秋風と講習会

 すっかり秋めいてきましたが、9/17は忙しい日でした。

 午前中、恒例の雷門横丁一斉清掃に参加して汗を流した後、午後からは浅草料飲組合主催の「台東区食品衛生自主管理推進店」登録制度についての講習会に出席しました。

 講習会は「出席しました」というより、私が組合の担当委員長なので、会場のセット、資料の配布、講師の先生の応対と、万事を手配しないといけません。そうそう、それから講習会の司会もしないといけませんでした。

 「台東区食品衛生自主管理推進店」登録制度は、事業者つまり我々料理屋が、衛生上の点検項目を自ら選んだ上で、一定期間継続して記録し、その記録内容を台東保健所に提出することにより、その事業者を「自主管理推進店」として登録・公表する制度です。

 講習会には、浅草の店主様または調理部門責任者の方ばかり、20人強が集まって、講習を受けました。今回は個別相談コーナーも用意しました。

 この中から多数の登録店が出て、「浅草は衛生管理もシッカリしている」という評判になれば、有り難いことです。

 ユルい会の司会は好きですが、まじめな会の司会はそそられないなあ、と思うのですが、引き受けた御役なので、まじめにやりました。

 どうも私が真面目にやっていると、朝は良い天気だったのに、雲行きが怪しくなってきた・・・・

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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*雷門横丁一斉清掃については、このブログの4/17号をご覧下さい。

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最高の味は人情味

  書く順番が昨日と前後していますが、9/8に地元ホテルを借り、「下町の食を考える」セミナーを開催しました。講師として、山本益博先生と林家正蔵師匠をおよびしました。

 このセミナーは、台東区青年4団体が合同で開催したもので、私も幹事の一人として、事前の準備や当日の受付をしました。

 「4団体」というは、浅草法人会、上野法人会、東京商工会議所台東支部青年部、そして東京青年会議所です。会員は、まあ、だいたい地場企業の2代目・3代目連中で、私のような料理屋も、何人か参加しています。

 正蔵師匠が下町人であることはご存じの方も多いと思いますが、益博先生もそうです。浅草と上野の間、地下鉄の駅でいうと稲荷町辺りのご出身で、小さい頃に外食というと、たいていは浅草だったそうです。

 お話しをうかがうと、蕎麦、すし、鰻、洋食とさすがに御詳しいです。フランス政府から表彰されているので、「フランス料理専門の人」というイメージをもたれている方もおいでかもしれませんが、下町の食にもメッポウ御詳しく、その良さがもっと世の中に評価されるべきだ!と有り難いお話しでした。

 また、「最高の味は人情味」であって、下町の職人さんの造る、下町の食にこそ「人情味」がある、というセリフは、上手いですね。

 座布団一枚! あ、座布団出すのは師匠の方か・・・

 それにしても、セミナーの後の懇親会の、ホテルの料理が、ナゼか、美味い!

 いつものパーテイーより予算をケチったのに、どういうこと?

 益博先生のおかげでしょうかねえ・・・ムカムカ!

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住吉史彦の会

 9/9に、<すき焼き「ちんや」創業130年記念「住吉史彦の会」>

というのを開催しました。会場はもちろんウチです。

 このたび浅草「ちんや」は、創業130年を迎えたわけですが、これを機会に私が日頃親しくさせていただいている皆様に、弊店へおはこびいただき、今後の所信など申し上げたい、と考えました・・・

 なんちゃって、嘘ぴょーん!

