明治節

今日は明治天皇の誕生日です。日本を近代化へ導いた方の遺徳を偲ぶ日ですね。

天皇の功績は広く知られていますが、今日は天皇が身の周りの、新旧のものに、どう接していたかを調べてみましょう。

全体としては、日本の残すべき文化は残し、外国の取り入れるべき文化は取り入れるという傾向だったようです。

まず、牛肉を召し上がりました。1872年(明治5年)に初めて召し上がりました。洋食やワインも召し上がりました。

髪は西洋風に断髪にしました。「散髪脱刀令」が出された後の1873年(明治6年)のことでした。宮中の服装が西洋化するのも認めました。

当時の最新の技術であったレコードをよく聴かれたようです。ただし聞いたのは、唱歌や詩吟、琵琶など。

一方で、新技術の中で大嫌いなものもありました。

それは写真。

大の写真嫌いで自分の写真を撮らせなかったので、天皇が写った写真はとても少ないです。

万事保守的でもなく、あたらしもの好きでもなかったところが良かったのかなと思われます。

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DEATH丼

JA全農さんが、

死ぬほどうまい「DEATH丼」

を開発したそうです。

日本農業新聞によりますと、

JA全農は27日、和牛や海鮮などの食材をぜいたくに使った新たな丼料理を発表した。その名も「死ぬほどうまいぜ。DEATH(デス)丼」。全農の通販サイト「JAタウン」で8種類のレシピを公開し、必要な食材を販売する」

「ダイエットや健康への配慮を忘れて、食欲のままに楽しむ丼文化として提案する」

「最狂・卵かけのデス丼」は、炊き立てご飯の上に、イクラ、筋子、タラコ、めんたいこ、卵黄をのせて食べる。「和牛すき焼きのデス丼」はローストビーフの上にすき焼きを重ねる・・・」

ローストビーフの上にすき焼きねえ・・・

JA全農・桑田専務は

「農家の人にも試してみてほしい。こうしたイベントや商品開発を通じて、米の消費拡大に取り組む」

あ、米の拡販が目的だったのですね。

すき焼きは、なくても別に困らないような・・・

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文化功労者

めでたいです。

「若大将」こと加山雄三さんが文化功労者に選ばれました。

加山さんと言えば、すき焼きです(笑)

まず、加山さんの代名詞と言うべき映画「若大将シリーズ」(東宝、1961年~71年)の中で、加山さんは「老舗のすき焼き屋「田能久」の息子で、大学の運動部のエース」という役を演じました。

それから1966年にビートルズが来日した際、宿泊先のホテルを訪ねて、メンバーとすき焼きをしたことが有名です。

加山さんは御年84歳、このところ体調を崩されたことが報じられて心配でしたが、その後復調傾向だとかで、ますますご活躍いただきたいです。

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3rdアルバム

坂本九ちゃんの長女で歌手の大島花子さんが3枚目のアルバムをリリースし、そこには

「上を向いて歩こう」が収録されたそうです。

九ちゃんの代名詞のような曲ですが、アルバムに収録するのは、これが初めてだとか。

「上を向いて」は「本当はすごくもの悲しさもあるんだけど、でも暖かく、テンポ感も含めて父の歌声だからこそ明るく響いて、聞いてる方の気持ちが前に進まなきゃって!思う曲」だからこそ、コロナ禍の今録音したいと考えたそうです。

「上を向いて」は海外で発売する時にスキヤキソングにされてしまいましたが、美味しい食べ物の歌では勿論なく。本来はエレジー=悲しい歌です。

これまでも震災の時などに自然発生的に歌われてきました。

今回のコロナ禍で、私も含め我慢の時が続きますが、「上を向いて」は、また今多くの人の心に響くと思います。

<リリース情報>

『百日紅の木下で』

2021年10/27 発売、販売元キングレコード

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下野

「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一ですが、今年の大河ドラマの中では、なかなか財界人とならず、徳川慶喜に仕えたり、明治政府に入ったりで10月も後半になり、ようやく銀行の総監になりました。

渋沢が総監になったのは第一国立銀行

この銀行の本店の建物は竣工当初、文明開化のシンボルとして話題になり、見物客が集まったり、浮世絵に描かれたりしました。そうした絵の一枚を「ちんや」は所蔵しております。

第一国立銀行は「国立」と名前が付いておりますが、民間の株式会社です。

渋沢が政府にいる間に提唱した「合本主義」によって、当時最大の商人であった三井組と小野組が出資してできました。そのトップに渋沢自らが下野して就任したわけです。

民間なのに「国立」というのは「国立銀行条例」により銀行券を発券することを許されていたので、国立と称したものです。

当初建物の発注者は三井組で、三井が自分で使うつもりでした。渋沢がそれを無理やり第一銀行で使うことにしてしまう場面を、大河でやっていましたね。

その立派な建物は、こちらで見ていただけます。

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和田家のすき焼き

迂闊にも見逃しました。

元「嵐」の相葉雅紀さんが主演する、深夜のドラマ「和田家の男たち」が10月22日からスタートし、劇中ですき焼きの場面があったそうです。

しかも牛乳すき焼き。

このドラマでは、主役の「和田優」役の相葉さん、その父でテレビ局のプロデューサー「秀平」の佐々木蔵之介さん、祖父で新聞社の元社長の「寛」の段田安則さんの3人が同居することになります。

