マツタケ産地

マツタケの季節です。

東京のすき焼き店でマツタケを入れることは、あまりないと思いますが、産地ではすき焼きにすることが多くて、この時季に、そうした話題が聞こえてきます。

中でも、長野県は全国一のマツタケ産地として知られていて、観光誘致の目玉にしています。

今年は残暑のせいで、現時点での収穫は少な目だそうですが、今週の冷え込みで、今後は期待できるようです。

大いにすき焼きして欲しいものです。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.606日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 11:38 PM  Comments (0)

寒暖差

急に寒くなりましたね。

鍋屋にとって寒いのは良いことですが、急に寒くなって、お客様のご体調に影響しては良くないです。

寒暖を繰り返しながら、徐々に季節が変化して行く

のが良いに決まっています。

季節の急激な変化は、地球温暖化の一つの結果で、赤道と極地の温度差が小さいと、偏西風が蛇行→蛇行点の上と下で大きな寒暖差が生じると言います。

皆様、ご自愛下さいませ。

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Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 2:41 PM  Comments (0)

苦手な理由

世の中すき焼きが好きだという方ばかりではありません。そしてそれぞれに、その理由はあるようです。

関ジャニ∞の大倉 忠義さんは、

「野菜が何食べても割り下?の味になるじゃないですか。あれが苦手で、だから肉ばっかり食べてたんすよ。お母ちゃんとお父ちゃんは野菜とか豆腐食べながら楽しんでるんですけどね(笑)肉、子供に速攻食われて「何やねん!お前ら!」って言いながら食ってましたけど」

「野菜が何食べても割り下の味」は、たしかに、その通りと思います。すき焼き好きは、それが楽しみなんですが・・・

野菜の鮮度が良ければ、春菊なんか、割り下で無理に煮なくとも、私も生で食べたりしています。苦味で口がサッパリして、割り下味の鍋をさらに食べたくなりますよ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.604日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 10:58 AM  Comments (0)

系統表

すき焼きの卵にとろろを入れるやり方は、温泉地などでたまに見かけます。

地元でとろろ芋が獲れるのであれば結構なやり方と思います。

東京のすき焼き店で同じことをするとなると、芋を別途仕入れないといけませんし、すりおろす手間もかかるので、現実的ではないですが、我が家ではたまにやっています。

そんなある日、気づきました、

シラタキだけがとろろに合っている。

他のすき焼きの具とは違うレベルで合っている。

で、調べてみました。

山芋と蒟蒻芋は近いのか?

はい、近かったです。植物の分類上は、「お隣りさん」でした。

シラタキの原料は、オモダカ目サトイモ科の植物である蒟蒻芋を粉砕にて粉にしたものです。

一方、とろろはヤマノイモ目ヤマノイモ科の山芋から作ります。

そして、分類上オモダカ目とヤマノイモ目は近縁で、系統表では隣に表示されています。合うわけです。

シラタキを食べるためだけに、とろろをすりおろすのも一興と思います。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.603日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 9:00 AM  Comments (0)

初日

明日は「平成中村座」の初日です。

「平成中村座」は、江戸時代の芝居小屋「中村座」の雰囲気を再現したいという、中村勘三郎さん(十八代目)の夢を実現したものでした。最初は2000年に浅草で始まりました。

この方法は、演者と観客の距離が近くて大好評。

その後毎年のように、日本各地や海外へも進出しました。

途中で勘三郎さんが惜しくもなくなってしまいましたが、当代の勘九郎さんが遺志を継承しておられます。

今回は2018年以来の浅草での公演ですので、地元の飲食店としても支援しようということになり、

「ちんや」の店で「中村座」のチケットをご提示くだされば、ワンドリンクサービス致すことになっております。

どうぞ、おでかけ下さいませ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.602日目の投稿でした。

Filed under: 浅草インサイダー情報 — F.Sumiyoshi 9:43 PM  Comments (0)

勘違い

八村塁さん、インタビューで毎度すき焼きについて語ってくれてありがとうございます。

最近NBAのオープン戦が日本のさいたまスーパーアリーナで開催されましたが、その際もチームメートにすき焼きをご馳走したと語っていました。ありがとうございます。

もしかすると、バスケ界では「八村塁=すき焼き」という固定観念が既に出来上がっていて、記者さんがそういう方向に誘導尋問しているのかもです。そう思ってしまう位毎度八村塁さんのインタビューではすき焼きの話しが出てきます。

