弁当とテイクアウト

「うし重」のテイクアウトを販売させていただいております。

味の面では、自分で食べても旨いですので、ご満足いただけているだろうと思っておりますが、利便性の面では不便に感じておられる方が多かろうと思います。

事前に在庫をいくつも見込みでご用意して、並べて売っているわけではないからです。

事前に作っておけば、すぐ手に取って買えますが、「うし重」は、お越ししただいて、ご注文いただいて、出来るまでお待ちいただく方式だから不便なのです。

・事前に作って並べてあるものは「弁当」

・料理が出来たら、それを持って帰るのが「テイクアウト」

ですが、見た目は両方とも弁当のような形をしているので、たまに誤解が生じます。

弁当を買いに来たのに不便だなあ!と言われると、テイクアウト屋としては辛いところです。

「弁当」は出来上がってから、食べられるまで、かなり長い時間がかかりますから、衛生状態を保つために、

まず「冷やし込み」をして温度を下げます。そして冷蔵ケースに入れた状態で売ります。

そして、多くの場合保存料を入れています。

対するに「テイクアウト」は、出来立てをお渡しします。

加熱した直後は熱で殺菌されたばかりですから安全ですが、放置すれば次第にぬるい温度になり、入り込んだ細菌が増えて食中毒を起こします。

で、「ちんや」の「うし重」は「1時間以内にお召し上がりください」と言っています。おそらく2時間くらいOKだろうと思っていますが、きびしめに「1時間」と言っています。それが「テイクアウト」です。

実は最近流行りの「フードデリバリー」も、この「テイクアウト」に準じるものですから、配達員は客にいつまでに食べ切るべきか伝えないといけないはずですが、果たしてそれが出来ているでしょうか、ね?私は、まだ一度も「ウー♡ー」は頼んだことがないので、その辺の実態はどうなのか、実は存じません。

食中毒シーズンに入りましたので、お気をつけ願いたいものです。

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平年値

5月中から九州の皆さんは、土砂災害に気をつけろと言われているようです。地球温暖化で豪雨の季節が平年より早まっているからです。

そして、その平年自体も最近の温暖化傾向を受けて、暑く修整されるそうです。

気象庁の平年値って、私は毎年更新されているものとばかり思っていたのですが、更新は10年に一度だったのですねえ。

これまでは1981年から2010年までの30年間の観測値を平均して平年値を出していましたが、今後は1991年から2020年までの観測値を基にします。

と、いうことは、最近の異常気象が平年に反映されてくるわけです。

新しい平年値では当然気温が高くなり、降水量も増えます。梅雨入りも早まります。

旧平年値より猛暑日(35℃以上の日)が年間4日以上増えた場所は、前橋市・熊谷市・甲府市・京都市・岡山市・高松市と6市もあったそうな。

そんなに暑いなんて、すき焼き屋は、やりにくい地球になりました。

これからは陽気に合わせて、北へ南へと店の方が移動するのが、正しいやり方になるのかもしれません(笑)

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ワクチン接種

85歳の父がワクチン接種一回目を終えました。

接種に行ったのは、防衛省の方です。

地元接種と防衛省の予約開始日が同じ日だったのですが、防衛省は昼頃にアクセスできました。

意外と早く、接種日も早め。ラッキー。

一方地元の方は、長時間「アクセス制限中」のままだったので、こういう次第になりました。

雨の日で外出を止めたお年寄りも多かったのか、空いていたそうです。

ご手配いただいた関係者の方々に御礼申し上げます。

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闘牛

ふーん!へえ!というニュースが流れてきました。

オリンピック関連のニュースですが、どこかのんびり感があるニュースでした。

南日本新聞社によれば、

「東京五輪・パラリンピック参加国とホストタウンの交流を巡り、東欧のボスニア・ヘルツェゴビナが受け入れ先の伊仙町への訪問を取りやめたことが14日、分かった」

「同国は闘牛が盛んで、徳之島と共通の文化を持つことから、伊仙町がホストタウンに名乗りを上げた。2019年9月には駐日大使らが島を訪問した。町によると、何らかの交流は続ける方針」

