品種登録
日本固有のブドウ品種「マスカット・ベーリーA」が、ワイン用のブドウとして品種登録が認められたそうです。
認めたのは、パリに在る「国際ブドウ・ワイン機構」で、これによりワインのラベルに品種名を掲げて、欧州に輸出・販売できるようになったのだそうです。
って言うか、今までは出来なかったんですねえ、知りませんでした。
日本のワインの技術は、既に結構なレベルに達していて、フランスのレストランに置かれたりしています。
「ちんや」でも甲州の「大和葡萄酒」さんのワインを売っていますが、その赤ワインの品種は「メルロー」という、欧州源さんイヤ欧州原産のワイン好適種です。「ベーリーA」ではありません。
これまで品種登録という意味では、白ワインの方が先行してきました。
白ワイン用の「甲州」という品種が2010年に既に登録されているのです。
「甲州」も日本固有の種ですが、日本原産なのに何故か欧州のブドウとDNA的に近いとかで、以前から良いワインが獲れていました。「ちんや」で売っている「大和葡萄酒」さんの白ワインも品種は「甲州」です。
独特の風味があって、好き・嫌いが出ますが、私はなかなか結構と思っています。
さて、その「甲州」に続いた「マスカット・ベーリーA」ですが、結構歴史は古く、1927年に米国種「ベーリー」と欧州種「マスカット・ハンブルグ」を、日本で掛け合わせて作られた品種だそうです。
「マスカット」という名が入っていることから分かる通り、従来はワイン用ではなくて、食用ブドウと考えられていましたが、醸造の仕方によっては良いワインに成ることが、今回認められたようです。結構なことです。
これまで「ベリーA」と呼んできましたが、正式には「べー」が延びるんですね。なんか間延びしますが、登録されたからには、今後そう言わないといけないようです。
ところで、「国際ブドウ・ワイン機構」なる機関のことですが、「国際」と名乗っているのに、実はフランスの政府機関です。
野蛮人は勝手にワインを造ってはならん、
というフランス人の意志を感じますねえ。
日本酒の組合さんも、対抗して「太陽系Sake監督省」とか創ってみてはどうでしょうか。
タイ米の日本酒とか、あんまり飲みたくないですからね。
追伸①
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この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は353人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.234日連続更新を達成しました。
1・2・3・4で嬉しいです。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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