参拝

本日㈱ちんやの全社員を引率して、浅草神社に昇殿参拝します。

参拝の趣旨は、

・私達が「浅草の街に生かされている」ことにつき、感謝の気持ちを捧げます。

・仕事の段取りより、お客様の方を向いて働くと誓います。

・食べ物は、他の商品と違い、命に直接かかわる品物であることを再度認識します。

の3点です。

まず一番目の件ですが、私達の店は浅草に見えるお客様に支えられているわけで、最近私が「適サシ肉」宣言を行ったのも、お客様の御口に合う肉を求めた結果でした。

その浅草の「そもそも」である三社様に、まず感謝を捧げたいと思っています。

お祓いを受けている最中は、ボケーとするのではなく、全員が心の中で以下↓を唱えることに致します。

「東京都出身、台東区浅草1丁目3番4号在住の住吉史彦でございます。いつも在り難うございます。今後とも、よろしくお願い申し上げます。」

続いての件ですが、「ちんや」の肉を神様に奉納する儀式を通じて、認識を深めます。

参拝の際にブロック肉を「三宝」に載せて、お祓いしていただき、その後奉納。

一部は弊店に下げ与えていただきます。

下げ与えていただいた分は、すき焼き用にカットして、「ちんや」で皆で食べます。

これこそが「直会」(なおらい)です。

直会と言うと、祭りの打ち上げ宴会と思っている方がいますが、元々は違います。

この宴会を通じて、食べ物は、他の商品と違い、命に直接かかわる品物であることを再度認識したいと思います。

また参拝の様子をリクルート用のサイトに掲載することで、将来の社員にも、弊社がそういう会社であることを知ってもらいたいと思っています。

三社様のご厚意により、神様を撮るのは勿論NG、また祝詞をあげている最中に撮るのはNGなれど、拝礼中の弊社員や、三宝に載った肉を撮るのはOKということで、これも在り難いことだと思っています。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.559日連続更新を達成しました

区政70年

朝のテレビの天気予報のコーナーを視ておりますと、スカイツリーが映し出され、

こちらは今朝の東京都墨田区の様子です♡

と、お天気お姐さんのアナウンスが流れます。

スカイツリーの足元には隅田川の流れが。

と、いうことは、カメラが設置されているのは、隅田川の西岸の浅草側。つまり台東区ですよねえ。

どうも最近、スカイツリーの開業以来墨田区の知名度が台東区を上回って来た感があります。

私の地方の知人も、浅草って、す、墨田区でしたよねえ・・・などと言います。

うーん。

台東区は今年が区政70年になるのですが、70年かけてもこの名前は定着しなかったようです。

台東区の前身である旧浅草区も旧下谷区も個性のある区だったため、1947年に合併した時名称の件で大揉めに揉めました。で、妥協策として登場したのが「台東区」。私はてっきり造語かと思っていたのですが、中国の康煕字典に載っている瑞祥地名を引っ張って来たものだそうな。

お芽出たいのと定着するのは違ったのですね。「だいとう」か「たいとう」かで迷ってしまうという点も今市でした。

で、区政70年。

区役所の新年会で区長さんは記念行事をすると言っていましたが、知名度の件を考えた方が良いと思います。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

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履物供養

ある日「東京新聞」の一面に知人が大きく出ていて驚きました。

出ていたのは、浅草の和装履物店「辻屋本店」の四代目・富田里枝さんです。

昨年出版した私の対談集『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』で、私と対談してくれた方です。

その里枝さんが、浅草神社(三社さま)で「履物供養」を開催するというのが、今回の記事の内容ですが、それにしても大きく、カラーで目立つ記事です。

目だったのは、「履物供養」が今回初めて開催されるからです。「針供養」が以前から浅草寺境内の淡島堂で開催されていたので、FBで彼女が「履物供養」を告知する投稿をUPした時も、私は詳しく読まずに、

ああ、今年も「履物供養」があるのか・・・

と思ったのですが、実はこれが初めてだったとか。不勉強でした。

この記事が大きかったのは、その「初めて」の件だけではなく、浅草花川戸の履物街の歴史をも伝えていたからです。

記事を引用しますと、

「浅草は日本最大級の「履物の街」だ。明治時代に鼻緒を作る店が集まったことで問屋もでき始め、戦前の最盛期には、花川戸と呼ばれる地区に草履や下駄を扱う問屋が二百五十軒もひしめいた。」

