています。
演者の言葉と身体と音楽を通じて、人の営みを積み重ねてきた市田邸を「味わう」時間を創るというのが今回の趣旨でした。
演者はとても多様で以下の方々でした。
新人Hソケリッサ!(身体の記憶のダンス)
河合メアリー(ろう者・俳優)
長田茂樹(ろう者・俳優)
マリー五丁目(ろう者・サインポエット)
ケイコ(詩人・声の朗読)
西田夏奈子(俳優・バイオリン弾き・歌唄い)
芳賀一之(作曲家・音楽家)
平島 聡(パーカッショニスト)
Anti-Trench(ポエトリー・ユニット)
公演は、昼公演・夜公演ともに満席。
様々なパフォーマンスが次々に繰り出されましたが、私は、聾者の俳優さんの手指の表現力が強く印象に残りました。
今後も台東区内の趣のある物件を利用して、公演をなさりたいとかで実に結構と思いました。
演者の皆さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.159日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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ナイツの素人包丁

ぴあMOOK『上野浅草名酒場100』に載せていただきました。
? 「ちんや」が酒場だ って?!
ええ、私も勿論そう思いまして、編集の方に今回の御本の趣旨に合わないかもしれませんが・・・
と言うと、
いいんです、いいんです、「ナイツ」の土屋さんのお勧めなんです。
どうやら、土屋さんがすき焼きを好き過ぎて、酒場の本なのに、すき焼き屋を推薦してしまったようです。
土屋さんがすき焼き好きなのは、最近のインタビューでも分かります。
土屋「僕はすき焼きが好きなんですよ。すき焼きは江戸時代にあったのかな?もし最初のすき焼きとかがあったら食べてみたいですね」
塙「うーん、もしかしたら、一部の人は食べていたのかもしれませんね。そういうのを調べるのは面白いですね。料理もそうなんですが、当時の食文化を勉強するっていうのも番組のウリの1つですよね。そういうのを調べるとしたら、3通りあるんですよ。どれがいいかは記者さんにお任せしますけれど、ヤホー、ゴーグル、(両脇をパタパタさせながら)ワキペディア!ってね」
土屋「ワキペディアの動き、それどうやって書きゃいいのよ!」
塙「ま、じゃ今日はゴーグルにしといてください」・・・
このインタビューは「ナイツ」のお二人が、時代劇専門チャンネルで10月からスタートさせた「ナイツの素人包丁」に関連したインタビューでした。料理番組に進出とはすごい勢いですね。
なお『名酒場100』の中での「ちんや」の部分は、
「ここの肉は「適サシ肉」といって、脂が入り過ぎてなくて、赤身とのバランスが良い。お酒にも合うんですよ。美味しさの秘密は明治期創業の老舗の誇りと、プロの目で選ぶ上質な熟成和牛。さらに秘伝の深みのある割り下の味で、自慢の肉がいっそうおいしく味わえる。浅草にすき焼き店は多いが、「安くはないが、質を考えると高すぎない」という価格帯も魅力。」
ご推薦いただき、誠にありがとうございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.158日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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長野の酒

「すきや連」10周年記念会の第二部すき焼き懇親会は、108人の方々を36人ずつ3店に分けて開催しました。「今半本店」さん、「浅草今半」さんと弊店です。
弊店では、もちろん「適サシ肉」のすき焼きを、カレー卵、ヨーグルト卵で召し上がっていただきました。
で、お酒は純米酒を、土鍋燗で召し上がっていただきました。
「すきや連」のメンバーである、橘倉酒造さん(佐久市)の純米酒です。
酒米は美山錦で、日本酒度は+5、精米歩合59%。
長野のお酒ですから、当然山田錦ではなく、長野で生まれた美山錦。
そして、もちろんあえて削りの粗いお酒で行きました。
弊ブログに何度も書いていますので、読者の皆さんは、耳タコと思いますが、すき焼きは「甘」「辛」「旨」が強烈なので、それとバランスさせるには大吟醸のような純度の高い酒(=薄い酒)ではなく、「苦」「渋」「酸」があるい酒が良いと思っています。
そういうお酒は、酒だけ飲むと、酸味もあり、強めに感じる方が多いかもしれませんが、ぬる燗してすき焼きに合わせたのは、我ながらサイコーと思いました。
うーい、ひっく。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.157日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。