浅草の、ここが好き
先日、雑誌の取材で、「下町の(浅草の)、ここが好き、嫌い」などのコメントを募る欄があり、是非そこにコメントを頂きたい、というご依頼がありました。字数は96文字以内です。
そこで、以下のように書いてみました。
「浅草で実家の商売を継いで15年。ここでは商いの継承は親⇒子という、単線ではありません。肉親だと反発があって伝えにくいことも、地域の先輩方が教えてくれます。(浅草在住歴45年、カリスマ受け売り師)」
教えてくれます、と言っても学校があるわけではありません。在るのは飲み会学校です。
そうした場で、世代の違う、浅草の経営者の皆さんと御一緒しますが、そういう場での話しが、大変勉強になるのです。
親子だと、どこの家でも反発心があったりしますし、またそれがなくても、親子は25歳〜30歳年齢が離れていますので、それがコミュニケーションの妨げになることがあります。
その点、私の場合、5歳くらい年上〜15歳くらい年上の先輩が、一番ものごとを教えてもらいやすいように思います。
そうした方々と話していると、お互いの先代や先々代の話しになったりします。
いやあ、オタクの先々代は、こういうところがスゴかった、というような話しを聞かされ、
へえ、ウチの爺さんって、そういう人だったんだ、と知ることがあります。
実は、このブログを書いている2月上旬は、浅草人の新年会ラッシュの季節です。1月は忙しくて、新年会がやりにくいので、2月にするのです。
新年会に出れば、自分の店を留守にするわけで、それは勿論申し訳ないことなのですが、単に遊んでいるわけではありません。
浅草の飲み会学校に出席しているわけですので、ご高配を賜りたく、お願い申し上げます。うーい、ひっく。
追伸
御蔭様にて弊ブログは、本日で350日連続更新を達成しました。365日に向けて、いよいよカウント・ダウンという感じがしてきました。
1周年で何かイベントがあるんですか、という御質問をいただいたりして、プレッシャーに感じています。
まあ、やれたら、何かやる・・・かもしれないです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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