綿飴すき焼き

ある日のツイートで

「数年前のライブ後に「鳥貴族」にいってすき焼きの砂糖がわたあめで、「田舎にはこんなおしゃれなすき焼きないわー」って言ったら「それはない」って言われたのふと思い出した。半年後には地元でも見かけるようになったよ!」

というのを見つけ、ツイ主さんの地元とはどこだろうと、しばらくスクロールしてみましたが、分かりませんでした。

私の知る範囲では、飛騨高山に綿飴すき焼きを出す店があると聞いております。それは今年の春にオープンした店で、料理屋というより綿菓子屋さんだそうですが、コロナでまだ行けておりません。

そして、それ以前に、「鳥貴族」さんのメニューにすき焼きがあったとは!

不勉強でした(笑)

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.251本目の投稿でした。

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葱は葱屋②

久しぶりに葱問屋さんを訪ね、葱について色々と教えて貰いました。

葱問屋「葱雅」の岡本さんが今回大切だと強調しておられたのは、

第一に、葱の根を切らずに輸送・保管すること

第二に、タテに置き、箱に詰めずに輸送・保管すること

でした。第一は一昨日書きましたので、今日は二。

まず「タテに置く」のは、野菜の保管の基本ですね。特に根を残して保管している場合は、自然界に在った状態に、なるべく近い状態で置くのが良いです。

土から抜かれても野菜はまだ死んではいませんので、水分を循環させようとします。それまでタテに生き、タテに循環してきたのに、ヨコの状態になるとそれが上手く行かなくなってしまいます。

また光のある方に自分の体を向けようとするので、寝かせておくと起き上がってしまう=曲がってしまうこともあります。

「箱に詰めずに」の件は、葱の良し・悪しを見るためです。

箱に入れてしまうと、そとから覗けるのは表に出ている数本だけですし、葉の上の方や根が隠れて見えません。葉が傷んでいないか、根が切られずに付いているかを確認したいのに困りますよね。

「葱雅」さんでは50本ほどの葱を束にして、それを縄でしばって置いています。

それだけの数の葱を遠くから眺めると、その生産者さんが、どう栽培してきたか、おおよそ想像できると言います。

根は細くたくさんついているか、白い部分の巻きは良いか、

といったことが箱の中では見えないのですね。

勉強になりました。

やはり餅は餅屋から、葱は葱屋から買うのが良いようです。

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葱は葱屋

久しぶりに葱問屋さんを訪ね、葱について色々と教えて貰いました。

葱問屋「葱雅」の岡本さんが今回強調しておられたのは、葱の根を切らずに輸送・保管することの大切さでした。

岡本さんは根を切ってから三日ほど経った葱を保管していて見せてくれたのですが、葱の「巻き」の部分が完全にズレて、芯が飛び出してしまっていました。業界ではこれを「出べそ」と言うそうです。

当然乾燥してしまうので、美味しくありません。

「葱雅」さんが日頃取引している、近県(埼玉、千葉、茨城)当たりの農家さんなら、根を付けたまま配送してくれるのでOKなのですが、遠方の農家さんだと輸送の都合で根が切られてしまうことも多いとか。

根を少しだけ残して切る機械もあるものの、機械の精度が高くなく、切る場所が上過ぎて根がまったくなくなってしまうこともあるとか。

そういう物が箱詰めされて流通すると、外から中が見えませんから、残念な葱を買うことになってしまいがちです。

やはり餅は餅屋から、葱は葱屋から買うのが良いようです。

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名古屋名物

弊ブログの9月29日号で、

「エビフライの尻尾は食べる?」

という件を採り上げましたが、後日同じ件をテレビでやっていました。

そのコーナーでは、食べる割合=食べない割合を調査するために、名古屋へ出張したようでした。そして分かったこととして、

全国的には食べる割合は70%弱、しかし名古屋では90%弱。さすがエビフライは名古屋名物!!

と結論づけていました。

が、

エビフライって、名古屋名物でしたっけ?!

結論から申しますと、現時点では、そう言えなくもないようです。

しかし「名物」に成るまでには、1980年代から、変わった経緯をたどって、そうなったようです。

主犯はタモリさんでした。

80年代のタモリさんは、今より毒舌キャラを「売り」にしていて、嘲笑ネタの一つとして、名古屋方言を選んだのでした。そのネタの一つが、

「名古屋ではエビフライのことを『エビフリャー』と言う」

でした。それが大ウケしたというわけです。

実際には、名古屋人にとってエビフライは別に特別な食べ物という意識はなく、「エビフリャー」という言葉を日常的に使用する者はいなかったと言われます。そのため県民の中には、名古屋を揶揄するネタに反発する人もいました。

「名古屋弁を馬鹿にしている」

「語尾に『みゃあ』などとはつけない」

「今の名古屋人は、『みゃあみゃあ』などとは言わない」

タモリさんに反発する市民がいる一方で、名古屋の飲食業界には、エビフライが名古屋名物と勘違いされる風潮に注目した人もいました。エビと、名古屋城の金のしゃちほこのイメージを重ねて、「しゃちほこ丼」を出した店もあったとか。

そして、1990年にはクルマエビが愛知県「県の魚」選定委員会により「愛知県の魚」に選定されてしまいました。

うーん。エビは魚じゃないですけどね。

「エビフライは名古屋名物」のイメージが出来たのは、そういう経緯でした。

タモリさんがテレビで言い始めたことなので、テレビで「名物」と言うのは、まあ、いいでしょう。 でも、文章に書く場合は「」を付けておいた方が良さそうです。

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社内政治

この方はカレーすき焼きを召し上がったことがないのだろうと思います。

ある日の、ある方のツイートに曰く、

【マーケターなら”カレーすき焼き”は作るな】

「 社内政治では お偉いさんA「カレーが良いのでは?」 お偉いさんB「すき焼きが食べたい」 これらの落としどころは 「カレーすき焼き」 お客に「社内政治の産物」である カレーすき焼きは売れるわけがない だって、お客はカレーが食べたかったんだから」

