途中の方々

新店オープンに向けて色々の準備を進めています。

準備の中には、新しく参加する方のための研修もあります。一か月では体得できないこともありますが、可能な限りお教えします。

ここで1点記憶しておいていただきたいと思いますのは、肉の流通過程についてです。

食材の流通と言いますと、レストランと生産者ばかりが注目されます。その二者が手を組めば万々歳というストーリーのテレビ番組をよくみかけます。が、

肉の場合、その間にいる業者の方々がかなり重要です。

・牛さんの屠畜をしてくれる方

・円滑な、食肉市場での取引を段取りしてくれる方

・熟成過程の保管と、その後の一次成型をしてくれる問屋さん

以上がテレビにあまり出ない重要な方々です。

問屋さんは、レストランに代わって、市場での競りに参加してくれますし、熟成過程で、美味しいタイミングを見計らってくれるので、より重要です。

エンドユーザーであるレストランは、途中の工程に関わった方々の想いも代表していることを、いつも意識して欲しいものだと思っています。

<追伸、明日よりご予約受付ます>

すき焼き「ちんや」は、3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。

すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。

「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。

新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。

こちらのサイトでご予約を承りますので、何卒よろしくお願いいたします。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.376本目の投稿でした。

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トレーニング

再開業まで一か月を切りました。工事はおおよそ終わり、機械や備品などを整えつつあります。

合せて、新しく加わるスタッフのトレーニングもして行きます。

働いていただく大前提として、文化としてすき焼きを捉えていただきたいのですが、

さて、皆さん、

すき焼きって、文化ですか?

どういうすき焼きなら、文化ですか、ね?

すき焼きや、日本の肉食の歴史について、詳しくないと文化的ではないのでしょうか。

そういう歴史の話しを勿論私が致しますが、詳しければ詳しいほど良いとも思っておりません。

それよりも、お客様の思い出づくりのお手伝いを上手に出来る方が余程良いです。

そういう志のある人が従事している店が、文化的な店だと私は、そもそも考えていますので、よろしくお願いいたします。

追伸、

すき焼き「ちんや」は、3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。

すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。

「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。

新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。

ご期待いただけましたら幸いです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.375本目の投稿でした。

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春の日差し

今日は「雨水」ですから、寒さが緩む時期ですね。

昨日新店の花川戸へ行くのに、わざと遠回りして隅田公園を経由して行きましたら、日差しが、なんとなく春めいているような気がしました。

新店の部屋にかける額は、春っぽいものにしないとな・・・と思った次第です。

新店で使う額は旧店のものを運び込んでありますが、部屋の構造が変わるので、色々思案してかけることになると思います。

再開業ですから、にぎやかな図柄の絵も架けたいし。

鋭意準備中ですので、もう少々お待ち下さいませ。

それにしてもオミクロン、そろそろ下がってくれないものか。

追伸、

すき焼き「ちんや」は、3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。

すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。

「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。

新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。

ご期待いただけましたら幸いです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.374本目の投稿でした。

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まもなく

新店の工事もまもなく出来上がる頃となりました。

新店近隣にお住まいの皆様には、騒音や公道使用などでご迷惑をおかけ致しました。

先日オープンに参加するスタッフが全員参加するミーテイングも行われ、いよいよだなあと感じています。旧店から移籍するメンバーは、ちょうど半年ぶりに顔を合わせることが出来、感慨深く思いました。

まもなく予約受付を開始いたしますので、今しばらくお待ちいただければと存じます。

新しいスタッフさんを対象に「ちんや」がこれまで取り組んできたことを話す時間もありますので、しばらくぶりに自分のプロフィール欄をしげしげと読みました。色々やってきたもんだと思います。失敗だったなーと思うものもあります。

しかし失敗して初めて、以前のやり方の正しさが分かるということもあるんですよね。

今の時点では旧店をいかに再現するかに忙しいのですが、先々はチャレンジもして欲しいものと思います。

追伸、

すき焼き「ちんや」は、3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。

すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。

「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。

新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。

ご期待いただけましたら幸いです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.373本目の投稿でした。

