ミニッツステーキ

昨日、社団法人「集団給食協会」の皆さんが、団体で「すき焼き通検定」を受験なさいました。

結果は見事全員合格でした。給食関係の方々は勉強熱心なのですね。素晴らしいです。

ここで合格者名を発表します!

田沼千秋さま、室伏雅永さま、岩見竜作さま、西剛平さま、馬渕祥正さま、荒井英郎さま、高村充さま、三澤一重さま、東雅臣さま、岩見啓之さま、後藤正之さま、清水正敏さま、水津高志さま、太田耀次郎さま、

江原裕美さま

皆さん、勉強お疲れ様でした。今後は、その知識を世間にひけらかしつつ、頻繁にすき焼きをお召し上がり下さい。

それと、もう1点「へええ~」と思いましたのは、皆さんが「ちんや」に登録した「記念日」の種類です。

この検定に合格すると「ちんや」に「記念日」を一日選んで登録できて、その日は割引率が普段の倍になるのですが、合格した15人の内、奥様の誕生日を「記念日」として登録した人が4人、結婚記念日を「記念日」登録した人が5人、あわせて9人が奥様関係の記念日でした。

皆さん、愛妻家!

給食を仕事にする方は、そういう方ばかりなのですね。良い話しです。

賞品として差し上げた食事券は、是非奥様と使いに見えて下さいね。

さて、

ミニッツステーキというメニューがありますね。

スーパーなどでも「ミニッツステーキ用」なる肉を売っていたりします。

用語を解説しますと、ミニッツすなわち短い時間でさっと焼くステーキのことです。ですのでステーキに適した部位の肉を薄く切ってあり、それを手早く焼きます。「本来は」ですが。

ついでに「本来」ではない意味も解説します。

(スーパーの肉部門バイヤーの独りごと)

どうも最近ステーキ用の肉が売れないなあ。デフレだからなあ。

そうだ、目方を小さくして単価を下げれば売れるかもしれないぞ。薄く切って目方を小さくしよう・・・

というのが、現在の「ミニッツステーキ」の意味です。

そう、スーパーに行くと、キャベツを半分に切って売っていたりしますが、あれと同じ理屈です。

本来の意味で買っている方も中にはおられましょうから、全否定はできません。しかし、どちらかと申しますと「安くて薄い肉」として売られているのです。

言っちゃ悪いですが、安くする以外に売る方法を思いつかないバイヤーのやり口です。

そんなバイヤーのマインドを叩き直さない限り、いくら金融緩和してもインフレにはならないでしょうね、この国は、たぶん。

薄く切るわけですから、人間の手間はたくさん必要で、つまり労働強化となり、今までと同じ売り上げが獲れるか、というとはなはだ疑問です。まさにデフレの産物と申せましょう。

私は、勿論、その逆を考えています。

倍の厚みのステーキを「二名様用」として、売店で売ろうと考えています。

それを、毎月22日の「夫婦の日」とか、バレンタインデーに売るのです。勿論ハート型に成型した牛脂を付けます。

二人用の1枚をじっくり焼いて、食べる時に切り分けていただきます。

お二人の結婚記念日にも良いのではないか、と思います。お二人がじっくり育んできた時間に想いを馳せながら、じっくり焼いていただきます。

一方、ミニッツステーキは薄いですから、焼き上がった後すぐ、あっと言う間に冷めてしまいます。

急いで食べないといけませんから、ゆっくり食べたい時には、まったく適しない食べ物ですね。

来週の奥様との記念日はミニッツステーキにしよう!と考えておいでの貴殿に衷心より御忠告申し上げます。愛はステーキと共に、あっと言う間に冷めることでしょう。

追伸①

藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。

他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。

是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)

追伸②

「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。

 この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。

 その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。

 現在の笑顔数は334人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。

皆様も、是非御参加下さい!

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて1.057日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 

 

 

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:01 AM
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