この辺りでもう一度肉のことを考えてみる会

本日弊店で

「適サシ肉宣言一周年記念 この辺りでもう一度肉のことを考えてみる会」

を開催いたします。

私が「適サシ肉」という言葉を造語し、ブログで「適サシ肉宣言」を致しましたのは、2017115日。初めの内は地道なご支持をいただいておりましたが、28日「文春オンライン」に載せていただいたのをキッカケに、大反響・大拡散となりました。

現在までに、メデイア露出は40数回。また私個人が、各地の商工会議所、ロータリークラブ、飲食関連団体に講演を依頼されるという状況がまだ続いております。

商標権侵害事案まで起きています(笑)

そもそも、この「宣言」は、弊店とお客様の間のミニ・コミュニケーションを目指しただけだったのですが、盛大なマス・コミュニケーションに成ってしまうという、思いもかけない展開となりました。

こうなったら、悪ノリです。宣言一周年を機に、さらなる論争&さらなる騒動を巻き起こてしてやるぞ!!というのが、この会の趣旨です(嘘)

本当は、肉の話しを酒肴に楽しく飲もうという会です。

一部(講演とパネル討論)は一応真面目に。

しかし二部(懇親会)は、もちろん「適サシ肉」で和やかに行きたいと思います。

<第一部=講演とパネル討論>

・この件をブレイクさせた張本人挨拶=「文春オンライン」さん。

・住吉史彦の体験談講演「適サシ肉騒動記」。

<パネル討論>

パネル参加者は豪華です↓

向笠千恵子さん(食文化研究家、「すきや連」旗振り役代表)

松石昌典さん(日本獣医生命科学大学教授、食肉科学研究者)

鶉橋誠一さん(スターゼン㈱相談役)(元社長)

近田康二さん(畜産ジャーナリスト、元「畜産コンサルタント」記者)

(討論内容)

「適サシ肉宣言」を最初に聞いた時の感想

その後各地を回って聞いた感想(業界、一般消費者)

今後の展望

結局、おいしい肉って、どういう肉?

・・・などを住吉史彦が皆さんに聞いて行く。

で、懇親会です。

参加予定の皆様、御期待下さいませ。

 

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.896連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

享保の会

「享保の会」で弊店で開催していただきました。

「享保の会」は、その名の通り、享保年間(17161735)ご創業の老舗企業さんが、

「約300年にわたり支えてきてくださったお客様・取引先の皆様への感謝と、伝統の次世代への継承に対する思い」

をこめて数ヶ月に一度のペースで企画をしておられる、楽しくも美味しい会です。これまで名店を会場に回を重ねて来られましたが、今回弊店をご指名いただいた次第です。在り難いことです。

主催なさっているのは、

青木酒造さん=銘柄「鶴齢」が有名な、新潟県魚沼の酒蔵さん

竹本油脂さん=「マルホン油」が有名な油脂メーカーさん

島商さん=江戸で有力な油問屋さん

運営協力は「ジャパントラディショナルカルチャーラボ」さんです。

まずもって、酒は「鶴齢」。

そして、料理に「マルホン」を使うこと、という御題がありました。

当然油を使うのは、弊店独自のカレーオイル卵です。島商さんは結構なオリーブオイルもお持ちなのですが、今回は「享保の会」なので、そちらは封印。「マルホン」の「太白」の方で、カレーオイル卵を作り、あとから「焙煎」も客席に回して、お好みで加えていただく、という趣向に致しました。

当日は、寒い日でしたので、土鍋を会場に持ち込んで、「鶴齢」を湯煎で燗。

いやいや、けっこう、飲んじゃったなあ。

うーい、ひっく。

 

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.895連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

襲撃事件

1987年の朝日新聞阪神支局襲撃事件で負傷した犬飼兵衛記者が亡くなったそうです。

犬飼記者の後半生は、傷の後遺症に悩みながらも、「一線」を愛し、地方の支局に勤め続けた記者人生だったそうです。お悔やみ申し上げます。

さて私が、この事件を記憶している理由は、もちろん報道機関に対する公然たるテロ攻撃だったからですが、もう一つの理由はすき焼きです。

この日は53日で、犬飼記者らは、取材を終えた後、支局で後輩らとすき焼きの鍋を囲んでいました。その最中に襲われたのです。

53日で祝日気分があったのかもしれません。

それにしても、職場ですき焼き、とはね。

すき焼きで人が和んでいる光景を見てもテロリストは襲撃を止めなかったわけで、この事件の凄惨さが際立ちます。

犯人逮捕を、私も心から希望します。

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.892連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

本物

最近「本物」の定義が気になっています。

例えば、築地の初競りの最高値の、大間のマグロを銀座の鮨屋で、馬鹿高い値段で食べることは「本物」ですか?

