無愛想

 店の玄関に立って、お客様のお見送りをしていると、

「美味しかったです!」

などと言って下さる方が結構な数おいでです。有り難いことです。

 でも外人さんに比べると何か言って下さる頻度は低いですね。外人さん(と言っても白人の方ですが)は、ほとんど

Delicious!

などとコメントを言ってお帰りになります。

 それに比べると、シャイな日本人の方は、まだまだ相当数が、無言で帰っていかれます。これは、やはり私達としては残念なのですが、お客様に「何か言え」と要求するわけにも行きませんね。

 日本人の方が無言で帰っていかれる理由として、店の側の送り出し方に、芸が無いこと・工夫がないことも、理由の一つかもしれません。

 コンビニとか外食産業みたいに、マニュアル的な応対をしているから、お客様の方も店の人間と交流する気になれないのかもしれません。「総コンビニ化」の暗い一面ですね。

 で、「ちんや」では、「二言挨拶」を、心がけています。

 「ありがとうございました」だけでなく「今日は、寒い中、ありがとうございました」と言うわけです。

 先日「すきや連」で訪れた松阪の「和田金」さんでも、店の方が、そうやっておいででした。

 「和田金」さんでは客の人数が多い時は、

「今日は、大勢様で、ありがとうございます。」と言うことに決まっているらしく、私は店の方と行き違うたびに「大勢様で・・・」と言われました。

 それでも「総コンビニ化」の傾向は、今後も強まるでしょうから、それに慣れきった日本人のお客様は、私達に愛想良くしてはくれないかもしれません。

 だから、私は自分が消費者の立場の時には、なるべくコメントを言うようにしています。

 無愛想社会はイヤですからね。

 料理を食べて、それが美味しかった時は勿論です。

 夜の巷で遊んで帰る時は「楽しかったよ~」と言うようにしています。「また来るね~」も使います。

 銀行で振り込み手続きが滞りなく完了した時は、

「有り難う。御世話様!」

と言いたいのですが、残念ながら言えません。

そう、相手はなにしろキャッシュ・デイスペンサーですからね・・・

 追伸

 「台彪会」会長として、「ニッポン全国彪友会ー台東万博!」を計画しています。

 二条彪先生の門下生約200人が集まる、一大交流会です。先生のメルマガを取っている方なら、どなたでも参加できます。

 2012.4.20(金) 浅草が燃えます。

 詳しくは、こちらをご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて丸二年連続更新まで残り五日です。

 浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

 「すき焼き思い出ストーリー」のサイトは、こちらです。

 

 

 

Filed under: すきや連,すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM
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