バイキング

フジTV【バイキング】に出演させていただきました。

【バイキング】中で毎週木曜日に放送されている「和の心を学ぶ旅―竹田式さんぽ道」というコーナーでした。

明治天皇の玄孫・竹田恒泰先生が、フットボールアワー岩尾さんとAmi(E-girls)さんを、「日本の魅力を再発見できる場所」へ案内する、という企画です。

実はですね、バラエテイー番組への出演は辞退させていただくことがあります。演出に沿った動きとかできませんからね、私は。

今回も、うーん・・・

でも竹田先生の御紹介だからなあ・・・

と思い、気持ちをそのまんま、打ち合わせに見えたスタッフの方に申しますと、

それが良いんです!

このコーナーはバラエテイーNGの御店さんに出て欲しいんですよ!

とおっしゃる、その方はお笑い界で最大手の会社の方。

バラエテイー番組って、裏方さんもそういう方面の方なんですねえ。

さてさて、ごちゃごちゃ申した挙句、結局出演させていただきました。

当然収録当日は大汗かきましたけどね。

ご覧いただいた皆様、大変恐縮でした。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.560日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

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ソロモン流?

『ソロモン流』に出演させていただきました。

「様々なジャンルで活躍する“賢人”を紹介する」テレビ東京の番組です。

と、申しましても、今回私がその“賢人”なのではなく、浅草の洋食店「ヨシカミ」の吾妻弘章さんが“賢人”でした。

「ヨシカミ」さんの、カウンター内の厨房では9名のコックさん達による、リズミカルな調理とチームプレーが見られますが、吾妻さんがそこを切り盛りする様子が放送されたらしいです。

曰く「“守ること”と“変わらないこと”とはイコールではない。吾妻さんもまた、創業以来の味と店を守るために、時代にあわせて味を変化させてきた。」

「再開発の波が押し寄せる浅草六区。かつての賑わい呼び戻すために、六区は今、大きく変わろうとしていた。」

・・・ということだったらしいのですが、いちいち「らしい」が付くのは、私が放送を視ていないからです。

私が出た部分は、吾妻さんも参加している浅草料理飲食業組合青年部の懇親会の場面。うっすらとしか記憶してないんですが、飲んでる最中にたしかにインタビューされました。

おそらく、この部分はカットだろうっていう、事前の情報だったので、それで視てなかったのです。

ところが、ここを視た知人から、住吉さん、出てましたね!と連絡がありました。録画も忘れましたので、「私は何を言ってましたか?」と尋ねますと、

「え~撮ってないですか?わりとアップで、ちゃんと語ってましたよ。あの場面は、浅草の食の店が集まって。みなさん、同業者だけど、浅草の街をよくしたいみたいなことだと・・・。詳細な内容は、忘れましたけど、いいこと言ってましたよ。」

はいはいはい、そう言えば思い出してきました。

記者の人が、同業者が集まって協力しているのが信じられない、みたいな聞き方をして来たので、反論したような気がします。

同業者=ライバルって、あまりに単純な発想で、大手メデイアの人が、そんな発想なことが、私には信じられませんでした。

浅草には、すき焼き屋が何軒も在り、鰻屋が何軒も在り、天麩羅屋が何軒も在りますが、味も雰囲気も違っていて、それぞれにお客様を持って繁盛しています。単純なライバルな筈がありませんよね。

実際、浅草の天麩羅屋のNK川さんと、やはり天麩羅屋のWT辺さんは釣り仲間です。

「すきや連」の創始者である私は反論せずにはいられませんでした。

同業者が協力しなければ街は良くなりませんよ、決して。

公共の電波で、一次元な思考はやめましょう、もう。

 

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最悪の事態

「ちんや」の近所の「おすぎ」さんで「肉組の会」があった日の翌朝のこと。

あれ、携帯電話がいつもの置き場にないなあ。

結構飲んだからなあ。変な所に置いたのかなあ・・・

・・・家の固定電話から自分の携帯にかけてみますと、

電話の中では呼び出し音がしているのに、その音が聞こえないです。

!!!

