好きやき!高知
例によってツイッター検索をしていたら、こんなもの↓が拡散されていました。
「好きやねん(兵庫)好きやで(大阪)好いとうよ(福岡)好いとるばい(長崎)好きったい(熊本)好きっちゃ(北九州)好きじゃけぇ(広島岡山)好きじゃよ(徳島)好きやに(三重)好きだかね(名古屋)好きだべさ(北海道)好きだよ(東京)すきやき(高知)」
高知県における「駄洒落の基本」が「すき焼きが好きやき!」であることは、以前に弊ブログでもご紹介しましたが、このツイートは、その変形版と申せましょう。
好評のようで256回リツイートされていました。
ちなみに、ですが、高知県人が「好きやき!」と言う、すき焼きは一風変わっています。
葉ニンニクを入れるのです。
高知県人はカツオのタタキをよく食べますね。その薬味としてニンニクが欠かせませんが、残ったニンニクを放置していると、緑の芽が出始めます。この小さな芽が伸びてネギほどの長さになったものが葉ニンニクです。
独特の香りがあり、歯ごたえもよいので、高知ではさまざまな料理に利用されるようです。で、この葉ニンニクを入れて、クジラ肉のすき焼をするのです。すき焼きに葉ニンニクを入れると、その風味で肉の持つ臭みを打ち消し、一層おいしく食べられる、ということのようです。
牛肉のすき焼きの場合も同様にやります。
ニンニクは、他の具に香りが移る場合があります。しかし、良く考えれば、普通のすき焼きにおけるネギの存在感もかなり強烈ですから、スパイス的な具としてネギにニンニクが加わったと考えて、一夜の座興として楽しむには面白いかもしれません。
高知県外の方も是非お試しいただき、勿論食べた瞬間には「すき焼きが好きやき!」と叫んでいただくのが基本です。
追伸①
追伸①
「浅草法人会」さんの主催で講演会をさせていただくことになりました。
<演題>すき焼きを現代に活かす~商いは、楽しく・古風に・斬新に
<日時>7月2日(火曜)17時受付開始⇒17時30分~19時頃まで
<場所>浅草文化観光センター5階(台東区雷門2-18-9)
<定員>60名様(早めにお申し込み下さい)
<参加資格>どなたでも(=浅草法人会会員でなくても)参加できます。
<参加費>なんと、無料。
*参加の手続きはこちらです。
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は351人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.181日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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