2017年9月27日
宗和流本膳料理
飛騨高山に行ってきました。
国際観光日本レストラン協会の研修会が高山市の料亭「洲さき」さんで開催されたからです。
高山の中心市街地には江戸時代の町屋が良く保全されており、その景観から「飛騨の小京都」などと呼ばれます。私が訪ねた時も、多くの外国人の姿が見られました。
さて、その「洲さき」さんは寛政6年(1794年)のご創業。江戸時代に編み出された宗和流本膳料理を現在に伝える唯一の店であります。建物自体も高山市有形文化財。
「宗和流」とは、申すまでもなく、お茶の「宗和流」の祖・金森宗和が好んだ料理のこと。宗和は高山の城主だったのです。
本来は「三汁二十菜」と言って、食べるのに10時間かかる(!)とかで、実際「洲さき」の当代の結婚披露宴は、その位の時間がかかったそうです。
うーん、そんなに長時間飲んだら、肝臓に悪いですなあ・・・
ということで、現代では限られた時間に対応したものになっていますが、それで勿論技術の多彩さ、丁寧さは感じることが出来ました。
メインは、子持ち鮎。
「良く焼いてあるので、頭も食べられます」という説明でしたので、骨もいただきました(笑い)
二次会は地元の芸者さんが経営する御店へ。
ご馳走様でした。楽しかったです。
追伸
9月30日(土) 午前10時放送のBS-TBS『サタデードキュメント』に出演させていただきます。どうぞ、ご覧ください。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.769日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。
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