うまいッ!

テレビ放送の告知です。

本日放送のNHK「うまいッ!」に出演させていただきます。ご覧くださいませ。

NHK総合午後0:20 ~ 午後0:44 「太く短い!でも、とろ~り甘い! 下仁田ねぎ~群馬・下仁田町~」

タイトルの通り、この回は下仁田ねぎを紹介する回です。そもそも「うまいッ!」は、日本各地の食べ物を紹介し、魅力を再発見するという番組で、これまでは丹波篠山市の「山の芋」、岩手県山田湾のホタテなどを採り上げてきました。

で、今回は下仁田ねぎです。

と書くと、

あれ、「ちんや」さんは千住葱じゃなかったの?「新日本風土記」で視たけど。

はい、そうです。普段は千住葱です。

下仁田ねぎは出荷される時季が11月下旬から2月に限定されていますから、その時季にオプション・メニューとして提供しているのです。

毎年「すきや連」で知り合った「下仁田ファーム・小金沢農園」さんから送ってもらっていて、その小金沢さんからのご紹介で、ウチが出ることになったわけです。

偶然ですが、年に二回、葱の件でNHKに出させていただきました。面白いご縁です。

どうぞ、ご覧下さい。ウチのすき焼きは番組の最初の部分に出るらしいので、お見逃しなく。

追伸①

見逃した方は、こちらで見逃し配信が視られます。(配信期限 :12/28(月) 午後0:43 まで)

追伸②、以下年末年始の営業予定です。よろしくお願いいたします。

12月22日(火曜):休業
12月23日(水曜):休業
12月29日(火曜):営業
12月30日(水曜):営業
12月31日(木曜):営業
1月1日(金曜):営業
1月2日(土曜):営業
1月3日(日曜):営業
1月4日(月曜):営業
1月5日(火曜):休業
1月6日(水曜):休業
1月12日(火曜):休業
1月19日(火曜):休業
1月26日(火曜):休業

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.950本目の投稿でした。日頃のご愛読に心より御礼申し上げます。

大寒卵2021

好評につき、「大寒卵」が戻って来ました。既に14日より予約の受付を開始しております。今年もよろしくお願いいたします。

来年のことなど話すと、まさに鬼に笑われますが、2021年の「大寒」は1月20日です。風水は、大寒の日に産まれた卵を食べることを勧めているとかで、それを「大寒卵」と言うそうです。
これを、あながち迷信と片づけない方が良いと思います。 寒い時期に産まれた卵は栄養価が高いからです。 大寒は一年で最も寒さが厳しくなる頃です。鶏はその寒さで本能的に産卵数が少なくなりますので、その中でも産まれた卵は、必然的に栄養価が高まります。
風水が面白いのは、それを金運と結びつけたところです。 「大寒の日に産まれた卵を食べると金運が上昇する」と言うのだそうです。 ただ「健康に良い」と言うより、そちらの方がそそられますね。上手いことを考えたもんです。会社の社員さんに一個ずつ配るとかしたら面白いと思います。
で、今年も「ちんや」精肉売店で、この大寒卵を販売します。
寒い所の卵が良いわけですから、特に寒い所=日本海の風雪を浴びるような所で鶏を育てている養鶏場から卵を取り寄せることにしました。 その養鶏場は、新潟県村上市の「オークリッチ」さん。
ご予約は、既に受け付けを始めていますので、「2020年はさんざんだったから、2021年こそは・・・」と心に決めておいでの方は、どうぞ「ちんや」売店へお急ぎ下さい。

追伸、テレビ放送の告知です。

21日放送のNHK「うまいッ!」に出演させていただきます。ご覧くださいませ。

NHK総合12月21日 午後0:20 ~ 午後0:44 「太く短い!でも、とろ~り甘い! 下仁田ねぎ~群馬・下仁田町~」

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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春菊本番

毎日ネットに「すき焼き」と入れて検索していますが、それを視ていると、春菊についてのツイートが多いことに気づきます。

「わかるー!春菊昔すき焼きにいれる意味わかんないとか本気で嫌だったけど、今めっちゃ好き🤤 今日私も春菊買ってこよう😍」

「最近すき焼きにしよかって、なるとお肉よりも春菊食べるのが本番みたいになってきた」

すき焼きの準主役はネギです。歴史的にも、私個人の体感でも肉に次ぐ食材はネギです。

春菊は、緑色の「見た目」と苦味をすき焼きに加えるもので貴重ではあるものの、「春菊食べるのが本番みたい」とは驚いたことです。

ネギやシイタケがツイートされることは少なく、春菊が断然多いです。最近春菊に何か起きているんでしょうか。

「柔らかく」「苦くない」ように品種改良されてばかりで、最近の春菊は面白くないと私は思ってきたのですが、どうも逆に、最近春菊の美味しさに気づいた人はおいでのようなのです。

