修学旅行シーズン
修学旅行シーズンです。
梅雨どきは、どうしても普通の観光客が減るので、その代わりに旅行会社は修学旅行生を送りこんできます。天気が悪いと可愛そうですが、子供たちは構わないらしく、歓声をあげながら浅草の街を歩いています。若いって、やっぱり良いですね。
ただ、あんまり良くないのは子供たちの立ち寄り先です。子供たちが自由時間に行きたがるのは・・・
コンビニと100円ショップ。自由時間が長い場合は、カラオケボックスにも行くようです。今は子供でもネットで街の情報を仕入れられるので、どうも、事前に地図を調べて来ているようです。
浅草まで来てコンビニに行くことはないだろう、と思うのですが、子供たちの地元では、コンビニが珍しいのかもしれません。浅草へ来た、というよりは東京へ来た、という感覚なのかもしれませんね。東京に行ったら、コンビニに行こう!という感じなのでしょうかね。
それともう1点、あんまり良くないのは子供たちの、購入態度です。
自分達だけだと、歓声をあげて楽しそうなのに、レジで物を買う時は、無言。無言で物だけを突き出している子を良く見かけます。
これ下さい!
って言うだけで良いのに、元気な「これ下さい!」の声を聞くことはあまり無いですね。
東京のコンビニを楽しみにして来たんじゃないんですかねえ。店員さんとの会話も楽しめば良いのに。
思い出しますに、昭和40年生まれの私たちが小さい頃には、浅草にもまだ駄菓子屋さんがあり、その店先が社会教育の場でした。先生はと言えば、駄菓子屋のおばあちゃんでした。
勿論、コンビニはコンビニエントであるべき店なので、そこが社会教育の場となることなど、最初から期待していません。しかし、何か他に、子供たちが買い物をしながら、世の中を学べる場がないとどうもなあ、と思ったりしています。
追伸
大吟醸酒「オヤジナカセ」の販売を開始しました。
「オヤジナカセ」は、(倅)セガレグループの若者の、故郷の酒米「山田錦」を使って、老舗「白菊酒造」さんが醸造した御酒です。「父の日」に、あるいは、お父様の誕生日に飲んでいただきたいです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて474連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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