電話の切り方
一般常識の問題です。
電話を切るのは、架けた人ですか、受けた人ですか?
そりゃあ、架けた人ですよね、普通の電話は。
でも「ちんや」内の業務用の電話は、受けた人が切ることにしました。最近そう決めました。受けた人が用件を復唱して、それから切ります。
架けた人が、相手に頼みたい用件を早口で言って、すぐさまブチっと切ってしまうと、受けた人が、間違えて聞いてしまった時に困ったことになりますね。受けた連絡内容に疑問を持って「確認したいな」と思っても、ブチっと切られた後だと、もう一回電話を架け直すのが面倒です。
浅草にある店ですから、当然忙しい日は忙しいのですが、忙しい日こそ、一個一個の仕事を丁寧にやらないと×です。
間違いがあると、手間が数倍増えますので、間違いを減らすことこそ、最大のスピードUPですよね。
例えば、こんな感じです・・・
(架けた人)お願いします! ○○コースの、ご飯・みそ碗・時雨が2、4階です!
(受けた人)はい、○○コースの、ご飯・みそ碗・しぐれが2、4階へ。OKです!(通話を切る)
最初に「お願いします!」と言うのは、話し出しを統一しておかないと、受けた人が聞き取りづらいからです。
また受けた人は「お願いします!」の間に、相手の声を聞いて、誰が担当かを耳で判別します。ここで判別してしまうので、後でわざわざ「誰が担当ですか」と尋ねる手間が要りません。
時雨とは、牛の時雨煮つまり佃煮のことで、弊店ではご飯と一緒に召し上がっていただいていますが、シグレニが2!では早口言葉のようなので、こう略しています。
皆さんも、いろんな状況でお試しあれ。
お願いします! お八つの、コーヒーと茶うけが1、パソコン部屋です!
お願いします! 夜食の、酒とつまみが1、キッチンです!
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて596連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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