うーん。

追伸、テレビ放送の告知です。

21日放送のNHK「うまいッ!」に出演させていただきます。ご覧くださいませ。

NHK総合12月21日 午後0:20 ~ 午後0:44 「太く短い!でも、とろ~り甘い! 下仁田ねぎ~群馬・下仁田町~」

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.943本目の投稿でした。日頃のご愛読に心より御礼申し上げます。

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牛肉と大根だけで

食に関するエッセイをたくさん書いておられる寿木けいさんが最近ウェブメディアで、岐阜県出身の友達に教わった、大根すき焼きのことを書いておられました。

そのお友達に、地元ではどんな風にして食べているのか聞いてみたら、実家では、うんと薄く切った大根を入れて、すき焼きにするという返事だったとか。

で、寿木けいさんは、

「すき焼きに大根なんてアイディア、私には考えてみたこともなかった。次の日さっそく試してみたら、知らなかった大根の顔が現れ、何度か作るうちにほかの具は姿を消し、牛肉と大根だけで食べるのが私の大好きな食べ方になった」そうな。

私も、岐阜県ですき焼きに大根を入れるという話しは初耳です。

岡山・香川など瀬戸内ではすき焼きに大根を入れるという話しを聞きますが、岐阜は存じませんでした。生産量もベストテンに入ってないですね。(瀬戸内も生産量のベストテンには入ってないです。岐阜19位、岡山30位、香川33位とさらに少ないです)

食べ方も瀬戸内が乱切りないし、そのまんま入れるのに対して、岐阜は薄切りと違います。

ネット民の声では、岐阜だけど入れないという声が多数。地方性とまでは言えないようです。

私は大根は、味としては悪くないですし、薄くするのも「あり」だと思いますよ。

すき焼きは面白い。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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サラダ用春菊

ネットのレシピをチェックしていたら、

春菊をサラダで楽しもう!

というのが出ていました。それも、

「子どものころは“春菊といえばすき焼き”というイメージで鍋の中でクタクタに煮込まれた春菊が、ちょっと苦手でした。でも、生のままの春菊を食べてからは、その考えが一変!」

うーむ。

春菊をサラダで楽しめるようになったのは品種改良の結果です。

苦味が少なくなるよう改良された「サラダ用春菊」が売られていて生食可能なのです。硬さも改良されて柔らかくなっています。最近は苦くて硬い春菊を探す方が難しいほど。

春菊が柔らかくなったが故に、それを鍋に入れた場合、すぐクタクタになってしまうのです。

大人のクセに春菊の苦味が楽しめないのか!と言いたいところですが、時代の趨勢には勝てません。

どうぞ、ご自由に、春菊をサラダで楽しみ下さいませ。

ただし、生ということは火を通さないわけですから、食中毒にはくれぐれもお気をつけを。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.932本目の投稿でした。日頃のご愛読に心より御礼申し上げます。

今後は3.939本を目指して頑張って参ります(笑)

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群馬名物

テレビの散歩番組に群馬県下仁田町の旅館「常盤館」さんが出ていました。

「常盤館」さんは昭和初期に竹久夢二が泊まったことがあるという老舗旅館でして、宿泊客は下仁田ネギやコンニャクを使った、すき焼きを食べることができます。

2014年11月に第19回「すきや連」例会を、こちらで開催させていただいたことがあり、名物ですから、今回のテレビでもすき焼きかと思いきや、

カツ丼でした(泣き)

「常盤館」さんには正面の旅館の入口とは別に、もう一つランチ用の入口があり、そこから入ってランチだけ食べることが出来るのですが、その料理がカツ丼でした。どうやら、

下仁田と言えばネギとコンニャク

という発想は最早古い発想らしく、今はカツ丼が一番有名なようです。泣く子とB級には勝てない。

ところで、こうして群馬の名物に成りあがったカツ丼ですが、東京のカツ丼とは別物です。

群馬県でカツ丼といえばソースカツ丼。揚げたカツをソース(タレ?)にくぐらせ、それをご飯の上に載せるのが主流だとか。卵でとじないのです。

群馬のほかに長野や福井でも、こういう食べ方をするようで、地元では、これをB級グルメとして推し出している模様です。

すき焼きも、どうぞ推して下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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今後は3.939本を目指して頑張って参ります(笑)