酔っ払ってなくしたってこと?!

だとしたら最悪です。

家に帰る前に、店の帳場に寄ったような気がしたので、店に行って同じことをしてみても、呼び出しているのに、聞こえない。

これは最悪の事態です。

うーん、警察とかauとか行かないといけないのは勿論、知り合いと連絡を取りまくって、携帯番号を教えてもらわないと・・・

気が遠くなりましたが、なんとか気分を建て直して交番へ。

そしてauへ。とりあえず悪用されないよう、発信ブロックの手続きをしました。

最悪だが、前向きに考えるぞ!

この機会にスマホに代えるかなあ!

しばらくご無沙汰の友人にもこれを機会に連絡を入れられるんだから、それはそれで良いじゃないか!

と思案しつつ、いったん自宅に戻りました。

で、夕べ着ていた洋服を見ますと、

!!!

尻の辺りが膨らんでいて、

在・る・の? ひょっとして、携・帯・が?

いやあ、なんで在るのに呼び出した時に音がしなかったんだ?!

答えはカンタン。

マナーモードに成ってたんですねえ、はい。

いや、まさに最悪だが、前向きに考えるぞ!

よし、この話しをブログネタにしよう!

 

追伸

浅草・浅間神社の、「お富士さんの植木市」が本日開催されています。

浅草4、5丁目一帯の道路上に近県の植木商や露店がたちならびます。

古来ここで買った植木はよくつくとされていますから、ガーデニングをなさる方は是非。

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お花畑

三社祭の少し前、雷門通りの街路樹の足元が急にお花畑に成りました。

開店前に路上の清掃をしていた「ちんや」のスタッフから、

「通り会の人」から、毎日水遣りをしてくれって言われました、

と報告があったのですが、私は???と思いました。

私も通り会の理事なのですが、そういう事業を計画してはいなかったからです。

この部分は基本的に区役所の管轄ですので、

区役所が住民に告知しないでやったのだろう、と思ったら、それは間違いでした。

後から分かったのですが、鰻「やっこ」の矢野会長がお一人で全部植えたのだとか。

土の部分が、すっかり通行人の灰皿と化しているのを憂いて綺麗にしたのだそうです。

へええ!

矢野さん、在り難うございました!

でも、ここまで綺麗にしてもポイ捨てする人間っているんですよ。所謂「旅の恥じは掻き捨て」。

しかししかし! 浅草の人々は、勿論そんなことは分かっています。これでも捨てる人間がいることは勿論予想しています。

汚されることは分かっていて、それでも街を綺麗にするのが、この街の人々です。

 

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路上弁当②

大手メデイアの、庶民の味方ぶりっ子には辟易します。

「危うし、路上の弁当屋さん 衛生面懸念、都が規制強化へ」という5/21の朝日新聞の記事もそういう、ぶりっ子系の記事でした。

路上弁当問題については、弊ブログの2013年12月3日号に書きましたので、ご記憶の方もおいでと思いますが、都心のオフィス街に車を止め、大量の弁当を積み上げて売っている、あの行商人の問題です。

日本の一極集中化が進み、都心でオフィスビル建設が進んだのに合わせて、この10年間で業者数が倍増、その他に無届け業者も多数参入しているようです。

その路上弁当業者に対して、このたび東京都が衛生上の規制を強化することになったのですが、それについて朝日さんは「危うし」と書いているのです。

この規制を、私は良かったと思っています。

この記事の記者さんは「ほぼ毎日買っているという会社員の男性(51)」による「近くに安い飲食店はほとんどない。並ばずに買えるのもありがたい」というコメントを引用して、路上業者の味方と、それを利用している庶民の味方をしていますが、私は規制強化で良かったと思います。

2014年5月2日号の「浅草の老舗天麩羅屋の差別問題」で、やはり私は朝日さんの批判をしましたので、

また住吉の朝日批判かよ!

