第30回すきや連寄せ書き②

弊ブログの10月16日、17日号に書きました通り、第30回「すきや連」例会(10周年記念会)を浅草で開催しました。以下は当日参加者の皆さんに書いていただいた寄せ書きです。
数が多いので、昨日から三日に分けてUPしています。

・本日はご来店ありがとうございます。(高岡修一)
・30回10周年全出席なので感慨深ひです。浦々のすき焼きを食べ尽くしませう。(藤森朗)
・10周年ますますの発展と我らの成長を目指します。(加藤政義)
・すきや連今夜もすき焼きありがとう。(近田康ニ)
・10周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。(鳥山渉)
・すきや連十周年おめでとうございます。これからも参加します。10年、30年、100年と世代を引き継ぎ、永遠に不滅です。(尾崎仁)
・10周年おめでとう!すき焼き最高!すきや連最高!(林邦宣)
・第30回10周年!いただいたご縁に感謝です。ありがとうございます。(森大亮・岩野香奈子)
・10年30回歴史を重ね、また新たな歴史を刻むすきや連。(吉澤彰浩)
・10年夢の如し。この盛会嬉しい限りです。ここまで来るとは!(土居秀夫)
・数喜矢連、好きやねん!(松井純)
・すきや連十周年おめでとうございます。今後益々盛会となりますように。(水野良美)
・祝すきや連十周年おめでとうございます。(吉澤直樹)
・すき焼きを囲む笑顔がずっと続きますように。(吉澤裕介)
・祝すきや連♡すき焼きを食すると幸せな気持ちになります。すきや連の今後をお祈りしております。(西村委代)
・とてもとてもおいしいすき焼き。勉強になります。(佐々木整輝)
・肉!(寺岡一彦)
・祝10周年!日本の牛肉の食文化は「すきや連」にあり。感謝。(西居基晴)
・毎回美味しく参加させていただいております。たのしい一日をありがとうございます。お肉を食べてる方は皆さん、パワフル・・・これは気のせいじゃない気がします。(星南子)
・第30回!祝10周年!10年間の歴史の中に少しでも足跡をのこせたことを誇りに思います。ありがとうございました。(柴田伸太郎)
・すきや連発祥の地・浅草での10周年最高!!いままでもこれからもすき焼き。(上田健一郎)
・おめでとうございます。10年も続くということは想いがつながる同志の集いなのだと実感しました。次は15周年に500人の会を楽しみにします。(田中雅也)
・すきや連様 30回10周年おめでとうございます。すき焼きは本当にオンリ―ワンな思い出です。すてきな思い出ありがとうございます。(岡本健司)
・すき焼きはおいしいだけではなく、人をつなぐ食べ物だと知りました。今後のすきや連の活動を楽しみにしております。(磯野亜希子)
・すきや連十周年おめでとうございます。二十年、三十年、百年続く会(田中庸浩)
・帰農して2年目に第2回のすきや連に参加させてもらいまいた。すきや連の10年と自分の農業生活とが重なり感慨深いです。(小金沢章文) 
・楽しい会がずうーと続きますように。(辻田浩之)
・ボ、ボクは仙台牛になりたいんだな。(中江白志)
・あっという間の10年。これからもよろしくお願い致します。(無署名)
・すき焼きのふつふつと煮立つ音の中。10年の歴史思いのふるい立つ。仲間のきずな、心暖まる。(無署名)
<寄せ書きは明日に続きます>

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.167日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

第30回すきや連寄せ書き①

弊ブログの10月16日、17日号に書きました通り、第30回「すきや連」例会(10周年記念会)を浅草で開催しました。以下は当日参加者の皆さんに書いていただいた寄せ書きです。
数が多いので、三日に分けてUPします。

・秋うらら和み重ねて十周年
すき焼きの迷宮に誘惑され、はや幾とせ。その魅力の探求に、これからも皆様と楽しくおいしく励みたい。住吉さん、日々ご苦労さまでした。これからもどうぞよろしくお願いいたします。(向笠千恵子)

