節電情報コーナー
テレビの節電情報コーナーがカンに触る、という方はいませんか。
私は触りますね。気に入りません。
どこが気に入らないかと申しますと・・・
「この番組を見ている貴女だけが、手軽に、しかも快適度を下げずに節電できます!!!」というノリが気に入らないのです。言ってみれば「快適防衛」っぽいテーストが気に入らないということです。
この震災の後に「自分は以前と変わらず暮らしていきたい!」と言い張る人を、私は嫌いなのです。
そうでなくて、電力消費をギリギリまで削減したライフスタイルを目指そう!というテーマなら感心します。あるいは、そもそも東京の亜熱帯の夏に快適に過ごそう、という目標設定自体が妥当なのか、そこを骨太に議論する番組なら見ようと思います。
逆に「快適防衛」っぽいテーストの番組が始まると、チャンネルを変えたくなりますね。
だいたい、被災地にはエアコンなんか充分に無いんですから、エアコンと扇風機を組み合わせよう!なんて出来ないじゃないですか。
東京の「快適防衛」のために、ダ○ソンの「羽の無い扇風機」なんか買うお金があるのなら、被災地の物品を買って、お金を送り⇒生活再建を助けてほしいです。
手前味噌ですが、まず買っていただきたいのは、東北の食品です。
なぜって、食品は毎日毎日3回も食べるからです。東京に住む1.000万人が3食毎回100円ずつ東北の食品を食べると、どうなりますか、計算してみて下さい。
1.000万人×3回×100円=30億円です。しかも、それが毎日毎日送金できます。勿論、流通マージンがあるでしょうから、現地に渡る金は減るでしょうが、塵も積もれば巨額であることは間違いないですね。
私が申したいのは、ここです。ダイ△ンの節電家電や節電グッズを買った結果、お金をたくさん使ってしまい、それで生活防衛のために、安い中国製食品を食べているようでは、なんだかなあ!です。それより東北の食品を召し上がって下さい、毎日毎日。
酒に目がない方は、東北の酒を飲んで下さい、休肝日以外でいいですから。
もちろん、電力のピークカットには、私も店も協力しますよ。節電する気が無いわけじゃありません。
猛暑が予想される日の朝に、総理大臣が緊急会見して、
今日休める会社や店は、頼むから休業して欲しい、とおっしゃるなら休んでも良いですよ、喜んで。
あ、でも、今の総理は人気ないから、そういうお願いごとはムリかなあ。
その役は、総選挙得票第一位の前田敦子氏に代わってもらうしかないかもね。
追伸
大吟醸酒「オヤジナカセ」の販売を開始しました。
「オヤジナカセ」は、(倅)セガレグループの若者の、故郷の酒米「山田錦」を使って、老舗「白菊酒造」さんが醸造した御酒です。「父の日」に、あるいは、お父様の誕生日に飲んでいただきたいです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて475連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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