  もちろん「今後の所信」などはタテマエでして、「楽しく呑みたい」というだけのユルイ会です。ですので、「御偉方」をおよびせず、同業の方と浅草近隣の地場企業の方の中で、年齢の近い皆様にお声かけさせていただくことにしました。 

 正式の創業130年記念式典となると、御偉い方をおよびしないといけませんが、「住吉史彦の会」なら、仲間うちでOKです。そういう次第で、今回は昭和30年頃〜昭和54年頃にお生まれの方(干支2まわり)をお誘いしました。

 おかげ様で台風は去り、嬉しいことに、大宴会場がいっぱいの、50人の方にお越しいただきました。

 まったくの住吉史彦個人の会で、しかもただ食って飲むだけの、何の意味もない会に、これだけ多数の方が来て下さって、本当に有り難いことです。

 中でも西と北の、すき焼きの老舗中の老舗=「三嶋亭」(京都市)のM社長と「登起波牛肉店」(米沢市)の〇社長が遠路ご参加下さり、嬉しかったです。

 宴会が始まるや、年の近いもの同士、すき焼きを囲んで、痛飲また通院イヤ痛飲。結果、人脈大交流会と化して、夜も更けました。

 余興の「勝ち抜き!超マニアックすき焼きクイズ」も盛り上がりました。

  私は挨拶に立ち、万障繰り合わせて駆けつけて下さった、大勢の皆さんを前に、感極まって申しました、

  「皆さん・・・・・意外と・・・・・ヒマなんですねえ!」

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溶けるトイレット・ペーパー

 8/27に浅草料理飲食業組合の役員会がありました。

 この時話題になったのは、外国人観光客のマナーの問題です。迷惑している店もあるようで、なにか啓発のための、サインかポスターが必要だ、という意見が出ていました。

 外国人の方には全く悪気がないのに、受け入れ店にとっては迷惑至極なケースがあります。例えば、トイレット・ペーパー。

 私も最近知りましたが、トイレット・ペーパーは世界中どこでも水に溶けるわけではないようです。

 水に溶けなければ、便器に流せませんね。だから、トイレット・ペーパーが水に溶けない国から来た人は、使用済みの、良い香りのペーパーをトイレの室内に置き捨てて(!)行ってしまうのです。

 最初にその行為を目撃した、店の人の驚きは、どれほどだったでしょう。

 また物を買うときに値切るのは、ごく当然と思っている人種もいます。これに腹を立てている、浅草の商売人は多いです。

 しかし、そういう人をバカにしてはいけません。日本だって近代的小売業=デパートメントストアが誕生して「正札掛け値無し」と宣言するまでは、値切るのがごく当然だったのです。

 だから、その昔店側は、値切られても利益が出るよう、最初から高めに値をつけていました。あるいは、そもそも値段を表示せず、客によって値段を上下させる店も多かったようです。つまり、日本が少し先に近代化しただけのことです。

 これまで日本に観光に来ていた方々は、日本より先に近代化した欧米の方ばかりでしたが、状況は変わり、日本より後発の国の方も、たくさん観光に見えるようになりました。

 要するに、浅草サイドが先方の習慣を知り、やられて困ることは最初から禁止事項として掲示するよりないと思います。日本が好きで日本に観光に見えているわけですから、禁止されているのに、あえて反抗するような人は、そういないと思います。

 例えば、いくらカッコ良くても、「ちんや」の社長には「肖像権」という近代的権利があるので、所属事務所に断らずに、やたらめったら写メを撮ってはいけない、とか、ね。

 

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断腸亭日乗の中の、すき焼き

 月刊「百味」9月号が届きました。

 今月号には「かぶちゃん」こと鏑木武弥さんと、私の対談記事が載っているので、そこを先に読んでしまいましたが、やはり「百味」に連載されている、向笠千恵子先生の「続すきやきものがたり」も必読です。

 読みますと、終戦前日の昭和20年8月14日、文豪・永井荷風と谷崎潤一郎が一緒にすき焼きを食べるくだりが紹介されています。双方の日記に載っているそうですが、私はウカツにも知りませんでした。

 荷風は、浅草にとても縁のある作家でしたので、一応勉強をしたつもりでしたが、この部分は「戦争で疎開中だから浅草には関係ないな」ということで見逃しました。

 この日の荷風の日記『断腸亭日乗』には「燈刻谷崎氏方より使の人来り 津山の町より牛肉を買ひたれば すぐにお出ありたしと言ふ。」とあり、二人ですき焼きの鍋を囲んだようです。