・すきや連十周年これからも長く続きますように。すき焼き大好き、すき焼き万歳!(相澤二郎)
・すき焼きは和牛料理の王道 心と身体の栄養(宮本重樹)
・すきや連十周年おめでとうございます!これからもすき焼きのために(宮本尚樹)
・すきや連もう十年ああ十年(奥井隆・光子)
・十周年おめでとうございました。(鈴木直登)
・向笠先生、おめでとうございます。今半本店さんのすき焼きとってもとっても美味しいです。十周年心よりお祝い申し上げます。(羽鳥裕子)
・浅草ですき焼き、大変ぜいたくです。(大洞敏男)
・全国を笑顔でつなげるすきや連(楓千里)
・すきや連十周年おめでとうございます。毎回それぞれの美味しいすき焼きを食べられて幸せです。(山下美希)
・紅葉山ふと何風や今半本店(谷脇萬明)
・すきや連十周年おめでとうございます。すき焼きを囲む笑顔笑顔(福谷正男・美保子)
・おいしいお肉のすてきな夜(岡部敬史)
・初参加でしたが、とても楽しかったです。素晴らしいご縁に感謝致します。(佐藤理香)
・卵を二つこぼして、お猪口を一つ壊し、申し訳ありませんでした。(岡副真吾)
・大変な人達に囲まれて本当に楽しかった。上記間違いないことを証明します。(柴田進吉)
・斜め前で楽しい会話を目撃しております。楽しい一時を過ごさせていただき、ありがとうございます。(宮台香惠)
・とても美味しゅうございました。確かに楽しく、そして活きのいい現場最高でした。ありがとうございました。(松浦達也)
・すきや連十周年おめでとうございます。私もお仲間に入れさせていただき、13回の参加をさせていただき、多くのお友達が出来、感謝しています。(大竹道茂)
・自己主張の強い牛肉と松茸、実はとっても仲良し。美味でした。(加藤英子)
・すき焼きでご縁が!楽しいひとときをありがとうございました。(福島秀史)
・初参加の田舎ものです。今日は来て良かったと思います。(桜井健策)
・心で焼いて一世紀(大野勝久)
・すきや連十周年おめでとうございます。下町浅草落ち着きました。(樋口潤)
・すきや連十周年♡これからもずーっと続けて下さい。(清水祐子)
・すきや連十周年おめでとうございます。楽しく過ごせました。ありがとうございました。(藤本成悟)
・すきや連十周年おめでとうございます。すきや連のお蔭でできたご縁をこれからも大切に致します。(中川晶成)
・昨日より今日、今日より明日前に進むのみ。(小金澤定夫)   
・鍋の画(須田菁華)
<寄せ書きは明日に続きます>

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.166日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

他叙伝

陶芸家の坂田甚内先生が75歳の記念に『他叙伝』という本を出されました。
この不可思議なタイトルは、実は「そのまんま」なタイトルです。先生に関わった、100人以上の方々が先生について書くという、斬新な本です。
光栄なことに私も執筆陣?に加えていただきましたので、以下に転載します。
甚内先生、75歳&ご出版、お芽出とうございました。
(以下私の部分転載)
甚内先生は1994年「大地に聴く」と題してニューヨーク髙島屋アートギャラリーで大規模な展覧会を開催。この展覧会のお世話を当時髙島屋美術部の若手係長だった私がさせていただきました。N.Y.までご一緒したのは、メインの担当者だった上司が飛行機ぎらいだったからですが、在り難いことに、それが先生と私の今日までの御縁につながりました。本稿では当時の苦労話しを書いて、先生に恩を着せたいと思います(笑)。
さてこの時の展示内容は、タイトル通り縄文風の黒陶金彩のお作品で、その黒陶筒状の花器をギャラリーの床に、地面から沸き上がるように、見渡す限り多数敷き詰めて、ニューヨーカーの度胆をぬいたものでした。その詳細と、私が担当者になると聞かされた時、私は軽い眩暈がしたのを記憶しています。
結局その難作業は日米の美術運送業者の連携により、なんとか遂行。しかし経理の問題も起きました。売れたお作品の原価には運送コストを転嫁するべしというルールがあって、筒花器をバラで販売する時1点の価格自体は高価というほどでもないのに、コスト転嫁をしたら馬鹿げた値段になってしまうのです・・・
あっ、金の話しはこの位にしましょうか。
その後N.Y.ギャラリーは景気悪化で閉鎖、私も退職して実家のすき焼き屋に入りましたので、先生との交際は一時遠のくのですが、2008年に突然復活します。この頃私は食文化研究家の向笠千恵子先生と「すきや連」という、すき焼き屋と関係者・愛好家の集まりを創ろうと準備していたのですが、その打ち合わせで向笠先生が、陶芸家の坂田甚内先生という素晴らしい方がいるので是非加えたいとおっしゃるのです。
「え?!私、その先生とN.Y.へ行ったことがありますよ・・・」
そこから10年。N.Y.展企画段階の頃からだと、そろそろ四半世紀。甚内先生からたくさんのことを教えていただきました。昨今私は老けてきましたのに、先生がますます意気盛んなのに驚かされます。引き続きご指導下さいませ。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.165日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