ああ、日本は海外から感染拡大中の国と思われているんだなあ。今後どんどん訪日を取りやめる国が増えればオリンピックは難しくなるなあというニュースですが、

私がふーん!へえ!と思ったのは、ボスニア・ヘルツェゴビナにも闘牛があるという件です。

ここで「闘牛」と申しましても、スペインのような、人が牛を刺し殺すものではないです。

牛と牛が、角を突き合わせて相撲のようなことをする闘牛です。

それは日本国内数か所で行われていて、一番盛んなのが奄美の徳之島です。徳之島には伊仙町の他にも島内3町にそれぞれ闘牛場があり、まわり持ちで大会をしています。

歴史あるのは隠岐島。承久の乱(1221年)で流された後鳥羽法皇を慰めるために闘牛を開催した記録があるとか。

新潟の小千谷市では闘牛と言わず「牛の角突き」と言っています。この言い方の方がスペイン式と区別し易いかもですね。

今回闘牛つながりの国際交流が出来なかったのは残念ですが、今年やらなくても、コロナが終わったら推進していただきたいですね。

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ゴミの日

信州の宿屋の跡継ぎだという人が、ある日ツイートしていました・・・

「月一回の「燃えないごみ」の日に、30年以上前のすき焼き鍋やら、土鍋やら、しゃぶしゃぶ鍋を一気に捨ててやった。創業時からあった物で、何年も埃だらけで積み上げられていた。家族もその存在すら忘れていて、捨てた事にも気付かないだろうが、勝手に一人でスッキリした。」

コロナでゴミ整理の時間が出来たのでしょうか。私も一年前の緊急事態の時は、帳場の整理をして、たくさんのゴミを出しました。

このツイートを読んで思い出しましたが、以前は旅館の名物料理として、すき焼きを出しているところが多かったものです。

修学旅行の思い出は旅館で食べたすき焼きだという人もいます。

地元の食材を入れた、一風変わったすき焼きは、私はとても面白いと思うのですが、それはニッチな考えなのかもしれません。

今は旅館に泊まっても、小さい鍋に、ほんの少しの材料を入れた、ミニすき焼きしかお目にかかりません。メイン料理の座から降ろされて、一つのアイテムとなっているのが実態でしょうね。

少し寂しい想いがします。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.104本目の投稿でした。

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後回し

支払うべきお金を後回しにすればするほど、人は信用を失うものだと教えられたことがあり、私もまったくその通りだと思っています。

今日は、そういうタイプの人のお話しです。

実は先週、小池百合子さんからメールが届きました。内容は「営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金・支給決定通知」でした。124万円を送金してくれると言います。

今回の緊急事態の分じゃないですよ。3月8日~31日実施分について、5月10日に支給決定したという件。送金は、ここからまだ「2週間ほど」かかります。

つまり3月頭に始まった件の入金が5月下旬になるという次第。飲食店がボヤくのは当然と思います。

ここでもし、この入金が「すぐ」、たとえば3月半ばだったら、どうなりましょうか。

飲食店の協力率が、ぐぐっと上がっただろうと私は思います。

もちろん、その場合は強い罰則付きです。協力金を受け取っておいて実態は時短しない店があれば、それは公金詐取ですから、多額の罰金とか、きびしい処置をして良いと思います。

「協力金を受け取ったのに時短しない店」として店名公表するのも一手と思います。その店の信用は地に落ちますからね。

そういう処置とセットにしておいて、協力金を先払いすれば、ゼッタイに飲食店の協力率が上がっただろうと私は思います。

そうしないのは東京都が業者を、そもそも信用していないからでしょう。

人って、自分を信用してくれない相手を信用はしないもんですよね。

私は「お上」対「下々」の間においても信用は大切と思っています。そして飲食店の時短協力率は、今のままでは多分上がらないと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.103本目の投稿でした。

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ご指導

緊急事態について百貨店業界が「面従腹背」に転じたと報道されていました。

原則は「休業」でありながら、美術品・宝飾品以外は皆「生活必需品」だとして営業範囲を限りなく拡大しているそうな。

ゴールデンウィークの間、要請対象外となった有名ブランドの路面店や家電量販店などが営業を続け、買い物客でにぎわっていたのを見て、百貨店の方々は「正直ものが馬鹿をみる」と感じてしまったとか。

この傾向、私は飲食店ですが、身に覚えがあります。

この際だから申しますが、日本の行政のご指導って、協力的な会社にばかり行使される傾向があります。

協力的な会社には熱心に指導しますが、非協力的な会社は、ほぼ放置。

非協力会社が何か事故や不祥事を起こしたり、あるいは一般からの通報があれば指導しますが、それ以外は、放置の一手です。

では、協力的な会社に良いことがあるかと言うと、たまに表彰されるくらい。

特定の役所がそうだというわけではなく、どの役所もそうです。

そうした日本の行政のノリが遺憾なく発揮されたのが、今回の休業要請だと思います。

あー、言っちゃった。

ウチはそんなことない!