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ヌーボーの時季

世の中にはワイン好きの方が多いらしく、そういう方々から、

すき焼きにワインを合わせる方法を教えて下さい!と言われます。はい、お答えしましょう。

・ワインをやめて日本酒にする(笑)日本酒は糖が多くて酸が少ないですから、何も努力しなくても普通に合うと思います。

・卵に漬けるのをやめる。ワインは卵に合いませんからねえ。ただし、この場合熱くて食べづらいという問題が起こります。

・割り下にワインを混ぜる。これは有効です。ただし一緒に鍋を囲む人が、その味を好まない場合にトラブルになると思います(笑)

・卵にヨーグルトを混ぜる。これは私の推奨している方法です。食材の温度を下げることが出来て、その味の好まない人とトラブルになることはないです。味の変化も、皆さんが想像しているほど酸っぱくはないですよ。「味の対比効果」により、すき焼きの甘辛旨がヨーグルトの酸味を相殺するからです。

ヨーグルトに入っている乳酸を好まない人は世間に一定数おいでですが、ワインにも乳酸は入っていますから、この際問題になりません。ワイン好きが乳酸を嫌いなはずがないからです。お勧めしておきます。

ただしマロラクティック発酵していないワインには、この効果はないですので、ご注意下さい。マロラクティック発酵でワインの中にできた乳酸とヨーグルトの乳酸がつながるから合うというのが、この話しの理屈です。

赤ワインの多くはマロラクティック発酵させてありますが、ボジョレーヌーボーはさせてないので合いません。また白ワインの多くはさせていないので合いません。(フレッシュな白、酸味がシャープな白はマロラクティックしてないことが多いです)

ただ今はヌーボーの時季ですが、ヌーボーは他の料理とお楽しみください。

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今後は3.939本を目指して頑張って参ります(笑)

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北関東清酒業の変遷について

近江牛の取引がある関係で、滋賀県人会の会報が届くのですが、最近の酒蔵に関する記事は興味深いものでした。

「滋賀の地酒めぐり」といコーナーなのですが、読んで行くと中身は「近世・近代の北関東清酒業の変遷について」書かれたものでした。

なぜ「北関東」なのか?

18世紀~19世紀に近江の酒蔵つまり近江商人が北関東に多数進出して開業したからです。

元々酒の本場は伊丹、池田といった関西で、そちらが先進地でした。関東の酒は「地廻り酒」と入われて格下扱いでした。その、酒の後進地帯に進出したのが近江の酒蔵でした。

北関東には天領や寺社領が混在して、あまり強力な藩がなく、参入障壁が低かったので、近江商人は入り込み易く、明治までに地元業者を駆逐してしまったのです。

昭和戦後の時点でも、栃木県の酒蔵の内、近江系が21社、越後系が20社、地元系は14社でした。

近江商人恐るべし。

これからは栃木の酒、埼玉の酒を飲む時、そのルーツが気になるでしょうね。

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今後は3.939本を目指して頑張って参ります(笑)

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初ネギ

今年初の下仁田ネギが、小金沢農園さんから届きましたので、頂戴しました。もちろん、すき焼きです。

下仁田ネギは冬だけ出荷されます。冬が美味しい時季だからです。下仁田ネギの特徴である甘味や独特のとろみは、霜に当たると出て来ると言いまして、その時季以降が出荷時期になっているのです。

聞けば、今年は暖冬ですが、既に二回霜が降りたとかで、ようやく「お初」の時期になったようです。

箱を開けてみますと、まだ青い葉が結構ありますね。下仁田ネギは、霜にやられて葉が枯れ黄色くなったのが良い=見た目が悪い方が良いのですが、充分美味しくいただけました。

「ちんや」の店での取り扱いは、本当に寒くなる12月下旬からの予定です。ご賞味下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
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今後は3.939本を目指して頑張って参ります(笑)

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自然薯

自然薯(ジネンジョ)の産地で、とろろをすき焼きの溶き卵に入れて食べるという情報に接しました。

粘りや甘み、野趣あふれる風味が楽しめるとか。へえ。クックパッドや楽天レシピには載ってない食べ方ですねえ。でも、とろろに卵をトッピングすることはありますから、不自然ではないかもしれません。

私は卵にカレーやヨーグルトを入れる人間ですので、当然試してみました。ジネンジョではないのですが、最近腸活対策で長芋を食べることにしていて、その在庫があったのです。

卵に入れて、上手に溶くのは難しいようです。

食して、うん、まあまあ。

でも、これがないと困るというほどの絶妙さではないかな。芋が手元にあれば試すのは一興と思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.923本目の投稿でした。日頃のご愛読に心より御礼申し上げます。

今後は3.939本を目指して頑張って参ります(笑)

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