Filed under: すきや連,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

長野の酒

「すきや連」10周年記念会の第二部すき焼き懇親会は、108人の方々を36人ずつ3店に分けて開催しました。「今半本店」さん、「浅草今半」さんと弊店です。
弊店では、もちろん「適サシ肉」のすき焼きを、カレー卵、ヨーグルト卵で召し上がっていただきました。
で、お酒は純米酒を、土鍋燗で召し上がっていただきました。
「すきや連」のメンバーである、橘倉酒造さん(佐久市)の純米酒です。
酒米は美山錦で、日本酒度は+5、精米歩合59%。
長野のお酒ですから、当然山田錦ではなく、長野で生まれた美山錦。
そして、もちろんあえて削りの粗いお酒で行きました。
弊ブログに何度も書いていますので、読者の皆さんは、耳タコと思いますが、すき焼きは「甘」「辛」「旨」が強烈なので、それとバランスさせるには大吟醸のような純度の高い酒(=薄い酒)ではなく、「苦」「渋」「酸」があるい酒が良いと思っています。
そういうお酒は、酒だけ飲むと、酸味もあり、強めに感じる方が多いかもしれませんが、ぬる燗してすき焼きに合わせたのは、我ながらサイコーと思いました。
うーい、ひっく。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

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すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

品書き

第30回「すきや連」を浅草で開催し、108人の方々にご参加いただきました。
今回は10周年記念会でしたので、全員で記念セレモニーを行い、すき焼き会は30数名ずつ、「今半本店」さん、「浅草今半」さん、弊店に分かれて開催しました。
以下は、弊店でお出ししたお料理です。
(前菜)
牛フィレ肉ロースト、生ゆば、雲丹醤油味を添えて
牛イチボ肉叩き風、白菜、玉葱ポン酢ジュレ
豚ロース肉みそ漬け、揚げ銀杏
(すき焼き)
肉:宮城県産、No1491832606、黒毛和牛メス、肥育31か月+20日、熟成39日
ザク:常のもの+変わりザク:ごぼう(帯広市和田農園)
ピクルス:大根、胡瓜、紫キャベツ
変わり卵:カレーオイル、泡立てヨーグルト
お食事
水菓子:ピオーネ、梨、柿
ご参加いただいた皆様、お粗末様でした。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.156日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

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活動報告

「すきや連」が発足10周年となり、記念の例会(第30回例会)を浅草で開催しました。事務局を担当しております私は、冒頭10年分の活動報告をしました。

事務局の住吉でございます。最初に出て来る人間の、人物の格としましては、「すきや連」旗振り役代表の向笠千恵子先生がよろしいのだろうと存じますが、今日は100人以上の大勢様が見えておりまして、「すきや連」に毎回見えている方ばかりではありませんので、これまでの活動の概要を、まずはお話ししてから、次に向笠先生のお話しを聞いていただいた方がよろしかろうと思います。そういう次第で私が最初に出てきております。よろしくお願い申し上げます。
さて「すきや連」の「そもそも」は、お配りした「開催報告」という資料の一番下に載っております。「百味」という、今はなくなってしまった雑誌がございました。グルメ、俳句、映画といった記事を載せていた雑誌でして、そこに向笠先生が2006年から08年まで「すき焼きものがたり」という連載をなさっていました。その企画は、たしか04年の冬に立ち上がり、05年辺りは取材ということで先生が今日見えているすき焼き屋さんを訪ねて行かれていた時期でしたから、すき焼き屋と先生とのご縁は、遡りますと、05年頃から始まっているということでございます。
この連載が面白かったので、平凡社さんが目をつけて、これを本にまとめよう!と言って下さいました。それが2008年10月15日ちょうど10年前に刊行された、『すき焼き通』です。すき焼きの本ですから、刊行披露会もすき焼きで致しました。
で、この宴会が楽しかったものですから、また会いたいね。集まりたいね。となったのが、09年2月の新橋「今朝」さんの会でした。この時から会の名前を「すきや連」と言うようになりました。それ以降の活動内容はお配りした資料の通りです。読み上げますると大変時間がかかりますので割愛させていただきますが、今年5月の第29回まで、北は米沢、南は熊本までお訪ねさせていただきました。土地土地のすき焼きを頂戴し、ためになるお話しを聞き、食材の産地を見学し、あるいは花街に遊びに行ったこともありました。
それと並行しまして、もう一冊本を出しました。2014年の『日本のごちそう すき焼き』です。最初の本は新書でしたが、こちらは立派な単行本です。この時は、著者が向笠千恵子withすきや連ということで、それぞれのすき焼き店主もページをもって、自分の店のすき焼きについて、自分の土地のすき焼きについて書きました。
この時もお世話いただいたのは平凡社さんでした。このように本は2冊ともと平凡社さんでしたので、今日は平凡社の下中社長にも見えていただいて、後ほどご挨拶いただくことになっています。誠にありがとうございます。
あ、今気づいたのですが、資料に参加人数を載せるのを忘れましたね。だいたい50名、多いと60名ほどでございました。そして、その宴会の雰囲気は、私が拙い表現で語りますより、先ほどお見せした動画の通りです。笑顔画像がたくさんたくさん撮れました。私個人も、すきや連を始めましてから、すき焼きの宴会って、本当に楽しいなあ、良いなあ。という思いを強くしました。ご参加いただいた皆さんも、おそらくは同じように感じていただけて、また会おう!ということになり、それで10年間続いたのではないかなと思っております。
向笠先生はじめ、この10年間に関わっていただいた、全ての皆さんに、心より厚く御礼申し上げまして、活動報告とさせていただきます。誠にありがとうございました。本日もよろしくお願い申し上げます。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.155日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