で、肝心のその内容ですが、少し気になる点がありました。

「クリスタプス・ポルジンギス(27)がコース料理で提供されたすき焼きをしゃぶしゃぶと勘違いしていたことを知ると「ちゃんと教えておきます」と苦笑いを浮かべる場面も見られた」

そ、そうか、外人さんがすき焼きとしゃぶしゃぶを正しく把握しているとは限らない。

そこは私も忘れていた点でした。

外国の方が今後また増えるでしょうが、「理解されている筈」という前提は外さないとけせんね。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.601日目の投稿でした。

モバイルオーダー

某大手外食チェーンの、丼ものを食べようとして驚いた一件です。

店に行ってみますると、大々的にテレビCMを打っているせいか、とても混んでいます。そこに突入したくなかったので、

テイクアウトのモバイルオーダーが何分後に出来るのか、スマホで調べてみました。すると、なんとなんと、

「今すぐ」

という設定があるではないですか。

い、今すぐ、だって?

私が呆然としていると、後から若いカップルがやって来て、

「モバイルオーダーなら待っている人より先に取れるわよ!」

と言って、本当にそれを実行していました。

うーん。

これで問題は起きないでしょうか。スタッフの方はかなり辛いと思いますけど。

私は食欲を失って、結局、食べておりません。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.600日目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 8:33 PM  Comments (0)

宴会

コロナが下火になってきたせいか、飲食店にお客様が戻って来ているように思います。

が、

未だ出来ていないのは、大人数での会食。つまり宴会です。

私は、とある会の責任者なのですが、この秋、以下のような要領で、その会の例会を開こうと考えています。

講演会と懇親会を同日に続けて開催して、それぞれ参加・不参加を申告していただく。

講演会はマスクあり。

講演会と懇親会の間に名刺交換タイムを設ける。マスクあり。

懇親会はマスク無し(ただし品数や分量を従来より減らし→時間を短めにする)リスクを自己で責任を負って参加したいただく。不安のある方はここで帰る。

会場はレストラン。

旧知のお医者様のOKももらいました。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.599日目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 11:46 PM  Comments (0)

あん肝すき焼き

職掌柄「すき焼き」と名がつけば何でも調べることにしていますが、

最近茨城県の旅館と大学が共同で

「あん肝すき焼き」

の開発に乗り出したと聞きました。

「すき焼きは、外国人が好む日本食の代表格」だから海外に向けてPRして行くとか。

へえ。

既存のあんこう鍋は、牛鍋に近い方法ですので、違和感はなかったのですが、今回の新商品は、

特上のあん肝を常陸牛で包み、割り下で似て、通販商材にするとか。

な、なるほど。

鍋ではないんですね。

フレンチでは「ロッシーニ風」と称して、牛フィレ肉ステーキとフォアグラとトリュフを一緒に食べることがありますから、似た発想ですね。

できれば肝以外のあんこうの部位も有効活用すると良いですね。

あんこうは、俗に「七つ道具」と言って、全部が食べられますからね。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.598日目の投稿でした。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 1:30 PM  Comments (0)

福とら

最近このブログで何回か書いてきた、

温暖化で魚が獲れる海が変わってきた

という件です。

漁獲量は3年で約30倍!? 福島県で高級魚トラフグの水揚げが激増」

という記事を発見しました。

フグと言えば大阪、フグと言えば西日本

で獲れる県の順位は、

福岡

山口

島根

長崎

愛媛

と圧倒的に西でしたが、そうした県では漁獲量が減り、東で増えているとか。

アンコウの業界でも似た話しがあると、アンコウ鍋店の方に聞きました。

福島では、このフグを漁業復興のキッカケにしたいと作戦を練っているそうです。

まずネーミングを決めました。福島のトラフグなので、

「福とら」!!!

そ、そのまんまですねえ。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.597日目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋,色んな食べ物 — F.Sumiyoshi 2:14 PM  Comments (0)