その後、草履や下駄を履く人は少なくなって、スリッパに転換、そのスリッパも生産が外国にシフトして、かつての活気は失われましたが、今でも四十軒ほどが頑張っています。

その中で「辻屋本店」さんは、かつての履物屋の形態を色濃く残しているお店さんです。

「かつての履物屋の形態」とは、客の足に合わせて下駄に鼻緒を取り付ける作業を、店先でやってくれるということです。この作業を「すげる」と申します。

「すげる」作業が店先で、いつでも出来ることを「辻屋」さんは重要と考えておられて、これは大変立派なことと私も思います。

それで私の本『何故浅草は・・・』の、里枝さんに出ていた章のタイトルは、

「履物の町」浅草で職人がいる履物店

にしました。

今回の記事と私の本で、履物という浅草の地場産業のことが、より知られるようになれば幸いです。

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。 3年連続掲載です。ありがとうございます。

追伸②

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江戸あそび

浅草花街「草津亭」さんの「江戸あそび」をいただいてきました。

「江戸あそび」というのは昼席のメニューの名前で、私は、現在地に移転してから初のランチです。

そもそも、「草津亭」は明治五年の御創業。

初代の方が信州善光寺への信仰が篤く、善光寺参りで宿泊した際、夢枕に大黒天が現われ、

「汝、草津温泉の湯の花を持参し温泉を開業せよ、必ず繁盛する夢々疑う事なかれ」との御告げがあり、早速草津温泉に立ち寄り、湯の花を持ち帰って温泉割烹を始めたところ、大変な盛況となったとかです。

その由来を記した看板にも風格があります。

さて「江戸あそび」は、12種の可愛い小鉢の他に、お椀や煮物も付いている、というお得なメニューです。

小鉢と言っても、作る手間はもちろん同じ。

お訪ねした日はまだ11月でしたが、東京で11月24日に観測史上初の、11月の積雪を記録しましたから、秋の料理を、もう冬の料理に切り替えましたと言います。流石です。

デザートに至るまで大変結構でした。ご馳走様で

追伸①

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追伸②

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中村屋

今年は浅草で有名人の「お練り」が多く、ありがたいことだと思っていますが、これだけ可愛い「お練り」は記憶にありません。

歌舞伎俳優の中村勘九郎さんの、5歳と3歳の息子さんが初舞台を踏むことになり、その「お練り」が先日行われました。

来年二月に東京・歌舞伎座で上演される「猿若祭二月大歌舞伎」で、

長男の波野七緒八さん(5)が三代目中村勘太郎を襲名、

次男の波野哲之さん(3)は二代目中村長三郎を襲名するので、今回は、その披露目です。

お二人の行列には、浅草の祭囃子の山車や、鳶職による木遣り連中、浅草芸者衆も加わって、賑やかなものになりました。

沿道の人出は約1万5千人だったとか。

芽出たいですね。

待ってました、中村屋!

追伸①

今年も「ミシュランガイド東京2017」に載せていただきました。

3年連続掲載です。ありがとうございます。

 

追伸②

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お伽歌劇

昨日から「浅草オペラ」の話しをしています。

当時の演目は、まず本格的なオペラ。

有名なところでは『カルメン』『椿姫』『リゴレット』。リヒャルト・シュトラウスの、あのシリアスな『サロメ』を浅草でやったこともあるというから驚きます。

オペレッタも勿論演ります。例えばオッフェンバックの『天国と地獄』。古いCMで「カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂!」というのがありましたが、あれは『天国と地獄』序曲の替え歌です。

その一方で、当時の日本人作曲家による新作で、今日ほとんど上演されない作品も上演されていましたが、その中に「お伽歌劇」と言われるジャンルがありました。日本の童話・民話などを題材にして、それに曲と芝居を付けたもので、小学校唱歌を舞台に上げたようなものだと思えばイメージできると思います。演じる格好は歌舞伎のような白塗りでした。