十周年⓶

第30回『すきや連』例会を、十周年記念会を兼ねて浅草で開催しました。
北は帯広、南は鹿児島から100人以上の方々が参加し、すき焼き界の歴史において、空前絶後の集会でした。
今回の記念会の開催に当たりましては、大勢の方々にお手伝いいただきました。いつもの例会では私一人が、受け入れ店の方にお手伝いいただいて運営しておりますが、今回はなにしろ参加者が多く、時間も長く、懇親会は3会場に分かれますので、スタッフが必要でした。
まず受付は「築地さとう」佐藤理香さん、浅草もんじゃ「おすぎ」の清水祐子さんに、弊社員を統率していただきました。100人以上の人を30分間で席に入れ込むというのは至難の技でしたが、完璧に済ませました。GJ
記念セレモニーの司会は例によって私がしましたが、補佐をして下さった「ニューオータニ岡半」柴田伸太郎さん、ありがとうございました。時間通りの進行をするには、補佐はとても大事です。100人規模の会合となると司会補佐というより舞台監督のようなものです。おかげ様で大過なく終わりました。ありがとうございました。
ご祝辞を頂戴した「平凡社」の下中美都社長ありがとうございました。
10年を振り返る動画を創ってくれた、奈須野真弓さん、ありがとうございました。
記念セレモニーに続き、見学ツアーと懇親会を受け入れて下さった、「今半本店」の相澤二郎さん、「浅草今半」の高岡修一さん、ありがとうございました。
「今半本店」さんで司会進行をして下さった「伊勢重」宮本尚樹さん、ありがとうございました。「浅草今半」司会担当だった柴田伸太郎さん、「ちんや」司会担当だった「荒井屋」荒井亮一さん、ありがとうございました。
3会場巡回のアレンジをして下さった「今朝」藤森朗さん、ありがとうございました。
「番長」として進行を応援して下さった、奥井隆さん、鈴木直登さん竹内順一さん、西居基晴さん、三保達郎さん、米増昭尚さん、ありがとうございました。
二次会の司会担当だった「銀座吉澤」の吉澤裕介さん、ありがとうございました。二次会に燗酒を出して下さった月の井酒造店さん、ありがとうございました。
カメラの斎藤雄輝さん、今回も楽しい写真をありがとうございました。
浅草ビューホテルの担当だった岡崎守さん、いつもありがとうございます。今回も諸々スムーズでした。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
それから十年間ご指導いただいた向笠千恵子先生、文末になりますが、本当に在り難うございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.154日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

