すき焼きバンザイ

すき焼き思い出ストーリー投稿サイトに、新着ストーリーの投稿がありました。

題して、

「すき焼きバンザイ」

シニアなカップルが、すき焼きで結ばれるまでのストーリーです。

<以下を是非お読み下さい>

数年前ちんやさんで25年来の男友達と十数年ぶりに食事をした。スカイツリーができ、浅草が賑やかになったから出てきませんかとの誘いに久しぶりの浅草訪問だった。
街歩きの後ちんやさんへ。久しぶりに会う上、個室で鍋をつつく事に初めは変な緊張感があった。少しお酒が入り、すき焼き鍋をつつきながら いろいろな話をするうちに、彼は少し傷ついた心の内をポツリポツリと話し出した。初めて聞く話に掛ける言葉が見つからない。 すき焼きのグツグツいう音と、あの肉の焼ける匂いと、立ち上がる湯気が しばしの沈黙を支えてくれた。あの日 鍋を挟みながらそんな話を聞き、それから 数年後 彼は私の夫になった。
彼の心をほぐしてくれたすき焼き鍋、あの日の食事がすき焼きじゃなかったら、ちんやさんじゃなかったら、私たちの人生は違っていたかもしれない。
すき焼きは小さい頃から何か幸せを感じさせる食べ物だった。家族の団欒や贅沢な気持ちや満たされた胃袋や…。
ちんやさんのすき焼きがくれたこの縁を大切に、これからずっと 肉に寄り添うネギのような旨味のある夫婦でありたいと思う。

 

このように、すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。

すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。

ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。

どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。

投稿〆切は9月末日です。

既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.981日連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

No comments yet.

Leave a comment





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">