原産地=大間、本物。

流通地=築地、本物。

消費地=銀座、本物。

職人=たぶん本物。

希少性=初競り、本物。完璧に見えます。

が、価格と味のバランスが本物か微妙です。

初競りでなくても、

最高値でなくても、

大間でなくても、

銀座でなくても、かなり美味して、ほどほどの価格設定の鮨があったとしたら、どちらの「本物度」が高いでしょう。

世間から「老舗」と言われる店を経営する者は、たぶん、そういう所を煎じ詰めないとダメなんだろうと、最近思い始めています。

 

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.891連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

白米が欲しくなる肉選手権

121日にフジテレビ系列で放送された、

「発見!ニッポンの肉2018 ~最新&最強の激ウマ大捜査SP~」にお採り上げいただきました。ありがとうございます。(私個人は出ませんでした)

<内容は以下の通りでした>

「いまニッポンは空前の「肉」ブーム!

究極の名にふさわしい「最強の肉」、一生に一度は食べておきたい「魅惑の肉料理」、グルメサイトや雑誌に載っていない「幻の肉の名店」など、肉という肉を紹介していく唯一無二の“肉バラエティー”がここに誕生!2018年の肉の最新事情が丸わかり!」

で、結構長時間だった、この番組の中で弊店が出たのは、

▼ご飯と合う肉はどれだ!?白米が欲しくなる肉選手権、開宴!

というコーナーで、知らない内に「選手」に成っていたようです(笑)。

大食いタレントして有名な、ギャル曽根さんが5軒の肉料理店を回り、料理一人前に対して、ご飯を何杯食べられるかを競うものです。

結果、弊店は7杯で優勝!!

でした。

が、実は、この勝利は「反則勝ち」でした。

すき焼きには、溶き卵があるからです。卵かけご飯で杯数を稼げるというわけです。

しかも、普通の卵だけでなく、変わり卵も用意しました。カレーオイル卵は、卵かけご飯にすると美味しいのです、滅茶滅茶。それで杯数を稼いで弊店は「反則勝ち」しました。

他の「選手」のお店の皆さん、ごめんなさい。

 

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.887連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

適サシ肉の日

1週間前の15日は「適サシ肉の日」でした。

2017年に私が「適サシ肉宣言」をした115日が「適サシ肉の日」として日本記念日協会さんから認定されたことをネットにUPしますと、大勢の方からコメントがいただけました。

認定おめでとうございます!!!

素晴らしい。

素晴らしい!おめでとうございます。

認定おめでとうございます。

おめでとうございます。しかし、まだまだ、こんなものでは済みません。もっと、大変なことになると思っています。(笑)

過剰な時代から適度でまともな時代へ変わる瞬間ですね。住吉さんの信念を貫き通す姿をいつも誇りに思います。心から祝福を贈ります。

皆さん、コメントありがとうございました。

ちなみに「制定の由来」は以下の通りです。

20171 15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.886連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ニッポンの肉2018

本日19時~21時54分 フジテレビ系列で放送される、

「発見!ニッポンの肉2018 ~最新&最強の激ウマ大捜査SP~」にお採り上げいただきます。ありがとうございます。

どうぞ、ご覧くださいませ。(私個人は出ません)

<内容は以下の通りです>

いまニッポンは空前の「肉」ブーム!

究極の名にふさわしい「最強の肉」、一生に一度は食べておきたい「魅惑の肉料理」、グルメサイトや雑誌に載っていない「幻の肉の名店」など、肉という肉を紹介していく唯一無二の“肉バラエティー”がここに誕生!2018年の肉の最新事情が丸わかり!

▼“フォトジェ肉”や“赤毛和牛”など、肉の進化が止まらない!

▼史上最強の肉集団“肉バカ委員会”が推薦する肉がすごすぎる!

▼全国にあまたある肉弁当の中から選んだ“ニッポン5大肉弁当”を徹底解剖!

▼“インスタ映え”はもはや当たり前!最新の“ムービー映え”肉とは!?

▼安くておいしくてボリューム満点!一般開放されている“学食肉”の実態に迫る!

▼ご飯と合う肉はどれだ!?白米が欲しくなる肉選手権、開宴!

▼西岡德馬とバイきんぐが話題の熟成肉を食らう!

▼アキラ100%が大人気肉弁当の工場に突撃取材!