十周年

第30回『すきや連』例会を、十周年記念会を兼ねて開催しました。
北は帯広、南は鹿児島から100人以上の方々が参加し、すき焼きの歴史において、空前絶後の集会でした。
そもそも「すきや連」は、新書『すき焼き通』(平凡社)(著:向笠千恵子)の出版を祝う会として、2008年10月15日に「ちんや」で始まりました。以来29回の例会を、北は米沢・南は熊本までの各地で開催し、また単行本『日本のごちそう すき焼き』(平凡社)(著:向笠千恵子+「すきや連」)を刊行するなどの取り組みをしてまいりました。
今回の第30回は、そういう次第で発足の地である浅草で開催しました。
第一部は記念セレモニー。
歴代の例会開催店主、『日本のごちそう すき焼き』の掲載店主が大集合致しました。当然記念写真を撮りました。この画像はレジェンドと申せましょう。
続いては「すき焼きの聖地・浅草巡礼ツアー」。
「今半本店」さん、「浅草今半」さん「ちんや」の3店を巡って見学しました。
その後は勿論、すき焼き懇親会。
100人以上の方々があつまりましたので、一軒のすき焼き屋には収容し切れず、三軒に分かれての大宴会でした。
さらにさらに二次会も。浅草ビューホテル25階の展望宴会場で、浅草寺やスカイツリーの夜景を眺めながら歓談。
燗酒をしこたま飲んで泥酔。
いやはや、疲れ果てましたが、最後は一大事業を遂行した心地よい疲れを感じて、深い眠りに落ちました。
ご参加いただいた皆さん、お手伝いいただい皆さん、それから10年間ご指導いただいた向笠千恵子先生、本当に在り難うございました。

追伸⓵
東京商工会議所が主催する、第16回「勇気ある経営大賞」において、株式会社ちんやが「奨励賞」を受賞させていただきました。
受賞理由は、
「格付や等級ではなくすき焼きにあった肉の提供に向けた挑戦(適サシ宣言)」でした。
権威ある賞を弊社が受賞できましたのは、ひとえに皆様のご愛顧の賜物とあつく御礼申し上げます。

追伸⓶
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、弊ブログの8月4日号をご覧くださいませ。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.153日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

弔問客

「すきや連」の用事で「今半本店」さんを訪ねましたら、
昭和8年(1933年)に初代店主・相澤半太郎氏(1877-1933)が亡くなった時の記録が、最近発見されたとおっしゃいます。
そして弔問客名簿の中に、私の曽祖父・住吉忠次郎の名があったとか。
また「すきや連」でご一緒する新橋「今朝」さんのご先祖の名もあったとか。
このご葬儀と同じ年に私の祖父・清が結婚し、翌々年の昭和10年(1935年)に私の父・滋夫が生まれます。
時代を超えて、その子孫が面会・打ち合わせをしていることの奇遇を想いました。
南観世音菩薩。

追伸、
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、こちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.100日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

ぶつ切り肉

どういう料理を「牛鍋」と呼ぶかについて、統一見解はありません。
統一見解がないので、インタビューなどで質問された時に往生するのですが、無いものは無いので仕方ありません。
そのように色々なタイプがある牛鍋屋さんの中で、横浜末吉町の「太田なわのれん」さんは、ひときわユニークな食べ方をさせるお店さんで、しかも「牛鍋元祖」と名乗っておられるので存在感がありますが、上記のように、その他の牛鍋屋さんも同じやり方をしているかというとそうではありませんで、最初に戻りますが統一見解はありません。
同じ横浜の「荒井屋」さんや、浅草ひさご通りの「米久」さんも「すき焼き」と言わずに「牛鍋」と言っておられますが、やり方は「なわのれん」さんとはかなり違います。すき焼き界は未だ天下統一されていないのです。
さて、その「なわのれん」さんを久しぶりにお訪ねしました。
「すきや連」の会場をお引き受けいただいたのが2010年。その後も二度ほどお訪ねしましたが、ここ3年ほどはご無沙汰しておりました。
「なわのれん」さんの牛鍋のやり方について、弊ブログの読者さんの多くはご存知かもしれませんが、念のため書いておきますと・・・
肉は全て「ぶつ切り」。サイコロステーキのようです。
「なわのれん」の初代音吉は、太田の地で鍋屋を始める前は、肉の串焼きを売っていました。「ぶつ切り」は、その名残りでしょう。
鍋は味噌仕立て。
これは肉の臭みを消すための工夫で、当時多くの牛鍋屋が採用していました。その後畜産業が発展し、臭みが減るにつれて味噌は次第に使わなくなりましたが、「なわのれん」さんは今でも味噌を入れていて、しかも貴重な江戸甘味噌を使っています。
「ちんや」が非常に甘辛い割り下を使っていて、それで肉に旨味が必要なのと事情は似ていると思うのですが、「なわのれん」さんの味噌入り割り下は甘辛いです。その割り下と拮抗させるため、「なわのれん」さんの肉には旨味がしっかりあります。私の好みですね。
かねてサイコロ肉を薄く切って、この味噌で煮てみたいと思っているのですが、こちらのお店の仲居さんが、そういうプレイを許してくれません。
今回も目を盗むことは叶いませんでした。残念。

追伸
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、こちらです。

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.098日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。