火傷の処置法

店の防火訓練を致しました。
ウチの店は火事なんて起こす筈がないんだから、訓練なんて、無駄、無駄。メンド臭い。
と思う方も多いと思います。
でも、防火訓練はしておいた方が良いと思いますよ。
店のスタッフの間に「自助の精神」つまり、この店は自分が守らねば!という気分が生まれます。
消防隊員さんという、人助けに一生を捧げている方にリアルに接することだけでも気分は変わると思いますよ。
実際問題として有益な情報もいただけます。
今年の訓練のテーマは火傷の処置でしたが、これは、厨房に入る人や、その管理者の方は、是非知っておくべき内容でした。
例えば、Q.衣服を着ている部分にやけどをした場合の処置は?
A.衣服を着たまま流水で冷やします。無理に衣服を脱ごうとすると、やけど部分の皮膚も一緒にはがれてしまう可能性があります。
危険なのは、うどんの茹で汁のように、熱湯にタンパク質がたくさん溶けている場合です。タンパクが皮膚と衣服とを粘着させてしまうので、服を強引に脱がすと、皮膚も一緒に剥げてしまうのです。怖いですね。
衣服が化学繊維の場合も、無理に衣服を脱ごうとするのは危険です。化繊が熱で融けて、皮膚に粘着していることがあるからです。
皆様、どうぞ、お気をつけを。
最後になりましたが、日本堤消防署の皆様、今年もありがとうございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.163日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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