お忘れ物

 今週の、ある昼時弊店に財布をお忘れになった方がいました。

 財布だから、すぐお気付きになって、戻って見えるだろう、と思っていましたら、戻って見えません。

 そこで財布の中を調べたら、会社の「従業者証明書」が入っていました。証明書に職場の支店名が記載されていたので、その支店の電話番号を、グーグルで調べて電話をかけたら、

 「そういう者はおりません!」

 「え?退職されたんですか。去年の9月発行の証明書があるんですけど・・・」

 「そういうことはお答えできませんが、とにかく、おりません!」

 ムカ!怪しい電話だと思ったんですかねえ。

 一日経過したので、雷門の交番に届けに行きましたが、交番での手続きの最中に気付いたのは、道案内客のあまりの多さ・・・

 「帝釈天はどこですか?」

 それは浅草じゃなくて柴又だろ!

 っていうか、そういうことで警察の世話になるなよ!

 なんと申しましょうか、トホホな世相な見せられた出来事でした。

 新年会シーズン、皆様もお忘れ物には、お気をつけ下さい。

追伸 

 本日発売の雑誌「おとなの週末」(講談社)に弊店が採り上げられています。

 弊店が今月の「激うま大賞」で、表紙をめくるとすぐ載っています。ご購読を!

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて321日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM
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