「タカラヅカ歌劇」がお好きな人は、「桃太郎」にもとづいた、お伽歌劇「ドンブラコ」をご存知だと思います。1914年(大正3年)宝塚新温泉に「宝塚少女歌劇」が初登場した時、最初に上演した演目が「ドンブラコ」だったからです。

昭和に入ってから「タカラヅカ」はフランス風のレビュー「モン・パリ」を成功させて、次第に「お伽歌劇」をやらなくなりますが、一番最初は「お伽歌劇」だったのです。

「浅草オペラ」のスターも「猿かに合戦」「武者会議」などを歌っていました。あの「ペラゴロ」達も全部洋楽では満足できず、このように「和もの」も観ていたと言いますから面白いことだと思います。

さて、ここで私は「浅草オペラ」と「タカラヅカ」を対比して書いています。

「浅草オペラ」は、ゴシップ・ジャーナリズムの波に飲み込まれて、「発展女優」が跋扈するようになって、数年で滅びてしまいました。

一方の「タカラヅカ」もほぼ同じ時期にスタートしましたが、創業100周年を迎えて隆盛です。タカラヅカ名物のラインダンスの衣装など、当時は結構刺激的に感じた筈ですが、「清く・正しく・美しく」、今日まで立派に続いています。

似たような演目を上演していて、衣装のエロさもさほど変わらなかったにも関わらず、結果は大違いとなりました。

「浅草オペラ」は、廃止になった帝国劇場洋劇部の残党が、オペラを諦め切れなくて始めたもの。

「タカラヅカ」は、宝塚新温泉へ集客する為の「客寄せ」。

あれ?最初は浅草の方が真面目? しかし結果は逆でした。

逆になった理由は、小林一三という経営者に恵まれたかどうかだと私は考えます。

一三翁は「タカラヅカ」を進化させるため、講師を招聘したり、海外視察に行かせたり、投資を惜しみませんでした。またタカラジェンヌ達を、親身になって面倒をみました。

浅草の興行主は一三翁の逆。流行に酔ってクオリティーは後まわし。売れなくなった浅草女優達の末路は哀れでした。

これは大きな教訓だと思います。

追伸

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

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浅草オペラ

日刊ゲンダイさんが「浅草通になれる本特集」の中で拙著『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』を採り上げて下さいました。喜んで拝見しましたら、拙著と並んで小針侑起著『あゝ浅草オペラ: 写真でたどる魅惑の「インチキ」歌劇』という御本が紹介されていました。

私も、かつてクラシック音楽の端っこを齧った者ですから、読まない手はないと思い、購入しますと・・・

まず小針さんという方、存じ上げない方だなあと思いましたら、お若い方ですね。ご専門は、浅草オペラ史研究、近代芸能史研究(映画、演劇、音楽)とあります。所謂音楽評論畑の方ではないようで、今回そこが良かったと思いました。

さて、「浅草オペラ」について書かれた普通の本を読みますると、たいてい、どの歌手が、どの劇場で、どの演目を上演したかが列挙されていて、まとめの言葉として「日本国内におけるオペラ、および西洋音楽の大衆化に大きな役割を果たした。」などと書かれています。真面目です。

その一方で「浅草オペラ」には、熱狂的な若いファン「ペラゴロ」(オペラ+ゴロツキ)がいたことも知られています。その行動はゴロツキと言われるほど過激で真面目さは微塵もなくて、なぜそんなに熱狂的なファンがついたのか、上演されたオペラの演目を知っても、全然理解できません。しかし今回の御本を読むと、その経緯がすごく良く分かるのです。

今回良く分かったことは、

浅草のオペラを「浅草オペラ」たらしめるのに非常に大きな役割を果たしたのが、ゴシップ・ジャーナリズムだったということです。「浅草オペラ」の女優は、当時台頭してきたゴシップ・ジャーナリズムの、とても重要なネタだったのです。

そもそも「浅草オペラ」は、廃止になった帝国劇場洋劇部の残党が民間で活動を始めたものです。だから帝劇など行ったことのない庶民にとっては、「高嶺の花」だった人が猥雑な浅草の小屋に移って来たという話しだけで興味津々でした。