と思ったかもしれませんが、違いますよ。庶民の味方ぶりっ子についてはたいていのメディアも似たようなことをしています。

テレビだって連日「激安の店特集」をやってますね。そういう番組の視聴率って良いのかもしれませんが、そういう番組が流れるたびに、まともな店が困ります。

話しを戻しまして路上弁当です。路上弁当について慎重に考えていただきたいのですが、路上業者は、衛生上の規制を免れて、さらに公道をタダで使っていますから、二重の意味で不公正です。

固定店舗の弁当業者なら、保健所のキチンとした御指導を守って営業しますが、路上は違います。だから不公正に安いんです。

弁当と言えば、色々な食品の中で一番食中毒が起こりやすいものなのに、夏場の炎天下で、保冷設備無しで売るなんて、在り得んテイーな話しです。

道交法違反もしてます。

固定店舗なら負担している、家賃や固定資産税を負担してないんですから、規制しても「弱いものイジメ」じゃあないと思いますよ。

むしろ不公正を正すだけのことです。

昨今はルールを守らずに安いモノを売る業者は「ブラック」と評されますが、例の居酒屋さんだって、あれだけ批判されても喜んで利用している人がいます。

労働者を酷使して安い価格を実現するのはブラックです。船荷を過積載するのもブラックです。でも値段が安いのですから、利用者サイドから見れば「庶民の味方」です。

この際メデイアの皆さんに申し上げたいのですが、「庶民の味方」を採り上げる場合は、その店がブラックじゃないのか、必ず確認して下さい。

現状調べているのか、非常に疑問に思います。だってウチは調べられたことが一度もないですもん。

例えばです、飲食店が消防署の御指導を全部守るのって、とってもお金がかかります。未だ稼働している設備でも、旧くなると取り代えるよう指導されます。これを「型式失効」と申します。ご存知でしたか?

ホワイトでいるとどうしても値段が高くなるんですよ。

おっと、仕入れ先を泣かして原価を下げるっていう手がありました。

この方法は、自分の社内は一応ホワイトに出来ますから一見良いようですが、下請けさんだって、いつまでもその仕打ちに耐えられるか分かりません。ある日反乱が起きるかもしれませんから、永遠に泣かせ続けるのは無理でしょう。

ブラックじゃなくコストを下げられるのは技術革新だけな筈です。技術が無いのに安い店が在れば、裏か下がブラックな可能性がありますよね。調べないと。

メデイアの皆さんにクドく申し上げたいのですが、「庶民の味方」を採り上げる場合は、その店が本当にブラックじゃないのか、必ず確認して下さい。

 

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.550日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

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変だなあって思ったんですよ

能率を目指しておいでなんでしょうけど、かえってですね、能率を損ねていると思うんですよ、私は。

仕入れと添乗の人員が別って、結局かえって能率を損ねていると思うんですよ。

先日もそうでした。

その日は浅草で大イベントがありますから、20人以上の団体客を引率して仲見世を縦走するのは、絶対無理ですよ! 馬道通りを回って来てください!

って最初の電話で、たしかに申しましたよね。

あの時、変だなあって思ったんですよ。

馬道通りって、どこですか? とか、

そんなに混むんですか? とか、

聞かれないから変だなあって思ったんですよ。

申し込んで来た方本人は、最初から自分は引率しない予定だから、そういう事情にあまり興味がなかったんですね。仕入れ係りとしては「当日現地でイベントあり。混雑注意」って申し送って、それで仕事官僚の気分イヤ仕事完了の気分だったのでしょうけど、迷子になって困るのはお客様です。

話しが結局伝わってないんです。

3~4人ならともかく、20人となると固まって歩くには幼稚園児みたいに手をつなぐしかないですよ。

だいたい、中小旅行社こそ、仕入れと添乗が一体であるべきだと思うんですよ。

本人が最後まで責任をもつとか、

1年交代で、仕入れと添乗の部署を人事異動するとか。

大手のマネするのって、どうなんでしょう?

