サトイモ

19日に山形市の馬見ケ崎川河川敷で予定されていた第33回「日本一の芋煮会フェスティバル」は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて今年も中止になったそうです。残念。

「日本一の・・・」は毎年9月に開かれてきました。直径6.5メートルの巨大鍋「鍋太郎」に材料を入れ、大型重機を使って調理するのが人気となり、山形の風物詩となっていますね。

30周年にあたる2018年には3万食分の芋煮が調理され、ギネス認定もされたとか。

芋煮は各地で材料が違いまして、仙台の豚肉の芋煮も有名ですが、「日本一の」は山形ですから、もちろん牛肉。

が、芋煮の主役は勿論肉ではなくてサトイモです。

時に、サトイモは秋の味覚であるのに、東北の山形で何故お彼岸前に食べられるのでしょう。

この「日本一の」は県民に芋煮シーズンのスタートを知らせ、消費拡大につなげる目的のもので、この時期に普通にサトイモを求めると千葉とか関東産や輸入物になってしまいます。そこで、少なくともこのフェスティバルで用いるサトイモは県内産でまかなおうと、地元では9月に収穫できる品種の栽培に努力しているそうです。

来年はきっと開催できると思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.226本目の投稿でした。

Filed under: 色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

No comments yet.

Leave a comment





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">