肉、肉、肉、肉にまみれた3時間をぜひご堪能ください。

出演者:

ギャル曽根
吉村崇(平成ノブシコブシ)

 

<これにて「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りとなりました>

「文春オンライン」2017年2月8日より掲載

日本テレビ「スッキリ!!」2月9日放送

TBSテレビ「白熱ライブビビット」2月10日放送

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2月10日16時50分放送

東京新聞(特報面)2月12日

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」2月12日10時放送

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2月15日15時44分放送

「肉メディア.com」(インターネット)2月15日、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」2月16日7時35分放送

産経新聞(生活面)2月21日

日刊ゲンダイ2月24日掲載

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3月31日19時56分放送

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)2017年5月号掲載

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送

ブーストマガジン(インターネット)5月12日(前編)、19日(後編)

テレビ東京「和風総本家」5月18日放送

「婦人画報」(雑誌)2017年7月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

「dancyu」2017年8月号、「美味東京」特集

「文芸春秋」2017年8月号、「この人の月間日記」、文:中野信子様

TBSテレビ「テッペン!『友だち+プラス』」8月1日23:56放送

単行本『くらべる値段』、2017年8月18日刊行、東京書籍、著者:おかべたかし様

雑誌「だいごみ」、2017年秋号、「地方創生支援協会」刊行

インターネット「食べたり買ったり作ったり~レストランガイド編集長の日常」(扶桑社、筆者:大木淳夫さま)

BS-TBSテレビ「サタデードキュメント」9月30日午前10時00分放送

雑誌「Hanako」1144号(2017年10月19日刊行)

BSフジテレビ『極皿~食の因数分解』12月9日午後6時00分放送

雑誌「MetroWalker」2017年冬号(東京メトロ)

朝日新聞12月20日夕刊「(あのとき・それから)1944年 和牛の誕生 サシ重視、偏る種牛に危機感も」(文:向笠千恵子様)

インターネット『NEWS ポストセブン』「ブランドや等級に縛られない肉の多様化が定着 好みで選択可」(文:松浦達也さま)12月30日配信

インターネット『Rettyグルメニュース』「平成生まれがゆく「東京名店物語」」(文:山口祐加さま)2018年1月5日配信

雑誌『東京ウォーカー』2018年2月号

読売新聞2018116日夕刊社会面「和牛「脱霜降り」…脂肪抑えた「適サシ」人気 農家赤身多め「健康牛」

夕刊フジ【肉道場入門!】2018116

フジテレビ「発見!ニッポンの肉2018 ~最新&最強の激ウマ大捜査SP~」2018年1月21日19時00分放送

*この他に収録済みで、今後公開されるものが数件あります。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.885連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

高齢化

その日の「ちんや」の高齢者率は、かなり高めでした。

皆さん、寒いのに車椅子に乗っていらして、「適サシ肉」をペロリと食べて下さいます。在り難い。

「店の高齢化」を、私はゼンゼン心配しません。

お年寄りはお孫さんを連れて来て下さるからです。やがてお孫さん達が自腹で来てくれるでしょう。

そういう店内風景を見るのが、私は一番好きかな。

それは1月の、とある日曜日のこと。

日本海側は大雪とかでしたが、浅草は穏やかでした。

追伸

本日1/20発売の雑誌『東京ウォーカー』2018年2月号にお採り上げいただきました。ありがとうございます。

<これにて「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りとなりました>

「文春オンライン」2月8日より掲載

日本テレビ「スッキリ!!」2月9日放送

TBSテレビ「白熱ライブビビット」2月10日放送

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2月10日16時50分放送

東京新聞(特報面)2月12日

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」2月12日10時放送

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2月15日15時44分放送

「肉メディア.com」(インターネット)2月15日、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」2月16日7時35分放送

産経新聞(生活面)2月21日

日刊ゲンダイ2月24日掲載

「おとなの週末」(雑誌、講談社)2017年3月号掲載

FMえどがわ(84.3MHz)3月2日放送

読売テレビ「そこまで言って委員会」3月12日放送

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」3月25日朝6時放送

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3月31日19時56分放送

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)2017年5月号掲載

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4月13日20時15分放送

ブーストマガジン(インターネット)5月12日(前編)、19日(後編)

テレビ東京「和風総本家」5月18日放送

「婦人画報」(雑誌)2017年7月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)2017年6月号、文:山本謙治様

「dancyu」2017年8月号、「美味東京」特集

「文芸春秋」2017年8月号、「この人の月間日記」、文:中野信子様

TBSテレビ「テッペン!『友だち+プラス』」8月1日23:56放送

単行本『くらべる値段』、2017年8月18日刊行、東京書籍、著者:おかべたかし様

雑誌「だいごみ」、2017年秋号、「地方創生支援協会」刊行

インターネット「食べたり買ったり作ったり~レストランガイド編集長の日常」(扶桑社、筆者:大木淳夫さま)

