実際的

浅草の飲食店主の人達が、コロナ中にどう考え、行動したかを聞き取る事業をしています。

週に一人のペースでお目にかかり、毎回2時間ほどの聞き取りをさせていただいています。

基本的には、衛生面や資金繰りなどの苦労話なのですが、2時間も話していると、不思議なもので、いつの間にか「良い話し」「勉強になる話し」に変わっていることが多いです。

が、やはり、実際的な話題になって、一同、うーん・・・となることもあります。

例えば、人手不足。

飲食業の担い手がすぐ増えると思えませんから、少ない人数で店を運営しないといけません。

さしあたって思いつきますのは、デジタル技術を使った、オーダーエントリーシステムです。

テーブルごとに端末を置いて、お客様が自分で注文するように出来れば、係が注文を取りに行かなくて済んでしまいます。非接触ですから衛生的でもあります。

ファミレスや寿司チェーンなどでは既におなじみですね。

ここで問題になるのは、

それが浅草の雰囲気を損なうかもしれないこと。

店とお客様の関係が薄くなること。

新しい技術を、やがて取り入れることになるのは時代の趨勢です。そした今回はコロナがそれを加速させています。

年配者には一抹の寂しさが残りますけどね。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.562目の投稿でした。

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