枝肉研究会
弊店のメニュー「今週の特選牛」の牛が変わりました。
「近江牛」です。
実は7/1に「近江肉牛協会」の生産者の皆さんが「ちんや」へ見えましたが、その皆さんが翌日開催した「枝肉研究会」に出品されて、入選した牛です。それを購入しました。
個体識別番号=08428-43544
平成21年4月30日生まれ、平成24年6月29日と畜。
肥育38カ月、熟成35日。
御期待下さい!
とFBにUPしましたら、知人で御酒の蔵元さんから、
約3年の一生なのですね。
とコメントが。
そうなんです。
でも、この牛は長い方なのです。
与える飼料を節約する観点から、すなわち採算性の観点から肥育期間は短くなる傾向があり、結果、薄味の肉が増えています。
この傾向を止めるには、小売サイドが高く牛を買ってあげねばならず、さらに申せば消費者の皆さんが、それを高く買って下さらないと困るのです。
「見ため」優先の流通を改めないといけないのですが、そこがなかなか難しい部分です。
「経済動物」だから仕方ない、と言ってしまえば、それまでですが、せめて「研究会」に出す牛くらいは長く飼おう、ということで、この牛は38カ月飼ってあります。
皆さまの御高配を賜りたく、この場を借りてお願い申し上げます。
まあ、つまりは、食べに来てね~ってことです、ハイ。
草々。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に載せていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は270人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
参加者の方には、特典も!
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて890日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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