世界遺産
富士山がイメチェンに成功したようです。
そろそろ噴火するんじゃないか・・・
と先日まで恐れられていたのに、世界遺産に成った途端、観光資源の王者として復権した模様です。GWも、前年比130~150%の観光客が来て大混雑だったとか。
チクショー!イヤ、間違えた、良かったですね、静岡・山梨の皆さん。
ドンドン発展していただきたいです。
で、その発展の方法がテレビで紹介されていました。
「富士山焼酎」
「富士山コロッケ」
「富士山鍋」
うーん。
そう言えば、スカイツリー丼っていうのも在りましたな・・・
「富士山焼酎」の仕込み水は富士山の伏流水だそうで、それはたしかに結構と思います。
でも、その他の商品は、形が円錐形だとか、目方が2.23キロ(ふ・じ・さんキロ)だとか、値段が3,776円 だとかって・・・
そ、それだけ、ですかあ!
皆さんにはドンドン発展していただきたいと思いますが、私はマネしません。
商いは楽しくって私も思いますよ。しかしですね、熟していないアイデイアを基に進んで行きますと、そのレベルの客ばかり来てしまうと思うんですよね。
接客時間の短い商売なら、それもOKかもしれませんが、「ちんや」のように2時間以上かけてお相手をするとなると、「そのレベルの客ばかり」は、スタッフにとって苦痛になってしまいます。
それに、だいたい、富士山は「世界文化遺産」ですよ、自然遺産でなくて。霊峰とも言いますね。もう少し、文化の香りを持ち込めないものなんでしょうか。
こういうものばっかり採り上げるテレビ局もどうかと思いますよね。観光産業を軽く見てるのが良く分かります。
まあ、でも、それはさて置き、結局私はマネしません。
他の方法で楽しくできますから、御蔭様で。
追伸①
「浅草法人会」さんの主催で講演会をさせていただくことになりました。
<演題>すき焼きを現代に活かす~商いは、楽しく・古風に・斬新に
<日時>7月2日(火曜)17時受付開始⇒17時30分~19時頃まで
<場所>浅草文化観光センター5階(台東区雷門2-18-9)
<定員>60名様(早めにお申し込み下さい)
<参加資格>どなたでも(=浅草法人会会員でなくても)参加できます。
<参加費>なんと、無料。
*参加の手続きはこちらです。
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は351人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.184日連続更新を達成しました。
毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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