 「津山の町より」というのは、岡山県津山市のことで、二人とも戦争中は、岡山県に疎開していたのです。その疎開先での出来事です。

 荷風が足しげく通った浅草の店と言えば、蕎麦の「尾張屋」さん、洋食の「アリゾナキッチン」さん、「どぜう飯田屋」さんが代表で、「ちんや」も『日乗』に出ては来ますが、頻度は比較になりません。だから、すき焼きが好きという印象はありませんでした。

 8月14日も、谷崎の方から誘ったようですね。

 それにしても「牛肉を買ひたればすぐにお出ありたし」というのは良いですね!

 今とは肉の貴重さ加減がもちろん違いますが、肉が入ったから⇒会う、という順番がなにやら楽しい感じにさせてくれます。

 現代の文化人の皆さんも「ちんやにて牛肉を買ひたればすぐにお出ありたし」という具合に行っていただきたいですね。

 追伸

  誠に勝手ながら、8/31〜9/2まで店を休んでおります。遅い夏休みです。ご寛容をお願い申し上げます。

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 *「百味」については、こちらです。

*「かぶちゃん」との対談については、こちらこちらをご覧下さい。

 

電気ブランって何ですか?

 8/26、「ちんや」の研修委員会を開きました。

 「お客様に聞かれて困った質問」の収集具合が、このところイマイチなので、気合を入れて集めるように指令を出しました。

 収集具合がイマイチになる理由は、わからないでもありません。「ちんや」の御客様は、すき焼き屋の業務外のことをお尋ねになることが、やたらと多いのですが、そのご質問に答えられなくても、業務上具体的な支障はありません。例えば、

「ほら、何て言ったっけ、吾妻橋のところで、アコーデイオンひいて、昭和歌謡をやってるバンドの名前、何だっけ」

―なんていうご質問が飛んできますが、そのご質問にお答えできず、

 「あー、お姐さんも知らないかあ」で終わってしまっても、業務上支障はありません。すき焼きや肉のことを知らなければ、それはNGですが、バンドの名前は知らなくてもOKといえなくもありません。

 でもやはり、いろいろな話題を常にフォローしていて、そうした会話を小気味良くこなすタイプの人間の方が、接客に向いています。楽しく接客できて、お客様は勿論、自分も愉快です。

 逆に担当の係が自分の話題に全然からめないタイプの人間だった場合は、お客様はガッカリして、「ビール持ってきて!」「酒持ってきて!」といった用件以外のことを言わなくなります。

 それでは、お互いつまりませんよね

 先日「ちんや」へ食事に見えた旧知のT社長が、二次会つきあってくれ、とおっしゃるので、夜の街へお供したところ、そこの店のお姐さんが「デンキブラン」を知りませんでした。

 千葉県松戸市出身の22歳だそうですが、「デンキブラン」というのは、電気メスとか電気ショックとか医療関係の用語だと思った(!)のだそうです。

  「デンキブラン」を知らないと聞いて、同行の浅草関係の3人は絶句。

 昭和歌謡バンドの名前を知らないのは許すとしても、「デンキブラン」を知らないとは!その店は、浅草から2キロ以内にあり、結構散財させる店なのに、です。

 その後は、そのお姐さんと会話するのは止めにして、カラオケに突入しました。妙に盛り上がりましたが、虚しさが残りました。

 お姐さん、「デンキブラン」を知らなくても、給料減らされたりはしないでしょうが、その世界で楽しく働きたいなら、奮励努力をお願いしますよ、今からでも。

追伸

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*「デンキブラン」については、こちらです。

* 「困った質問」については、こちらです。

林家たい平師匠の、落語の会@ちんや

 8/30の夜、「台彪会(たいひょうかい)」の、夏のお楽しみ企画として、

 林家たい平師匠の落語の会を開催しました。会場は「ちんや」でお引き受けしました。

 この企画は、昨年の夏に「台彪会」メンバーのSさん(「万年堂」ご経営)の御尽力で開催したのですが、大好評で「また来年も是非!」ということになり、今年二回目を開催したものです。

