東山温泉の夜
福島県酒造組合さんが運営する学校「県清酒アカデミー」で1時間ほどの講演をしました。
震災以来応援している「福島の酒」ですし、聞き手は醸造を志している若い方ばかりと聞き、一生懸命お話ししよう、と思つつ参りました。
さて「福島の酒」と申しましても、酒蔵さんは会津地方に多く、今回のセミナー会場は、県庁のある福島市ではなく、会津若松市の市内にある東山温泉街の旅館でした。
以前は上野から直通の特急が走っていたのですが、今はなくなり、郡山から快速に乗ること1時間、着きますと、酒造組合の新城会長が出迎えて下さいました。事前に、
大先輩の出迎えとかは、おやめ下さいね。
と申しておりましたのに、実に恐縮なことでした。
会長さんは、震災以来獅子奮迅の御活躍で、お忙しく、お疲れでもありましょうに、相変わらずパワフルで、こちらが元気をいただく始末です。
昼食の名物「ソースカツ丼」を御一緒した後、私の出番。
内容は7/3~7/10まで、このブログに先行公開しましたので、皆さんお読みいただいたかと思います。若い生徒さん達も真剣に聞いて下さり、有り難いことでした。
今年の「全国新酒鑑評会」で福島県は震災にも関わらず、新潟県に次いで全国2位の金賞数を獲得しました。金賞蔵数÷出品蔵数の金賞率は新潟より上です。
この日の生徒さん達が、その後をしっかり継いでくれたら、と思わずにおれません。
さて、これでようやっと肩の荷がおり、会長さんの蔵を見学させたいただいた後、東山温泉で、受講生の皆さんプラス組合役員の皆さん総勢80人の大宴会です。
この宴会は、覚悟して臨んだ宴会です。
何を覚悟って、御酌攻勢を、です。
皆さん、自分の蔵の自慢の御酒を持って見えていますから、それを酌されて飲まないわけに参りません。
水をペットボトル2本、宴会場に持ち込み、それを飲みつつ御酒をいただきましたが、やはり翌朝まで残ってしまった次第です。迂闊にも、二次会の用の水を用意するのを忘れたもんですから・・・
東山温泉の芸者衆も頑張っておられて、感心しました。やはり風評被害の影響はゼロではないようですが、どうしてどうして、我々の他にも結構宿泊されている方がたくさんおいでで結構なことでした。
いやあ、飲んだなあ。
うーい、ひっく。
追伸①
藤井恵子さん著の単行本『浅草 老舗旦那のランチ』に載せていただきました。
不肖・住吉史彦が、「浅草演芸ホール」の席亭さんや、「音のヨーロー堂」の四代目とランチをしながら、浅草について対談する、という趣向です。
他にも20人ほどの、浅草の旦那さんたちがリレー対談で形式で登場します。
是非ご購読を! 平成24年6月3日、小学館発行。
ご購入はこちらです。 (できればレビューも書いて下さいね!)
追伸②
「日本国復興元年~1千人の笑顔計画」を実行中です。
この「計画」では、まず「ちんや」で東北・北関東の牛を食べていただきます。そして食後の飛びっきりの笑顔を撮影させていただきます。
その笑顔画像をこちらのサイトにUPして、北の産地の方に見ていただきます。
現在の笑顔数は270人です。笑顔数が1千人に達するまで継続してまいります。
参加者の方には、特典も!
皆様も、是非御参加下さい!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて868日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。
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