そして、3人ですき焼きの鍋を囲んでいると「寛」は、すき焼きの鍋に牛乳を入れる・・・という展開だったようです。

迂闊にも見逃しました。

私の過去の調査では、「嵐」の中では、相葉さんより松本潤さんがすき焼き党だと認識しておりました。

2012年5月に放送された「嵐にしやがれ」のトーク場面で、

「明日地球が滅亡するとしたら最後に何を食べたいか?」

というテーマに対し松本さんは、

「すき焼き」と発言しているのです。

当時この発言は、嵐の他のメンバーには意外だったらしく、

「初めて」(相葉さん)

「見たことないよ、すき焼き食べてるとこ。十何年一緒にいるけど、すき焼きだけはない!」(桜井さん)

というリアクションが。

すき焼き好きが松本さんから相葉さんに伝染していたのなら嬉しいですね。

それにしても、そのすき焼きは上手かったのか・・・

あ、末筆になりましたが、相葉さん、櫻井翔さん、W結婚、誠におめでとうございました。

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ぼうハラ

忘年会の推奨が、ここまで批判されるとは。悲しくなりますね。

報道によりますと、

「山形県鶴岡市は15日、市職員に対する「飲酒を伴う会食・会合」の自粛を取りやめ、一転して参加を呼びかける文書を発表した。コロナ下で冷え込んだ飲食業界の消費を喚起しようという狙いだ」

「長引く飲食の自粛が地域経済に及ぼす影響を鑑み、市内飲食店への支援及び消費喚起による経済の回復のため」「忘年会・新年会は積極的に行うこと」と。

これに対するコメントは、

「飲み会への参加を強く勧めることは、参加への強要とも受け取られかねず、慎重になる必要があります。程度にもよりますが、ハラスメントに当たったり、場合によっては違法性が認められることもあります」

「市が職員に向けて忘新年会を呼びかける文書を出せば、半ば強制力を伴います。自粛解除で十分であり、飲み会奨励は行き過ぎだと思います」

「まともな職員なら怖くて宴会したくないはずだが、管理職の一声でやらざるを得なくなる。管理職は市長の指示だからやらざるを得ない」

職場単位での飲食=ハラスメントと考えないといけない事態が、まだ続いているようです。

最近は、なんでもかんでも「〇ハラ」と言うようですから、「ぼうハラ」とでも名付けましょうか。

この冬は、まだリスク感覚が近い者どうしでしか、食事に行けないようです。とほほ。

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フォアグラ肉巻

ネットで発見したばかりで、まだ食べに行けていませんが、

大阪市福島区ですき焼きに「フォアグラ肉巻」を入れているそうです。

画像を見ますと、細長くカットしたフォアグラを、薄切りの肉で巻き、串で止めてあります。そのまま鍋に投入するようです。

肉はサシの少ない肉に見えます。フォアグラに油分が多いから、肉の方は赤いのが良いということでしょうか。

フランス料理では、フォアグラと牛フィレ肉のステーキを一緒に食べることがありますから、この組み合わせ自体は既存です。

でも、フランス料理ではバルサミコ酢などで酸味を付けることが多い(「ロッシーニ風」)と思います。甘辛いだけのすき焼きに、果たして合うのか?!

ネットでは、

「ウルトラメチャ旨い!フォアグラに甘辛い醤油がこんなにあうなんて思ってなかったのでちょっとビックリ!これは是非食べてもらいたい1品です」

と称賛されていました。へえ、そうでしたか。

もしかすると、これを私が推奨しているヨーグルト卵に付けると、酸味が入って、フランス料理に近づき、より美味しいかもしれません。その方がワインにも合いますしね。

近々試してみようと思います。

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山手線

山手線が2日間も運休しているのをご存じでしたか?

私はうっかりしたまま昨日出かけ、驚いてしまいました。

運休するのは、渋谷駅でホームを拡幅するためだそうで、10月23日(土)の初電から24日(日)終電まで、内回りで( 池袋~渋谷~大崎間)のすべての列車が運休します。

ここで話しはまったく逸れますが、私が鶯という言葉を覚えたのは、山手線ででした。

子供の頃に走っていた山手線の電車(103系)の塗装が黄緑色で、それを「ウグイス色」と言っていたからです。それで鳥の鶯は見たことないのに、ウグイスという単語だけは覚えました。

だいたい、日本の色の名前はオツですよね。総武線もオツで「カナリア色」(黄色)です。

私も、それに合わせて(?)、肉の色として推奨する色を「小豆色」と言っています。

長期肥育した牛さんの肉を、さらに熟成させると「小豆色」になり、それが旨いのです。

そして、その色の塗装の電車も走っているのですが、それを残念ながら「小豆色」とは言わず、「マルーン」「ワインレッド」と言うようです。

ちなみにですが、「ワインレッド」のことを、フランス語では「ボルドー」と言うそうですね。もちろん、ワインの産地だからです。電車塗装のことも、この際「甲州」にするのが一興かと思います。「ワイン」よりオツでしょう。

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霜降

今日は二十四節気の「霜降」です。

「しもふり」じゃあないですよ、それは肉の話し。今日は「そうこう」です。

二十四節気は、2月の節分でスタートしまして、「霜降」は十八番目。だいぶ冬に近づいてきました。

東京も、このところ肌寒い日が多く、節気の通りと感じます。

皆様ご自愛くださいませ。

なお、私は肉の適度な霜降り、すなわち「適サシ肉」を推奨しております。霜降りを完全否定してはおりませんので、念のため。

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