BS-TBSテレビ「サタデードキュメント」9月30日午前10時00分放送

雑誌「Hanako」1144号(2017年10月19日刊行)

BSフジテレビ『極皿~食の因数分解』12月9日午後6時00分放送

雑誌「MetroWalker」2017年冬号(東京メトロ)

朝日新聞12月20日夕刊「(あのとき・それから)1944年 和牛の誕生 サシ重視、偏る種牛に危機感も」(文:向笠千恵子様)

インターネット『NEWS ポストセブン』「ブランドや等級に縛られない肉の多様化が定着 好みで選択可」(文:松浦達也さま)12月30日配信

インターネット『Rettyグルメニュース』「平成生まれがゆく「東京名店物語」」(文:山口祐加さま)2018年1月5日配信

読売新聞2018116日夕刊社会面「和牛「脱霜降り」…脂肪抑えた「適サシ」人気 農家赤身多め「健康牛」

雑誌『東京ウォーカー』2018年2月号

*この他に収録済みで、今後公開されるものが数件あります。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.884連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,今日のお客様 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

働き方改革

旧臘2017年は、「働き方改革」「ホワイト化」の年だったと思います。

弊社も12月の火曜・水曜はランチ営業を休止しました。

そしてブラック企業の主役は「ワタミ」さんから「電通」さんになりました。日本を代表する企業「電通」さんがブラックだったということは大きな衝撃でした。

が、私はこの二者を同列に考えるのは良くないと思っています。

「電通」さんは、たしかにブラックでしたが、多くの人を育ててきました。「電通」さんは、多くの人が競って入社したいと望むような会社で、そこでの経験を糧に独立開業した人が大勢います。

だから社員さんはハードな仕事に耐えてきたわけです。有名な料理屋さんでも同じようなことがあります。

もちろん、それを悪用して死ぬまで働かせたり、パワハラ・セクハラをはたらいて良いわけではありませんから、庇うつもりはないです。

が、人を育てず、労働者の体力を消費するだけの会社と同じに考えてはいけない、というのが私の意見です。

今の日本で一番問題なのは「電通的」でないブラック企業だと私は思います。

専門性の高い仕事は、ごく少数の人間が担当し、その他大勢の労働者は兵隊のように使いたおす会社がたくさん在ることが問題だと思います。

外食産業の現場を観てみましょう。

味付けはセントラル・キッチンがします。現場は加熱して、盛り付けるだけ。加熱だって機械がやります。だから現場の人間は、調理について、ほとんど何も学べません。ひたすら使われ、若さを消費されます。

その労働者が疲れ果てて退職した時、さらなる悲劇に遭います。専門性がないから、ロクな再就職が出来ないのです。同じような、体力だけを求めている会社にしか就職できないのです。

その調子で、いったい何歳まで働けるのか。

このような「電通的」でないブラック企業が多数在ることが、私は重大な問題だと思っていますので、ブラック企業の代表=「電通」と考えるべきではないと思うのです。

「電通」さんは軌道修正できると思いますが、存在そのものがブラックで、軌道修正すると存立し得なくなる会社がたくさん在ることが問題です。

結局薬局、問題の本質は「働き方改革」ではなく「育て方改革」だというのが、私の見解です。

 

追伸

明日1/20発売の雑誌『東京ウォーカー』2018年2月号にお採り上げいただきました。ありがとうございます。

<これにて「適サシ肉宣言」関連の、これまでのメデイア掲載は以下↓の通りとなりました>

「文春オンライン」28日より掲載

日本テレビ「スッキリ!!」29日放送

TBSテレビ「白熱ライブビビット」210日放送

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」2101650分放送

東京新聞(特報面)212

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」21210時放送

HBC 北海道放送「今日ドキッ!」2151544分放送

「肉メディア.com(インターネット)215日、文:松浦達也様

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」216735分放送

産経新聞(生活面)221

日刊ゲンダイ224日掲載

「おとなの週末」(雑誌、講談社)20173月号掲載

FMえどがわ(84.3MHz32日放送

読売テレビ「そこまで言って委員会」312日放送

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」325日朝6時放送

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」3311956分放送

「ワインホワット!?」(ワイン専門誌)20175月号掲載

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」4132015分放送

ブーストマガジン(インターネット)512日(前編)、19日(後編)

