フリーアルコール

コロナの接触感染対策で、アルコールを小瓶に入れて各部屋に置き、ご自由に使っていただいています。

この対策は、必ずやるべしと指導されているわけではないですが、自分だったら在ると良いと思うので、自主的に去年の秋からやっています。

中には、すぐに自由に使って良いと分からないお客様もいるので、

そちらはフリーアルコールです!

とご説明すると、

え、フリーって、飲んで良いの?都庁にバレたら怒られない?

いやいや、飲んじゃダメですよ。禁酒法どうのこうのより、お体にさわりますよ。度数は100%ですからね。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.123本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ザクの語源

「ザク」という言葉が通じないことがあります。

すき焼き屋で「ザク」と言えば、ネギ、シュンギク、シイタケ、焼き豆腐、シラタキ、麩などの具材を盛った皿のことですが、通じないことが多いです。

「野菜」と言われることが多いですが、豆腐やシラタキも入っているので、「野菜」では適切ではないです。

「ザク」としか言いようがないので、「ザク」と言っていますが、通じないことが増えました。

ある世代の方にとっては、「ザク」とは、

テレビアニメ『機動戦士ガンダム』(1979年放送)に登場する架空の兵器、人が操縦する形の人型兵器のことのようです。

先日もそういう方が見えたので、そう言えば、ガンダムの「ザク」って、なんで「ザク」って言うんですか?

と聞いてみたら、その方はなかなかのファンだったらしく答えて下さいました、

「大きい戦士が歩くと地面が「ザクッザクッ」と音を立てるから」だそうです。

なるほど。

すき焼きの場合も擬音語です。

すき焼きの具材を切る時、「ザクッザクッ」と音がするからですね。

単純な言葉は残りますね。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.122本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

弁当とテイクアウト

「うし重」のテイクアウトを販売させていただいております。

味の面では、自分で食べても旨いですので、ご満足いただけているだろうと思っておりますが、利便性の面では不便に感じておられる方が多かろうと思います。

事前に在庫をいくつも見込みでご用意して、並べて売っているわけではないからです。

事前に作っておけば、すぐ手に取って買えますが、「うし重」は、お越ししただいて、ご注文いただいて、出来るまでお待ちいただく方式だから不便なのです。

・事前に作って並べてあるものは「弁当」

・料理が出来たら、それを持って帰るのが「テイクアウト」

ですが、見た目は両方とも弁当のような形をしているので、たまに誤解が生じます。

弁当を買いに来たのに不便だなあ!と言われると、テイクアウト屋としては辛いところです。

「弁当」は出来上がってから、食べられるまで、かなり長い時間がかかりますから、衛生状態を保つために、

まず「冷やし込み」をして温度を下げます。そして冷蔵ケースに入れた状態で売ります。

そして、多くの場合保存料を入れています。

対するに「テイクアウト」は、出来立てをお渡しします。

加熱した直後は熱で殺菌されたばかりですから安全ですが、放置すれば次第にぬるい温度になり、入り込んだ細菌が増えて食中毒を起こします。

で、「ちんや」の「うし重」は「1時間以内にお召し上がりください」と言っています。おそらく2時間くらいOKだろうと思っていますが、きびしめに「1時間」と言っています。それが「テイクアウト」です。

実は最近流行りの「フードデリバリー」も、この「テイクアウト」に準じるものですから、配達員は客にいつまでに食べ切るべきか伝えないといけないはずですが、果たしてそれが出来ているでしょうか、ね?私は、まだ一度も「ウー♡ー」は頼んだことがないので、その辺の実態はどうなのか、実は存じません。

食中毒シーズンに入りましたので、お気をつけ願いたいものです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.115本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

とうがらし

ある日

「万願寺とうがらしですき焼きしたい」

というツイートを見つけました。

京都が好き、お寺や神社巡りが好き、美味しい食べ物も好きです!

という方のようでした。

特にすき焼き好きというわけではないようですが、夏場のザクにシシトウを入れている弊店としては歓迎したいツイートです。

「万願寺とうがらし」は、果肉は大きくて分厚く、柔らかく甘味があり、種が少なく食べやすいことが特徴です。とても大きいことから「とうがらしの王様」とも呼ばれます。

京都府が認証している「ブランド京野菜」に指定されていて有名で、お値段も張るので、使うとしたら、オプション料金にしないといけないでしょう。

普通のザクに入れるとなると、もう少し普通のもの(シシトウなど)を使うことになりますが、それでも、これからの季節は、こういう野菜も良いと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.114本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

生活必需品

用事があってデパートに行き、

営業している売場と営業できない売場の間の、不思議な区分を知りました。

今売って良いのは「生活必需品」だけなので、デパ地下はやっている=一方、宝石・美術は休業=は分かりますが、1階のメインの場所に営業していない売場があります。

アクセサリーが「不要」だから休業なのです。

うーん、アクセサリーをまったく身に着けずに生きるって可能なんでしょうか。

ゴルフ用品は「不要」→まあ、これは仕方ないか。

玩具は「不要」→うーん。猫だったら、おもちゃは必需品ですが、人間の子供は勉強だけが必需品なんでしょうか。きびしい世の中になったもんです。

これだけ分かりづらいと協力しない国民が多くなるかもですねえ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.111本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

