作家の食と酒と
食に造詣の深い重金敦之先生から、新刊本「作家の食と酒と」をお送りいただきました。
先生は朝日新聞社に入社、「週間朝日」編集部在籍時に、池波正太郎・松本清張・渡辺淳一といった作家を担当され、その後文芸ジャーナリストとして執筆活動をされています。
以前「三田評論」の3人対談のコーナーでウチの父と対談していただいた方です。
さて、その重金先生の今回の御本ですが、長年の交友で見聞きした、作家と食の、さまざまな場面が次々に紹介されていて魅力的です。山口瞳の話しなど久しぶりに読み、とても懐かしく思いました。
その後についている、日記風のコラム「食と酒と読書の日々」も面白く、またこのコーナーの見出しが、ウイットとパンチが効いていて流石です。例えば、
「これから食べる料理をケータイで撮る文化」
「デジタル万引(デジ万)は書店の敵」
「金を払わず、ケータイを充電する風習」
「帽子を取らない若者が増えてきた」
「目からウロコ」が乱用されている」
「そば屋で酒を粋に飲むのには年期がいる」
うーん、時に洒脱、時に辛辣です。
12/10「左右社」より刊行予定。
追伸
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