という公務員さんからの抗議をお待ちしております。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.102本目の投稿でした。

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地域資源

「滋賀県の取り組みに生産地・近江八幡市が、待った!」

というニュースが流れましたが、皆さん理解できていますか?

「近江牛を生産していない市町でも、ふるさと納税の返礼品にできるよう、滋賀県が「地域資源」に認定したことについて、近江牛の生産地・近江八幡市が不当だとして、国に審査を求めています」

って、意味分かりますか?とても分かりづらいですよね。

これを理解するには「平成31年総務省告示第179号第5条第8号」を理解する必要があります。

この告示は「地域資源が豊富ではない市町村への配慮」として出されたものです。

「県内の複数の市町村において地域資源として相当程度認識されているもの」であれば、その商品を生産していない市町村であっても、ふるさと納税に使って良いというのが、この告示です。そう認識されているかは、県庁が認定します。

これにより滋賀県が、「近江牛」は県内の全市町村について「地域資源」だと認定すれば、実際には牛を生産していない市町村であっても、「近江牛」を使ってふるさと納税をして良いということになります。

そんな馬鹿な!とお思いでしょうが、「地域資源が豊富ではない」つまり目立ったブランド産品のない市町村への「配慮」として出された、この告示により可能になるのです。馬鹿げていますが、こういう告示が出ているのです。

例えば、宮城県は「仙台味噌」を県内全市町村について「地域資源」だと認定しており、「仙台味噌」なのに仙台市以外の市町村が売れるのです。実際に生産していなくても。

で、滋賀県も同じことをしようとしたら、牛肉の生産量が多い近江八幡市からクレームが出たという次第です。

実は、滋賀県全体で牛肉の生産が盛んなわけではないです。盛んなのは近江八幡市を中心にした県南東部。それ以外の市町村は生産が少なかったり、生産していなかったりするのに、「近江牛」ブランドにあやかることだけはしたいのです。

まったく変です。

そして詐欺的ですらあります。消費者は、ふるさと納税サイトで売られていれば、その村でその商品が生産されていると信じますよね。それが、そうでないなんて。

「近江牛」の一件は、注目されて良い一件と思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.100本目の投稿でした。

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締めて緩めて締めて緩めて

本日は「三社祭」が予定されていた日ですが、神輿の巡行は、残念ながら中止になりました。神社の境内で式典と祈願祭だけが開催されます。

それにしても、このコロナの「緊急事態」というものは、回数としては今回が3回目ですが、その間に、

期間の延長、再延長、再々延長

対象地域の拡大や縮小

対象業種の拡大や縮小

が頻繁にあり、その他に「まん防」もあり、体感としては何回も何回も緊急事態があったような気がしてしまいます。

専門家の方々は、感染の波が来るたびに、締めて緩めて締めて緩めてを繰り返せば良いとおっしゃいますが、それにつきあう店の方は、完全にウンザリしています。

また一般国民の皆さんも、おそらくそうだろうと思います。もはや「緊急」な感じはしません。

そして、状況が改善しているようには、見えない。

今回の緊急事態は、あと2週間あまりで終わるでしょうか。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.096本目の投稿でした。

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中止

明後日に予定されていました、「三社祭」の神輿の巡行は、残念ながら中止になりました。お知らせ致します。

昨年は5月開催予定を10月にいったん延期した上、トラックにて神輿を巡行。

本年はトラックを台車に代えて、人力移動を予定しておりましたが、それも残念ながら中止となりました。

「11日まで」だった緊急事態の延期が7日に決まりましたので、それに合わせて急遽の決定でしたが、止むを得ないことです。

コロナ退散を祈るばかりです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.094本目の投稿でした。

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