能率を目指さない方が、結局能率的に成るっていうのが現実だと思いますよ。

ねえ?!

追伸

日本橋三越の催事に出店します。

「EDO style展」

日時:5月21日(水)~26日(月)

会場:日本橋三越本店・本館7階催事場

精肉の販売をいたします。詳細はこちらです。

どうぞお出かけ下さい。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.546日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

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テレビ通販

何の気なしにテレビの通販番組を視ていたら、地方のブランド肉を売り始めました。

スタジオに肉を持ち込んで、すき焼きにして、タレントさんに食べさせていました。

肉の味をどのように視聴者に伝えるのだろう?と私はテレビに俄然注目しましたが、結局、

がっかり。

タレントさんは、

おいしい! うまい! おいしい!と絶叫。

いやあ、これは言葉で表現する必要がないですねえ!

おいおい、自分の食事じゃないんだから、どのようにおいしいのか視聴者に伝えないとギャラを貰えないんじゃないの?!

と思いましたら、今度は画面が切り替わり、日本食肉格付協会による食肉格付についての説明が始まりました。

A5とかB4とかいうアレです。

それぞれに評価付けされる牛の頭数をピラミッド型の図形に表して見せて、この5段階の内の一番上の5等級と、その次の4等級だけを販売いたします!という説明。

あのですね、テレビの通販でカバンとか靴とか掃除機とかを売る場合は、もっと詳しく、こと細かに説明しますよね。

それに比べると、滅法、雑駁。

5段階の内の5等級と4等級だけって雑駁過ぎませんか。

実際のところを申しますと、そこで売られている肉は、私には旨そうに見えました。勿論画面を通していますから、完全な自信はないですが、

肉の表面の照り加減は、室温で脂肪が少しずつ融け出している、つまり脂肪の融点が低そうであることを物語っていました。

小豆色がかった、やや濃い肉食は、この牛がある程度の長期間飼われていたことを物語っていました。

肥育期間が長ければ、味は複雑になります。

あ、「複雑」っていうのは「悪い」っていうことを遠回しに言う、あの今時のニュアンスじゃないですよ。複雑=単調ではない=大人の味ということです。

おそらく、悪くはない肉なのだろうと思います。

でも、おいしい! うまい! おいしい!だけではねえ。

別のタレントさんが、

甘いわあ♡ 肉が甘いのお♡ と言ってしましたが、

その理由も、脂肪の融点が低くて⇒口の中で融けて舌に絡まっているからだろうと思います。

あるいは、旨みと甘みを区別できていなくて、熟成によって生成させた旨みを「甘いのお♡」と言ってしまったのかもしれません。熟成させてあるのならベターです。

勿論、味について四の五の解説を付けるのは野暮とは思います、私も。

でもねえ、

言葉は必要がないですねえ!は、いくらなんでも雑駁かと。

はいはい、そうですよ、要するに野暮なもんですからね、どうも、私は。

追伸

日本橋三越の催事に出店します。

「EDO style展」

日時:5月21日(水)~26日(月)

会場:日本橋三越本店・本館7階催事場

精肉の販売をいたします。

詳細はこちらです。

どうぞお出かけ下さい。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.544日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

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アン・ジャービスの日

今年の5/11「母の日」は忙しく営業させていただきました。

GW連休中より、客数は少ないものの、売り上げが上回って少し驚きました。

実際私の知人二組が「母の日」をするために御来店、その次の日に「母の日」しに見えた、浅草の天麩羅屋のMさんを入れれば、知り合いの「母の日」は3件でした。その他のお客様も「母の日」らしきムードの方が多いと観察できました。

え? 「母の日」はカーネーションでしょう! すき焼きなんて変だよ!