 去年を上回る、55人の方が集まり、また「台彪会」の師・二条彪先生にもお越しいただいて、大盛況でした。

 去年今年も、師匠は大熱演ですし、また広くはない空間で、師匠の高座を自分達だけで独占できるところが醍醐味です。公共のホールなどの広い会場でないのが、良いところです。

 高座終了後には、やはり「台彪会」メンバーで、「三益酒店」ご経営のSJさんに、御酒をご手配いただいて、二次会をセットしました。師匠も二次会までおつきあい下さり、メッポウ楽しい夜になりました。

 こういう、底抜けに明るい会が、もっと頻繁にあるといいな、ということで、はやくも来年の話しになりました。

 忘年会の日も、もう決めようと言うし、どうも気が早いです、このメンバー。

 たい平師匠が、この日のことを句にして、ご自身のブログに載せて下さいました。

 「 すき焼きを つつく仲間の 熱いこと  」  

 座布団10枚! 山田君。(旧いかなあ)

追伸

 誠に勝手ながら、8/31〜9/2まで店を休みます。遅い夏休みです。ご寛容をお願い申し上げます。

 休み中も、ブログは書き溜めがありますので、「予約投稿」でUPする予定ですが、Twitter(http://twitter.com/chinya6th)の方はつぶやかないと思います。よろしくお願い申し上げます。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

 なお、このブログは本日で6ヶ月連続更新達成です。ご愛読に感謝申し上げます。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

*「台彪会」については、こちらです。

*たい平師匠のブログは、こちらです。

アド街ック天国、浅草雷門

 テレビ東京の番組『出没!アド街ック天国』が、サンバの日(8/28)の夜に、「浅草雷門」を特集して放送しました。「ちんや」もお採り上げいただきました。

 『アド街』は「地域密着系都市型エンターテイメント」番組で、毎週様々な街にスポットを当てて紹介してゆく、という趣向です。1995年放送開始の老舗番組で、毎週土曜日に放送されているので、ご存じの方も多いと思います。

 その、今週のお題が「浅草雷門」だったのです。

 「ちんや」も出ました、と言っても、正確には系列店の「ちんや亭」が出たのです。ところが、「ちんや亭」は、席数15席だけの小さい店ですので、テレビの視聴者の方が殺到すると、大変です。すぐ行列が出来てしまいます。

 対応するため、8/29は「ちんや」の座敷から「ちんや亭」へ人手を出しました。仕事内容としては、

①行列している方の組数と、各組の人数を把握して、帳面に書き込んだり、

②行列している所へ、さらに行列しようとなさる方に、待ち時間をお知らせしたり、

③冷房のきいていない、暑い所(=地下の廊下)に並ばせていることをお詫びしたり、

④席が空いたら、机の上を清掃⇒次の方を誘導したり、

⑤ 売り切れが出たら、その情報をお客様に伝達したり・・・

とかです。

  私も当然、現場に入って汗をかきました。

 ここで、ブログ読者の方にお願いです。

 今すき焼きを、食べたくなっても、1週間程度我慢して下さい。

 聞けば、テレビの影響は1週間くらいで解消するそうですので、それまでは、ご高配を賜りたく、お願い申し上げます。敬白。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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熱狂の浅草雷門 暑かった、第30回浅草サンバカーニバル

 8/28は、第30回浅草サンバカーニバルの日でした。

 「浅草サンバ」は、30年前に当時の内山栄一・台東区長と喜劇俳優の伴淳三郎さんが、「浅草の新しいイメージをつくるもの」として提案、その頃は出場チームも多くはなく、盛大とは言いがたかったのですが、いつのまにか30年。