結構、美味しいですよ、カレーすきやきは。

映画の小津安二郎監督も好きでした。

「ちんや」では、それを改良して、すき焼きの卵にカレーオイルを入れておりました。その卵をご飯にかけると「〆」として最高でした。

食べ物の世界では、味が遠いAとBを混ぜることは結構ありますから、社内政治の妥協の産物に例えるのは、考え物と思います。

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エビの尻尾

食べ物の話題って、意外と政治的話題にしづらいものです。

ある政治家が「〇〇が大好き」と言っても、支持者の中に大嫌いな人もいるかもしれません。

先日ジミン党の総裁選で、そういうやりとりがありました。

タウンミーティングに小学4年生の、しょうへい君が参加して「エビフライの尻尾は食べる?」という質問を出したのです。

それに対する、キシダ候補の回答がこれ↓

「しょうへい君、質問ありがとう。エビの尻尾を食べるか食べないか、これはですね、うーんまず、味として食べる食べない好みがあります。栄養と考えたらカルシウム等の栄養価があるから食べようと思う人もいるかもしれません。食べるか食べないか、みんなの考え方次第と思いますので、誰かが決めることではなくして、自分一人一人で決めることだと思います」

ちょ、ちょっと長いですねえ。

模範的であり、お人柄が出ているとも言えますが、小学生はもっとハッキリした答えが聞きたかったでしょうね。

すき焼きに、白菜は入れますか?

とかキシダさんに質問したら、どんな回答が出るか。答えが長そうだから、止めておきましょう、それは。

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豚丼

「豚丼」は、

「ぶたどん」なのか、それとも「とんどん」なのか。

大問題ですねえ(笑)

とりあえず、私のパソコンでは、どちらを入れても変換します。

そして大手外食産業の世界では「♡♡野家」さんが「ぶたどん」。

「す♧♧や」さんが「とんどん」とわかれているようです。最近しきりとテレビで宣伝していますね。

北海道の十勝地方では、昭和初期から大衆食堂のメニューにあるそうですが、そちらでは「ぶたどん」と言っているそうです。

言葉としては、音読みでも訓読みでも「どん」なので、どちらも「あり」だと言えますが、北海道が先行しているので、そちらに分があるような気がします。

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もくしょく

8歳の小学生のお子さんが、黙食について書いた作文を、ネットで見つけました。

「もくしょくのせいで、ぼくのきらいなキビナゴのチーズあげはあじがわかりすぎて、なみだが出ます」

「はやくみんなとおしゃべりしながら、きゅうしょくをたのしく食べたいです」

「キビナゴのチーズあげ」とは、どのような調理法なのか、詳しく書いてはいないので分かりませんが、

キビナゴは丸ごとフライにすることが多いので、そうしたのでしょうか。だとしたら多分、苦味があるでしょうね。

苦味を美味しいと感じるには、食の体験が必要なので、だんだんに慣れて欲しいなあと思います。

そして、給食は、「楽しく食べる」ものだったのだなあと、あらためて思います。

このお子さんは、入学以来黙食しかしたことがないとか。気の毒なことです。

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サトイモ

19日に山形市の馬見ケ崎川河川敷で予定されていた第33回「日本一の芋煮会フェスティバル」は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて今年も中止になったそうです。残念。

「日本一の・・・」は毎年9月に開かれてきました。直径6.5メートルの巨大鍋「鍋太郎」に材料を入れ、大型重機を使って調理するのが人気となり、山形の風物詩となっていますね。

30周年にあたる2018年には3万食分の芋煮が調理され、ギネス認定もされたとか。

芋煮は各地で材料が違いまして、仙台の豚肉の芋煮も有名ですが、「日本一の」は山形ですから、もちろん牛肉。

が、芋煮の主役は勿論肉ではなくてサトイモです。

時に、サトイモは秋の味覚であるのに、東北の山形で何故お彼岸前に食べられるのでしょう。

この「日本一の」は県民に芋煮シーズンのスタートを知らせ、消費拡大につなげる目的のもので、この時期に普通にサトイモを求めると千葉とか関東産や輸入物になってしまいます。そこで、少なくともこのフェスティバルで用いるサトイモは県内産でまかなおうと、地元では9月に収穫できる品種の栽培に努力しているそうです。

来年はきっと開催できると思います。

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納豆のタレ

実は納豆常食者です。

しかし、納豆に酸味を付けて食べることはしてきませんでした。

ネットで散見する「納豆の薬味ランキング」では、葱、ミョウガ、大根おろし、のり、かつおぶし、卵などの定番に加えて、梅、漬物、キムチなどがランクインしておりましたが、私はむしろ納豆にオリーブオイルをかけて食べるのが好きでした。

ところがミツカンさんが「金のつぶ 梅風味黒酢たれ」なるものを発売し、「納豆はタレで選ぶ時代へ」と言い出したので、

私は、すき焼きの卵にヨーグルトを入れる人間なので、納豆、足す、酸味も検討しないわけにはいかなくなりました。

商品に付いて売られてるタレは、申し訳ございません、食べません。保存料がイヤだからですね。

自分で調達してやってみたいと思います。まずは、やはり納豆、足す、ヨーグルトか、な。

納豆、足す、オリーブオイル、足す、ヨーグルトなら行ける予感がします。

あ、そう言えば、今日はワクチンの日だった・・・

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