2015年11月5日
今日もdéjà vu
広告代理店の存在が、地方の特産物にとって曲者と化していると私は診ています。しかも東京の大手代理店を日本中の自治体が使うことで、より曲者度が増していると診ています。
日本中で似たような特産品キャンペーンが展開され、似たような「ゆるキャラ」が乱立していますが、彼らの所業です。
あるいは、〇〇ガールズ募集!!
あるいは、××の日制定!!!
キャンペーンは自治体の職員が自ら身を粉にしてやれば良いんです。そうすれば放っておいても独自のものに成ります。
ああ、それなのに、自分達は「予算をつけて後は監督するだけ」という態度だから、全てが代理店の主導で進むんです。
代理店としては、A市向けキャンペーン・プランの、AをBに変えただけでB市に売りつけることが出来ます。簡単なお仕事ですね。
そんなプランを結構な値段で買う自治体が在るから、日本中「ゆるキャラ」だらけになるんですよ。
そのキャンペーン予算って、おそらくは役所の中で予算の分捕り合戦をして、他の部局の予算を減らさせて、そういうPR予算を組んだんでしょうけど、全然買い手の心に響いてないのをご存知ないんでしょうか。
そして、今日もdéjà vuなキャンペーンが。
追伸、
肉の情報ポータルサイト「肉メディア」で、11/11から私の連載が始まります。
題して、「大人のすき焼き教科書」。
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.077連続更新を達成しました。
Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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