病み上がり

 東京も急に寒くなりまして、風邪をひかれる方が増えているようです。さて、

 二ヶ月ほど前だったと思いますが、知人で剣道をなさっている、K子女史が剣道の御師匠さんと一緒に来店されました。その御師匠さんが病気をされて回復されたので、快気祝ということでした。

 それから、一ヶ月ほどして、今度はその御師匠さんの方が、別の御弟子さんで、やはり病気をされた方の快気祝をしたい、ということで予約が入り、来店されました。

 たしかに病後の滋養のため、牛肉を食べるのは悪いハズがありません。でも病気で消化力が落ちた方に、肉はモタレてしまうこともあると思います。そういう場合、「ちんや」のモタレない肉を是非、召し上がっていただきたいと思います。

 「ちんや」の肉は、充分熟成させてありますので、その間にタンパク質がアミノ酸に変わっています。だから消化しやすくモタレません。病後の食事には適当だと思います。

  是非、召し上がっていただいて、健康を取り戻していただきたいですね。

 と、思っていると、今度は先週末の話しですが、お顔の色が優れない、年配のお客様がご家族と一緒に来店されました。聞けば、病院を退院して、即弊店へ直行して来られたとか。

 拝見すると、とてもベストのご体調とは言えない感じです。そ、それって快気祝というよりは、病み上がりっていうことですよね。

 気持ちとしては有り難いですが、うーん、大丈夫なんだろうか・・・

と、思っていると、1時間20分ほどで食事を済まされて帰って行かれました。

 そうですよ、そういう時は、やはり御自宅へ戻られた方がいいですよ。

 商売としても、「快気祝」にご利用下さい!と宣伝しやすいけど、「病み上がりにどうぞ!」とは宣伝しにくいですよね。

 皆さん、ご自愛下さい。

 あ、そうそう、忘年会で胃腸がグロッキーの皆さんも。

追伸

 <Twitterハード・ユーザー限定、今こそ宮崎牛を食べる会>の応募受付をいよいよ、12/12より開始します。是非ご応募下さい!

 詳しくは、このブログの11/27号をご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて285日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

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Filed under: 今日のお客様,台彪会 — F.Sumiyoshi 12:01 AM
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