加えて、本格的なバレエの装束が当時の庶民には見慣れぬ新奇なものでした。例えば、妖精の踊りをやる場合、帝劇の広い空間で、立派な神代のセットを背景に踊れば妖精に見えますが、浅草の小屋の至近距離でそれを観た場合、胸元に光る汗まで見えてしまうわけで、妖精には見えず、女の肉体にしか見えません。これが安く観られるのですから刺激的でした。

こうして、「浅草オペラ」の女優はゴシップ・ジャーナリズムのネタになり、それに扇動された若者が浅草へ殺到したという次第です。

そういう状況ですから、音楽に真面目な女優さんは浅草を去って行き、やがて芸事はさて置いて、人気獲得競争に身を投じる女優=「発展女優」が登場します。

「ペラゴロ」が高じてくると、自分がスポンサーに成って女優の名を刷った幟を製作するという習慣が出来ますが、その幟の本数が人気のバロメーターですから、「発展女優」の中には1本でも多く獲得するため、「ペラゴロ」との食事につきあい、酒につきあい、場合によってはその後も・・・という噂が流れて、これがまた刺激的に報道されます。

小針さんは、当時のこうした加熱報道の資料を実にたくさん引用して、「浅草オペラ」の実像を読ませて行きます。女優を語る形容詞として「淫蕩」「淫堕」といった言葉が並び、音楽の内容はそっちのけだったことが分かります。とほほです。

こうした「浅草オペラ」を大正12年(1923年)関東大震災が襲い大打撃を与えますが、実は、それ以前から飽きられ始めていました。最初は刺激的でも、見慣れてしまえば、さほど刺激的ではなくなるからです。

熱狂的な人気があったのに震災後再建できなかったのは、震災以前から内容面で衰退に向かっていたからなのでした。ここは大きな教訓です。

浅草は、震災・戦災・1970年代の衰退と、20世紀に3度の危機を経験しますが、生き延びるかどうかの境目は、こういう所に在ったのかな、と私は愚考します。

なお、そんな「浅草オペラ」でしたが、今日の観点から見て、注目すべき演目も上演していました。それは「お伽歌劇」ですが、その話しまで書くと長くなるので、続きは明日の弊ブログで。

追伸①

CSフジテレビONEの

『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、11/26(土) 15:50~16:20です。

 

追伸②

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金沢クイズ

「浅草うまいもの会」の研修旅行で、金沢の旅館「滝亭」さんに行きました。

お湯も、お庭も、お料理も結構なもので大変勉強になりました。若主人の谷崎さん、誠にありがとうございました。

さて、旅行ですから懇親会があり、毎度余興担当の私は「金沢クイズ」を作成しました。皆さんも解いてみて下さい。

<金沢クイズ>

・金沢と言えば兼六園。兼六園と言えば日本三名園の一つですが、さて「三名園」とは、兼六園と水戸の偕楽園と、もう一つは何園でしょう?

1成趣園(熊本市水前寺) 2六義園(文京区本駒込) 3後楽園(岡山市)

 

・金沢と言えば芸事の街。花街が3箇所ございますが、さて、その三花街と言えば、東茶屋街(ちゃやがい)・西茶屋街と、もう1箇所は何街でしょう?

1片町 2主計町 3古町(*ちなみにですが、主計町は1970年に金沢市尾張町2丁目の一部となり、この時「主計町」の地名が消滅しましたが、住民運動により、1999年旧町域に改めて「主計町」が成立しました。これが全国初の旧町名復活です。」

 

・金沢と言えば食文化の街。海山の食材が集まりますが、さて、その食材が扱われている市場はどこにあるでしょうか?

1柳橋市場 2近江町市場 3香林坊市場

 

・金沢の芸術家と言えば文化功労者の大樋長左衛門先生が有名ですが、さて大樋先生の専門ジャンルは、さて何でしょう?

1漆の蒔絵師 2陶芸家 3日本画家

 

・食べ物の問題です。金沢市は、ある食べ物の、市民1人当たり購入額が全国第1位です。さて、その食べ物とは何でしょう?