と考えるのが普通と思うのですが、意外に「母の日」はすき焼きという方がいらしたのです。

本来の「母の日」が、家族で外食する日ではないことは、私だって知っています。

念のため確認しますが、最初の「母の日」はアン・ジャービスを顕彰する日でした。

アン・ジャービスはアメリカのウェスト・ヴァージニア州の人。公衆衛生や社会的弱者のために活動した社会運動家でした。特に南北戦争中に、負傷兵を敵味方の区別なく介護したことが知られています。

そのアンの死後2年経った1907年に、アンの娘のアンナが亡き母親を偲んで、教会で記念会を催したのが、そもそもです。

アンが白いカーネーションを好きだったので、「母の日」はカーネーションと成ったわけです。

ジャービスの「母の日」が日本に導入されたのは、第二次大戦後のことのようです。

以来60年あまり、今の日本の「母の日」は「主婦の休業日」といった様相です。

お母さんがこの日位は主婦業を休ませてもらえる日なのですから、勿論食事は作りません。外食するか、お父さんが食事を作らないといけません。

お父さんが家で食事を作るのがベストでしょうが、なかなか大変です。それに洗い物も面倒ですね。

で、結局外食をするわけですが、そうなりますと、お父さんが家で食事を作るパターンと比べて、手抜き感が感じられてしまいます。座って運ばれてきたものを食べるだけですからね。

そこで、すき焼きなのです。

すき焼きなら食べるだけの料理より、お父さんが活躍できる余地がありますからね。

ジャービスの「母の日」が日本で「主婦の休業日」に変質した結果、すき焼き屋が繁盛するようになったわけで、「風がふけば桶屋が・・・」のような話しですが、まあ、日本人は他国の文物をアレンジするのが好きですからねえ。

バレンタイン・デーだって、チョコの件は和製でしたよね。

不思議な国です。

追伸

日本橋三越の催事に出店します。

第10回「味と技の大江戸展」

日時:5月21日(水)~26日(月)

会場:日本橋三越本店・本館7階催事場

精肉の販売をいたします。どうぞお出かけ下さい。

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毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「飲む」「買う」

三社祭の最中ですので、予約投稿にて、脱力ネタをどうぞ。

ネットで発見した、「今ドキ会社員の仕事のストレス発散方法トップ5」

という記事が気になったので開けてみました。それによりますとトップ5は、

1位「美味しいものを食べる」

2位「寝る」

3位「買い物」

4位「お酒を飲む」

5位「家族と過ごす」でした。

ストレス発散と言えば「飲む」「買う」が定番だと思うのですが、今ドキは「食べる」「寝る」だとはねえ。

その傾向を年齢別に見ると、

「食べる」は20歳代が73.3%、30歳代が61.2%、40歳代が50.5%。

「寝る」は20歳代が67.5%、30歳代が53.4%、40歳代が60.2%となり、

20歳代がもっとも「食べて寝る」ことでストレスを発散している傾向にあるそうなのです。

うーん。最近の若い人って本当に飲まないものねえ。

私としては「食べる」のが首位なのは嬉しいような、そうでもないやら。

さて、この先が、この調査の面白いところです。

これは弁護士法人による調査でして、ストレス発散方法の傾向と、その会社が「ブラック」かどうかを統計的に関連付けようと試みているのです。

で、「自分の会社をブラック企業と思うか?」という質問も併せて行っていて、

「ブラックと思う」と答えた人(54人)、「思わない」と答えた人(209人)、それぞれのストレス発散方法を確認しているのですが、「美味しいものを食べる」「寝る」共に、「ブラックと思う」という人の70%以上が選択しており、「思わない」人の方より10%以上も、その発散方法が多い結果となったそうです。

つまり、

「今、社会問題となっているブラック企業は、若者を低賃金で朝から晩まで酷使しており、残業代の未払いやパワハラも問題となっている。20歳代や、ブラック企業で働いていると思う人に、「美味しいものを食べる」、「寝る」でストレスを発散する人が多いのは、そのような過酷な労働環境を強いられている人が多いからではないだろうか?」

「精神的にも肉体的にもクタクタになるまで働いているから体を休めたい、生活に余裕がないからお金をかけてストレス発散できない、とも考えられる。」

うーん。

そうな・・・の・・?

