物理学賞

ノーベル物理学賞には少々驚きましたね。

ノーベル財団が、地球温暖化問題に賞を出しそうな予感は、していなくもなかったですけど、出すなら平和賞だろうと思っていました。

ところが物理学賞で出すとは奇策ですねえ。気象も物理現象なので、間違っちゃいないですけど。

そして、このインパクトは、平和賞で出すより強いかもしませんね。今後温暖化問題に後ろ向きな人は、皆「非科学的!」と言われることになるわけですから、インパクトは強いと思います。

私を含め、肉の業界は、温暖化問題にフォーカスが当たると不都合です。これまでずっと後ろ向きでした。

牛たちが、消化の際に吐き出すメタンガスが温暖化を進めるからですね。メタンの影響は二酸化炭素より強いというから困ります。

やがて、生きた牛から牛肉を獲るのは止めて人造しようと言い出す人が出て来るでしょう。

それは避けがたいですが、肉の美味しさはキープして欲しいです。

人は肉を栄養補給の為だけに食べるのではないです。喜びの為でもあり、食の喜びがないと人はストレスに負けてしまいがちです。

人造肉を造るにしても、今食べられている牛肉の内で、最高に美味しい肉の味を分析して、その味を実現できる肉を人造してもらいたいものです。

末筆になりますが、真鍋淑郎先生、ご受賞誠にお芽出とうございました。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。 弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし、本日は4.242本目の投稿でした。

Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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