1和菓子 2塩干物 3漬物

 

・政治の問題です。衆議院石川県第1区すなわち金沢市選出の衆議院議員は、ずばり誰でしょう?ヒント有名な人です。

1森喜朗 2馳浩 3稲田朋美

 

・金沢には「金沢ことば」という独特の方言があります。さて「金沢ことば」の「ぐっすい」の意味は標準語では何でしょう?

1いい加減だ 2ずるい  3わざとらしい

 

・金沢には「金沢ことば」という独特の方言があります。さて「金沢ことば」の「はつめーな」の意味は標準語では何でしょう?

1かわらしいい 2利口だ 3おとなしい

<正解は明日の弊ブログで!>

追伸①

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放送は、11/26(土) 15:50~16:20です。

 

追伸②

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猿マネ

1031日はハロウィーンでしたね。この次のイベントと言えば、

11月17日のボージョレ・ヌーボー解禁です。

ええ、もちろん日本の話しですよ。

海外のイベントの猿マネは止めるべきだ!

・・・なんてことは私は申しません。浅草もサンバカーニバルをやってますからね。

実際、お子さんが仮装して楽し気に街を歩いているのを観るのは悪くありません。90年代後半より日本のハロウィーン業界を先導してきた、東京ディズニーランドのイベントが本当に楽しいというのも良く分かります。

しかしですね、街興し・地域興しのために、商店街や自治体が多額の資金を投じて、ハロウィーン・イベントをやることにはあまり賛成できません。やっても良いのだけど、キチンと根付くまで相当の覚悟をするべきですよ、と申し上げておきます。

草創期の「浅草サンバ」が大変だったからです。

かつては台東区役所や上野駅の職員さんまで動員して、必死に参加者を確保していた時期がありました。「浅草でサンバなんて、どうかしている」と言われたこともありました。それでもメゲずに35年間続けてきたから、今日があるのです。

「流行っているから」というだけで手を出すのはいかがなものでしょうか。

ある日テレビで有名コメンテイターが「猿マネ・ハロウィーンはもう止めるべきだ!」と言うかもしれませんよ。それでもメゲずに続ける覚悟が要ると思います。

本来なら、地道に「商いを強くする」ために使うべきだった資金をハロウィーンに投じるのですから、何年もメゲずに続ける覚悟が要ると思います。

蛇足ですが、11月11日は鷲神社の「酉の市」です。ご来場くださいまし。

追伸①

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『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、11/20(日) 10:00~10:30です。

 

追伸②

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浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

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Inner Landscapes

Inner Landscapes という展覧会を観てきました。私が「台東区アートアドバイザー」としてお手伝いさせていただいている展覧会です。

このプロジェクトはフィンランドの古都トゥルク市で、写真家のマルヤ・ピリラさんが創めました。

ピリラさんは、この街に暮らす高齢者を訪ねて、今の暮らしぶりを写真に撮り、さらにアルバムや日記を見せてもらって、それぞれの個人的な歴史を視覚化しました。

トゥルクの街の過去と現在、

激動の20世紀の記憶、戦争、労働運動・・・

忘れてはいけないものが、そこに在ります。

この試みに注目した二人の人がいました。1976年千葉県生まれの崔聡子さんと、1980年東京都生まれの蔵原智子さんです。

二人は陶芸家で、ピリラさんから提供された画像を陶器に転写して、陶芸作品を創りました。

その陶芸作品と写真を両方を、谷中のHAGISOで展示しているのが、今回の展覧会です。

このプロジェクトは、さらに今後谷中で展開されると聞きます。トゥルク市でやったのと同様に、谷中の高齢者を訪ねて行くとか。谷中は空襲に遭っていませんから、アルバムなど期待できると思います。

フィンランドから、もろもろ日本に持ち込むので大変経費がかかるということで、「台東区芸術文化支援制度」が助成を致しました。

どうぞ、ご覧ください。11/6までです。

追伸①

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『寺門ジモンの肉専門チャンネル』に出演させていただきます。

芸能界一肉に詳しい男」寺門ジモンさんが送る肉料理に特化した待望の肉専門番組が、これです。出られて光栄です。

放送は、11/04(金) 11:30~12:00

11/08(火) 10:20~10:50 です。

追伸②

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題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

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2016年2月25日発売

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