千日行
千手観音とか千日行とか、なぜか仏様は「千」という数字がお好きですね。
そう書いている私も仏様の不熱心な信徒ですが、そんな私にも「千」という数字が近づいて来ました。
勿論、このブログのことです。
平成22年3月1日にスタート以来、翌年3月の大震災にもかかわらず、弊ブログは続いてきました。昨日が950日目、今日が951日目です。
で、困っています。
千日を達成した時の、自分の状態の想像が全くつかないのです。ゼンゼン見当つきません。
困りまして、千日行を達成した人のインタビューを読んでみました。
奈良県吉野の大峯山で、1999年に千日回峰行を達成した塩沼亮潤大阿闍梨様のインタビューです。この行を達成した人は、明治時代以降わずかに2人だそうです。
読みまして・・・
「往復48キロ、標高差1300メートル超を毎日歩くのだ。ちなみに正月の箱根駅伝で、最長かつ最難関の山登りの5区でも、距離23.4キロで標高差800メートル超。」
「しかも千日回峰行では、蔵王堂からの4キロは林道だが、それからは登山家も通わぬ獣道。地に脈打つ大木の根を踏み越え、岩をよじのぼり、半歩先は断崖絶壁という道を、白装束がポツンと行く」
「5月の山頂は雪が降ることも珍しくなく、6月になると栄養失調になり、梅雨明けとともに猛暑、そして台風や雷のシーズンが訪れ、その頃は疲れもピークで血尿が出ます。」
「加えて、40度近い高熱が出たこと、下痢が止まらなかったこと、心臓の具合が悪くなったこと、いろいろなアクシデントがありました。しかし、行の間は寺の敷地から出ることは許されませんから、医者に診てもらうことはできず、もちろん行を休むこともできません」
ひええ。恐れいりました。
この位極限に挑めば新境地に達するかもしれませんが、快適な事務所でキーボードを敲いている位では、千日続けて⇒それでも何も感じなくて当然ですな。
私がやれるのは、せいぜい盛大な祝賀会を開くこと位ですかねえ、そう自分が主催者で。
いやあ、楽しみ。
それだけは想像がつきます、ひひひひ。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に登場させていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は300人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて951日連続更新を達成しました。毎度のご愛読に感謝いたします。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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