追伸

ムック本『江戸っ子に学ぶ! 浅草本』に載せていただきました。ありがとうございます。

 「枻(えい)出版社」刊行、エイムック2855。

<内容>浅草寺を中心に発展してきた“浅草”は、江戸の文化と今が混在する街で、歴史とグルメと情緒を肌で感じる場所がそこかしこにあります。100年、200年と続く老舗のうなぎ、どぜう、そば、天ぷら、すき焼など和のお店をはじめ、絶妙の味を伝える洋食屋さんや女性にとって嬉しい甘味処など目白押しです。いっぽう、かっぱ橋周辺に足を伸ばせば、木札や手ぬぐい、櫛といった職人の技が織りなす伝統の工芸品に出会うことができます。そこで本書は、浅草をまるごと楽しむために「食・技・遊・祭」の4つを徹底的に紹介しました。また巻頭では、浅草在住のたいとう観光大使をつとめる、なぎら健壱さんといとうせいこうさんに登場をいただき、浅草の魅力を語っていただきました。

お求めは、こちらです。

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強力な噴射力

「強力!」「噴射!」「浅草!」

って、なんで「浅草!」が入ってるんですかねえ。

ユニークなことでお馴染みなKINCHO社のテレビコマーシャルのことです。

ラテンでマッチョな外国人女性3人が登場して、「ハエ・蚊ハンター」を強力に噴射してみせるCMです。

3人のユニットの名前は「ハンタートリオ」というのだそうな。それぞれが漢字で「強力!」「噴射!」「浅草!」と大書されたTシャツを着ています。

画面右の「浅草」Tシャツを着ている方はアナスタシア・グラコバさんという方なのだそうですが、どこのお国の方なんでしょうか。

すぐに遠くへ逃げるハエや蚊に ブシュー!ブシュー!

すぐに遠くへ逃げるハエや蚊に ブシュー!

遠くのハエや蚊も素早く退治

ヤブ蚊にも効く!

ということで、「強力な噴射力を表現」しています。

どうも見覚えがあると思ったら、かつて2012年に放映したCMで、そのCMに「あの強力感がたまらない」という声が多数寄せられたため、今年のハエのシーズンにも再度放映と相成ったそうです。

浅草としては微妙なところで、抗議した人もいたようですが、世間では好評なのですね。

実際、朝のテレビを視ていると、この時季ずーと、KINCHO社のCMが続きます。繁忙期なのです。

そう言えば、先日も巨大なハエが帳場に飛び込んできてビックリしました。

五月蠅いなあ!

勿論だからと言って、あのCMからの連想で、「浅草はハエが多い」と考えるのは偏見ですよ。衛生には気を遣っています。

やっぱり抗議した方が良いのかなあ。

でも、面白いものにケチをつけるのは野暮ですよね。困ったな。

追伸

ムック本『江戸っ子に学ぶ! 浅草本』に載せていただきました。ありがとうございます。

 「枻(えい)出版社」刊行、エイムック2855。

<内容>浅草寺を中心に発展してきた“浅草”は、江戸の文化と今が混在する街で、歴史とグルメと情緒を肌で感じる場所がそこかしこにあります。100年、200年と続く老舗のうなぎ、どぜう、そば、天ぷら、すき焼など和のお店をはじめ、絶妙の味を伝える洋食屋さんや女性にとって嬉しい甘味処など目白押しです。いっぽう、かっぱ橋周辺に足を伸ばせば、木札や手ぬぐい、櫛といった職人の技が織りなす伝統の工芸品に出会うことができます。そこで本書は、浅草をまるごと楽しむために「食・技・遊・祭」の4つを徹底的に紹介しました。また巻頭では、浅草在住のたいとう観光大使をつとめる、なぎら健壱さんといとうせいこうさんに登場をいただき、浅草の魅力を語っていただきました。

お求めは、こちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.536日連続更新を達成しました。

毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

 

 

 

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