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料理権

随分感覚が変わったのだなあと痛感しましたのは、

「料理権」

という言葉を知った時です。

その言葉を使ったのは若い男性で、そのご家族がすき焼きをする時は毎回市販のすき焼きの「タレ」を使うのですが、その方本人は、その「タレ」が甘すぎると感じていて、

むしろ自作したい。

しかし家族の中で「料理権」がないので、

甘い「タレ」で我慢しているという話しでした。

料理と言えば、主婦に課された義務と思うのが普通でしたが、逆に考えている方もいるのですねえ、驚きました。

今後は、料理ごとに誰が料理するのか、「料理権」を争う時代になるのかもしれません。

それで食事が美味しくなるのなら、悪くはないかもですね。

なお、上の「タレ」という言葉は、ご本人の表現のママでして、「割り下」と言っていただきたいのは従前通りです。よろしくお願いいたします。

追伸、すき焼き「ちんや」再開のおしらせです。

3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。

すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。

「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。

新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。

ご期待いただけましたら幸いです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.371本目の投稿でした。

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卵の溶き方

オリンピックが景況のようですが、

「小林陵侑・すき焼き」

「平野歩夢・すき焼き」

と検索しても何も出なかったので、私はスルーしたいと思います。さて、

動画の時代になりましたので、すき焼きの段取りを撮る機会が増えました。

卵など、静止画なら割って卓の上に置いておくだけですが、動画ですと、溶くところを撮る必要があります。

で、その溶き方ですが、

できる限りクリーミーにしたいのであれば卵白もしっかり溶いていただく必要があります。

卵白は卵の目方の半分以上を占めていますし、見かけ以上にちゃんとした組織ですので、無視して卵黄だけ溶くのは良くありません。

なにしろ卵黄を外圧や細菌から護っているのが卵白ですからね、弱い組織のはずはないのです。

卵白から溶き始めるのが良いと思います。それなりに手間をかけて卵白を溶き、それから卵黄を崩しに行くのが良いと思います。

ただし、そもそもの話しとして、「できる限りクリーミー」を希望するかどうかは、「お好み」です。卵白が多少「だま」になっている方が美味いと感じる方もおいでです。

以前に、10分以上時間をかけて卵を溶き、それがエンタメと化しているすき焼き屋さんがありましたが、そこまでやるとなると、好みじゃないと感じる人がいてもおかしくないと思います。

ご家庭でなさる時は、色々試してみるのが楽しいと思います。

追伸、すき焼き「ちんや」再開のおしらせです。

3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。

すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。

「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。

新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。

ご期待いただけましたら幸いです。

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かまくら

動画の時代ですよね。

すき焼きを食べる動画をよくみかけます。

普通に食べたのでは大して面白くないので、変わった状況ですき焼きする動画が多いのですが、最近視たのは、

かまくらですき焼きする動画。

秋田の小正月の風物ですが、まだ融けていなかったんですね。これは面白いかも!と私も視てしまいました。

残念ながら、かまくらの中では出来なかったようです。すき焼きの湯気で天井が崩落する恐れがあるからです。

で結局、ご本人が体半分かまくらの中にいて、機材はかまくらの前の外に置くという形になったようです。

今時はキャンプブームでキャンプ道具が手に入り易いですから、機材は揃っています。

さて開始。

内容は普通でしたが、味噌を入れるのが珍しいですね。

明治時代には味噌を入れる人が多かったですが、東京ではその習慣は廃れました。でも山形など東北の日本海側では今も味噌を入れる習慣があります。

驚いたのは、YouTube氏が鍋(いや、メスチン)から直に肉を食べ始めたことです。

あち!あちち!

と言っていますが、そりゃ、熱いですよ。

やがて、

そうだ、卵を忘れた!