テレビ東京「和風総本家」518日放送

「婦人画報」(雑誌)20177月号「世界が恋するWASHOKU」特集

「健康保険」(健康保険組合連合会発行)20176月号、文:山本謙治様

dancyu20178月号、「美味東京」特集

「文芸春秋」20178月号、「この人の月間日記」、文:中野信子様

TBSテレビ「テッペン!『友だち+プラス』」8123:56放送

単行本『くらべる値段』、2017818日刊行、東京書籍、著者:おかべたかし様

雑誌「だいごみ」、2017年秋号、「地方創生支援協会」刊行

インターネット「食べたり買ったり作ったり~レストランガイド編集長の日常」(扶桑社、筆者:大木淳夫さま)

BS-TBSテレビ「サタデードキュメント」930日午前1000分放送

雑誌「Hanako1144号(20171019日刊行)

BSフジテレビ『極皿~食の因数分解』129日午後600分放送

雑誌「MetroWalker2017年冬号(東京メトロ)

朝日新聞1220日夕刊「(あのとき・それから)1944年 和牛の誕生 サシ重視、偏る種牛に危機感も」(文:向笠千恵子様)

インターネット『NEWS ポストセブン』「ブランドや等級に縛られない肉の多様化が定着 好みで選択可」(文:松浦達也さま)1230日配信

インターネット『Rettyグルメニュース』「平成生まれがゆく「東京名店物語」」(文:山口祐加さま)201815日配信

雑誌『東京ウォーカー』2018年2月号

*この他に収録済みで、今後公開されるものが1件あります。

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.883連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

明治150年

新年会とか賀詞交換会とかにまいりますと、挨拶する人全員がオリンピックのことを話すので、いささかウンザリしてきました。その話題に完全に埋もれてしまっていますが、今年は

明治150年です。

政府は記念事業をするそうですが、たぶん本心は改憲とか陛下退位の準備とかに忙しいですよね。

そこで、この件を盛り上げねばと、私は勝手に使命感に燃えてブログに書くことに致しました。

今を遡ること150年前。18681月に明治天皇は「王政復古の大号令」を出し、新政府樹立を宣言しました。新政府は鳥羽・伏見の戦いで旧幕勢力を京都から排除した後、4月には「五箇条の御誓文」で新政府の基本方針を表明しました。

それから110年、中学受験のため日本史を勉強していた私は「五箇条の御誓文」の開明性・先進性に衝撃を受けました。そして、この時代に起源を持つ料理屋の子に生まれたことを誇りに感じました。ええ、マジで。

5世紀に起源を持つ国が、

「旧来の陋習を破り、天地の公道に基づくべし」

とか言っちゃうのはスゴいことですよね。

この受験は成功し、私は、やはりこの時代に起源を持つ学校に入学することになりました。そうしましたら、その学校の創立者・福澤諭吉先生は『肉食之説』という一文まで書いていたというから驚きます。肉食を嫌う者の論は「人の天性を知らず人身の窮理をわきまへざる無学文盲の空論なり。」とまで書いています。これは、ほとんど運命の出会いのように感じました。

そこから40年、今年は明治150年です。

多くの人が明治時代を想い起す年になれば、と思います。

ただし、です。明治の革新性ばかりでなくて、同時に江戸=明治の連続性も評価されると良いと私は思っています。

一見、江戸=明治は断絶しているように見えて、底流でつながっています。江戸時代の日本の良い所が明治になって開花したという風に考えることも出来ると思います。牛鍋が、それ。洋食は、その逆パターンで、まったく新しいものに見えて、実は和の味付けが加えられています。つながっているのです。

江戸的教養が、西洋文明を受け入れる際の基礎になったとも言えます。福澤先生は「演説」「簿記」など多くの言葉を造語しましたが、使ったのは漢文の素養でした。

2018年は、明治が近く感じられるよう、また多面的な評価ができるよう、このブログでも意識して書いてみようと思います。おつきあい下さいまし。

 

追伸、「適サシ肉の日」

日本記念日協会さん公認の記念日に成りました。

昨年私が「適サシ肉宣言」をした1月15日です。お見知りおきを。

「記念日制定の由来」は以下の通りです。

「2017年1 月15日に、東京浅草の老舗すき焼き店「ちんや」の六代目当主・住吉史彦が、自店で過剰な霜降肉(A5等級)を使うことを止め、「適サシ肉」すわなち適度な霜降の入った肉だけを使うと宣言した。本件は各種メデイアやインターネットで大きな反響を呼び、「A5信仰が終焉した日」として日本の食肉業界・飲食業界に記憶された。なお「適サシ肉」という言葉は住吉による造語で、株式会社ちんやは後にこの言葉を商標として登録した。」

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.882連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,憧れの明治時代 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)