できる秘書さん
先日、とある市の「えんげい協会」の大勢様が来店されました。
電話で「えんげい協会」と聞いて、演芸協会だと思い込んでいたら、実は園芸協会でした。良く考えたら、浅草じゃあるまいし、演芸協会は存在しないでしょうね、その市には。さて、
料理屋のオーナー同士の、つきあいの会合の幹事をよくいたします。
そういう幹事のところへ、元々「ご出席」だったのを「ご欠席」に変更しようと(つまりキャンセルしようと)連絡する時は、秘書の方に電話させるのでなく、ご本人が電話して欲しいものだ、と思います。
秘書さんはごく事務的に手続きなさるので、申し訳ない感じや、残念に思ってる感じが、全くこちらに伝わってきません。
次回も誘って欲しいんだろうか、この人?と思ってしまいます。
ところが、ごくまれに、それがお出来になる秘書さんがいます。社長ご本人以上に感情移入して、
「××(=社長のご芳名)は、ゼヒとも、皆さんとご一緒したいと思っておりましたのですガ、ど〜うしても、外せない出張の用事が入りマシテ・・・(本当に泣きそう)(に聞こえる)・・・」
「これに懲りズ、次回も、ゼヒ、お誘い下さいますようにト、お願いするヨウ、私、くれぐれモ、申し付かっておりマス・・・(完全に泣いている)(ように聞こえる)・・・」
そういう秘書さんを雇っておられる、社長さんは羨ましいと思います。また住吉とのつき合いは大事に思っている、ということを日頃から秘書さんに伝えてくれているのだ、と思うと嬉しいです。
こちらこそ、またおつき合い願いたいと思う瞬間ですね。
今後とも、住吉史彦をよろしくお願い申し上げます。
追伸
3/13(日)実施予定の、「ちんや すき焼き通検定」の、受験申込みの受付を、2/16より開始しました。詳しくは、こちらをご覧下さい。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて371日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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