と言って、卵を取って来て、普通のすき焼きになりました。

最後に、その卵と飯をメスチンに入れて雑炊にしていましたが、

それって、焦げて固まると洗いにくいですよー

追伸、すき焼き「ちんや」再開のおしらせです。

3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。

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新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。

今後詳細が決まり次第順次こちらのサイトにて公開してまいります。ご期待いただけましたら幸いです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.366本目の投稿でした。

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ロッパ

昨日コロナのことを書いていて、

「ろっぱ」を変換しようとしたら、ウチのパソコンでは「六波」と出ずに、

「ロッパ」と出ました。

おお、最近聞かない名前ですね。

古川ロッパ(緑波)(1903年~1961年)

1930年代を代表するコメディアンですね。

1933年に浅草で劇団「笑の王国」を旗揚げ、当時「エノケン・ロッパ」(榎本健一と古川緑波)と並び称されて、絶大な人気を誇ったと聞きます。

ロッパは喜劇役者として活躍するだけでなく、多数の著作をのこしており、大変な食通でもあったので、食に関する文をたくさんのこしています。

『ロッパの悲食記』(1959年)には「牛鍋からすき焼きへ」という一文があり、

「今でこそ、牛肉すき焼と、東京でも言うようになったが、すき焼というのは、関西流で、東京では、ギュウナベだったんだ。今でも、ギュウナベと言いたいんだが、そんなこと言ったら、映画を活動写真と言うのより、もっと嘲わらわれそうだ。いいえ、通じないんじゃないか、第一」

「本郷へ行けば、大学生相手の、豊国、江知勝。浅草まで飛べば、ちんや、松喜まつき、今半いまはん。僕は昭和八年から、足かけ三年間を、浅草で暮したので、随分、この辺の牛鍋も突ついている」

と、口語体で終始しているので、とても読み易く、昔のすき焼き屋の様子が良く分かります。

七波が来たら、読み方は「ナナハ」なのかな、「シチハ」なのかな。

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サッと煮る春菊

昨日のこのブログには

鶏肉とトマト、春菊だけで作る「トマトすき焼き」

の件を書きましたが、そのレシピは「春菊をサッと煮るとおいしい」とのことでした。

昨今の春菊は、やわらかく、苦くなく改良されているので、深く煮込むと、縮んで、苦味も感じられなくなってしまうものが多いです。

たしかに「サッと煮る」のが良く、すき焼きのような濃い味でしっかり煮込むと今市なことが多いです。

思いまするに、どうも、

サラダ春菊=生食用と

鍋用=加熱用の、中間位の物が出回っているように思うのです。つまり二兎を追って両方のがしている感じ。

サラダ春菊はたいてい表示されているので、分かりますが、

歯ごたえと苦味がしっかりあるものには、鍋用=加熱用と表示していただくのが良いと思います。

追伸、すき焼き「ちんや」再開のおしらせです。

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すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。

「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。

新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。

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オススメ鍋

食品メーカーのニッスイさんが公式Twitterで、

#オススメ鍋教えてください

という企画をやっています。

「教えてください」と言っても素人参加型ではなく、料理研究家の方が交代で登場して、「ついつい似たような鍋」にならぬように、創作鍋を披露するという企画のようです。

先日は「スープ作家」の有賀薫さんが登場して、

鶏肉とトマト、春菊だけで作る「トマトすき焼き」

を紹介していました。

鶏もトマトも、やや大き目カットしてあり、それを鍋で煮ます。そのうまみが溶けだした後で春菊をサッと煮るとおいしいとか。

卵は、普通のすき焼きように使うのではなく、〆の焼きおにぎりを卵に浸して食べなさいという企画でした。

池波正太郎が好んだ鶏鍋では、具は鶏肉の他は長ネギとゴボウのささがき。それを味噌煮込みで食べます。

鶏肉とトマト、春菊だけだと、鬼平は驚くかもしれませんね。

追伸、すき焼き「ちんや」再開のおしらせです。

3月18日に、浅草花川戸「金泉ビル」(台東区花川戸2丁目16-1)で再開させていただきます。

すき焼き店のほか、精肉売店も併設致します。

「株式会社 WDI」さんとの御縁により、私の当初の見込みより早めに再開できることとなり、嬉しく思っております。

新店舗には旧店舗のスタッフも、私も従事致しますし、旧店舗の調度品を持ち込みますので、味や雰囲気を保てるものと考えております。

今後詳細が決まり次第順次こちらのサイトにて公開してまいります。ご期待いただけましたら幸いです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.356本目の投稿でした。

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