毎日肉無し

ネットでリアルタイム検索をしていて、面白いツイートを発見しました。

「簡単なので毎日肉無しのすき焼き食べてるのですが、これはすき焼きと言って良いのでしょうか?それとも、すき焼き風の鍋と言った方が良いのでしょうか? 」

誰もすき焼きを定義できたことはありませんが、Wikipediaには以下のように書かれています。

「すき焼き(鋤焼・銚焼、すきやき、英語:Sukiyaki)は、食肉や他の食材を浅い鉄鍋で焼いたり煮たりして調理する日本の料理である。調味料は醤油、砂糖、酒など、またそれらをあらかじめ合わせた割下が使用される」

「一般的なすき焼きには薄切りにした牛肉が用いられ、ネギ、ハクサイ、シュンギク、シイタケ、焼き豆腐、シラタキ、麩などの具材(ザクと呼ぶ)が添えられる。溶いた生の鶏卵をからめて食べることが多い」

「鳥すき(鶏すき)」「豚すき」「魚すき」「蟹すき」「うどんすき」など、牛肉以外の材料を使用したものについても「~すき」と呼ぶことがあるが、調理法や味付けはそれぞれ異なる」

「砂糖と醤油を用いた甘辛い味付けの料理の総称として「すき焼き風」という呼称も用いられる」

ツイートの通り、「肉無し」だとすると普通のすき焼きから肉を抜いたものですから、野菜と豆腐、シラタキだけでやることになります。これを「すき焼き」と言えるかが、この際焦点になります。

ネットに出ている「野菜すき焼き」の画像は、良く見ると肉も少し入っています。

私は、まあ、OKと思いますけどね。

ただし、私個人は動物性が旨味がどうしても欲しいので、「野菜だけ」は積極的にはやらないでしょうね。「野菜多め・肉少なめ」なら「あり」だと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.110本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

行った気になる画像集

<今行きづらい「ちんや」へ 行った気になる画像集>

を撮影しました。

通販をご注文いただいた方には、画像をまとめた冊子を、お入れしています。ご覧くださいませ。

雷門に集合して、食べる前に軽く観光、

暖簾くぐってから、食べ終わるまで、たくさんのカットがあります。

知り合いにFBで、少しずつ公開していたら、いいね!がたくさんつきました。ありがとうございます。

早く、普通に来れるようになったら良いですね。

追伸、休業しているわけではないです。酒抜き、8時まででやっております。お間違いのなきように。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.109本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ステイホーム

久しぶりに、すき焼き川柳が届きました。

・サシ光るステイホームに「ちんや」の肉(板橋区在住のウラノ様、40歳)

巣籠も、美味しい肉があれば幾分気が晴れるかなと存じます。お買い上げありがとうございました。

なお「サシ光る」のは本当です。正しい描写です。

長期肥育したメス牛の脂は融点が低いので室温で溶け、溶けて液状になった脂が光をはね返すので光って見えるのです。これなら食べてもモタレないと思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.107本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

すき焼きパスタ

ネットで「すき焼きパスタ」なるものを発見したので、

いったい、どんなパスタだろう?!

と思ったら、エバラさんがレシピを公開していました。既知のものだったようです。

そのレシピは当然「すき焼のたれ」を使わせるレシピです。

材料は、パスタと「タレ」の他は、

牛薄切り牛肉、長ねぎ、えのきたけ、春菊。

・フライパンで、牛肉を炒め、長ねぎ・えのきたけ・春菊を加えて炒め合わせ、「すき焼のたれ」で味付けします。

・鍋に湯を沸かし、スパゲティを茹でます。

・フライパンに湯きりしたスパゲティを加え、他の材料と軽く炒め合わせて、出来あがりです。

ご、ごく普通ですね。

巣籠で料理のバラエティーが尽きたら、やってみるのも悪くないかと。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.105本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)

ゴミの日

信州の宿屋の跡継ぎだという人が、ある日ツイートしていました・・・

「月一回の「燃えないごみ」の日に、30年以上前のすき焼き鍋やら、土鍋やら、しゃぶしゃぶ鍋を一気に捨ててやった。創業時からあった物で、何年も埃だらけで積み上げられていた。家族もその存在すら忘れていて、捨てた事にも気付かないだろうが、勝手に一人でスッキリした。」

コロナでゴミ整理の時間が出来たのでしょうか。私も一年前の緊急事態の時は、帳場の整理をして、たくさんのゴミを出しました。

このツイートを読んで思い出しましたが、以前は旅館の名物料理として、すき焼きを出しているところが多かったものです。

修学旅行の思い出は旅館で食べたすき焼きだという人もいます。

地元の食材を入れた、一風変わったすき焼きは、私はとても面白いと思うのですが、それはニッチな考えなのかもしれません。

今は旅館に泊まっても、小さい鍋に、ほんの少しの材料を入れた、ミニすき焼きしかお目にかかりません。メイン料理の座から降ろされて、一つのアイテムとなっているのが実態でしょうね。

少し寂しい想いがします。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.104本目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM  Comments (0)