 今や「日本最大のサンバカーニバル」であるのは勿論ですが、なんでも「ブラジル以外の、世界で最大」でもあるそうです。

 サンバ当日は、大変な人出なので、是非「ちんや」のすき焼きを食べたい、という方は、そもそも、サンバの日を避ける傾向があります。

 その辺の事情は、「三社祭」や「隅田川花火大会」の日と同じことです。実は、「ちんや」としてお客様がさほど多い日ではありません。

 でも、やっぱり結構忙しい日でした。

 まずカーニバルのスポンサー会社の、重役さんが「ちんや」で食事をされるので、ここはキッチリ仕事をしないといけません。

 それから、地元のケーブルTV局から、カーニバルの番組を作るので、出演タレントさんの控え室として「ちんや」の個室を貸して欲しい、と依頼されました。これも対応しないわけにいきません。

 その撮影隊が撮った映像を見た方は、いずれ浅草にお越しいただきたいと思います。

 それにしても、暑かったです、この日は。猛暑で元々暑いのに多数の人が集中するので、さらに熱くなりました。

 ブラジルより暑かったかも。

 ところで、8/28の夜9時から、テレビ東京系列の番組『出没!アド街ック天国』が浅草雷門を特集して放送しました。「ちんや」も出ました。ご覧になった方もお出でかもしれません。

 そこで、ブログ読者の方にお願いです。

 今すき焼きを、食べたくなっても、1週間程度我慢して下さい。

 「ちんや」も出ました、と言っても、正確には系列店の「ちんや亭」が出たのです。「ちんや亭」は、席数15席だけの小さい店ですので、テレビの視聴者の方が多数殺到すると、大変です。すぐ行列になってしまいます。

 聞けば、テレビの影響は1週間くらいで解消するそうですので、それまでは、食べたい気持ちを持続!して下さい。よろしくお願い申し上げます。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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熱狂の浅草雷門 第30回浅草サンバカーニバル

 8/28は、第30回浅草サンバカーニバルの日です。

 「浅草サンバ」は、30年前に当時の内山栄一・台東区長と喜劇俳優の伴淳三郎さんが、「浅草の新しいイメージをつくるもの」として提案、その頃は出場チームも多くはなく、盛大とは言いがたかったのですが、いつのまにか30年。

 今や「日本最大のサンバカーニバル」であるのは勿論ですが、なんでも「ブラジル以外の、世界で最大」でもあるそうです。

 今年は、踊り子さんが熱中症になるのが心配される中、予定通り開催されます。

 サンバ当日は、大変な人出なので、是非「ちんや」のすき焼きを食べたい、という方は、そもそも、サンバの日を避ける傾向があります。その辺の事情は、「三社祭」や「隅田川花火大会」の日と同じことです。

 花火の日と同様に、今年はこの日に限り、値段を少し下げてみることにしました。お食事中騒々しいのだけを、我慢していただけば、お安いです。

 はい、それはかなり騒々しいです。でも、まあ、楽しいですよ。

 ご高配を賜りたく、お願い申し上げます。敬白。

 ところで、8/28の夜9時から、テレビ東京系列の番組『出没!アド街ック天国』が浅草雷門を特集して放送します。「ちんや」も出ます。

 そこで、ブログ読者の方にお願いです。

 この番組を見て、食べたくなっても、1週間程度我慢して下さい。

 「ちんや」も出ます、と言っても、正確には系列店の「ちんや亭」が出るのです。「ちんや亭」は、席数15席だけの小さい店ですので、テレビの視聴者の方が多数殺到すると、大変です。すぐに行列になってしまいます。

 聞けば、テレビの影響は1週間くらいで解消するそうですので、それまでは、食べたい気持ちを持続!して下さい。よろしくお願い申し上げます。

  本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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