八王子の壇払い②

 昨日このブログのアクセス解析をしておりましたら、今月に入って、「壇払い」「だんばらい」というキーワードで入って来られた方が多数いらっしゃることが分かりました。

 「壇払い」というのは、法事のお清めの食事のことなのですが、八王子や関東の一部では、東京区部では考えられない位、盛大にやるのです。それを「壇払い」と言うそうです。

 私は、その「壇払い」の盛大さについて、八王子の老舗すき焼き屋「坂福」さんを訪ねた時に、「八王子エルシー」のO会長から教わりました。

 そのことを、このブログの6/29号に書きましたので、「壇払い」「だんばらい」というキーワードで検索すると、このブログに行き当たるのです。

 このところ急に寒くなりましたし、そういう検索をなさっている方は、たぶん最近お身内にご不幸があった方なのでしょう。

 おくやみ申し上げます。

 そういう方には、このブログは全く何の役にも立たなかったことと思います。毎日書いておりますジョークも、笑えなかったことと思います。悪しからず、ご勘弁いただきたく、お願い申し上げます。

 それどころか、盛大にお清めをやってもらって、料理屋商売として羨ましい、とか書いているので、ご不快だったことでしょう。

 でも私は、お清めの食事は、ある程度の人数でやった方が、故人も喜ばれるのでは、と思っています。儲けたくて、そう言っているわけではありません。そもそも「ちんや」の料理は、生臭なので、積極的にご法事の誘致をする考えは無いです。

 ただ有名人でもない限り、特定の個人を中心に多数の方が集まって食事をするのは、結婚式と法事くらいのもので、数少ない機会です。そこは寂しくしない方が良いような気がします。

 最近は、不景気のせいか、法事も縮小傾向ですが、人間必ず一回は死にますので、そのタイミングがまわって来てしまったら、盛大に、とは申しませんが、「身内だけで済ませました」とかおっしゃらないで、宴席を設けてみてはいかがでしょうか。

 故人が好きだった、あの店で。

追伸①

 12/17〜12/19は、浅草寺の「羽子板市」です。お出かけを!

追伸②

 <Twitterハード・ユーザー限定、今こそ宮崎牛を食べる会>の応募受付をしています。

 Twitterを使って楽しみながらチャリテイーに参加できる、歴史上最初のイベントです、たぶん。

 是非ご応募下さい!

 詳しくは、このブログの11/27号をご覧下さい。

 本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて292日連続更新を達成しました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。

 「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。

 Twitterもやってます。こちらでつぶやいています。

Filed under: すき焼きフル・トーク,飲食業界交遊録 — F.Sumiyoshi 12:01 AM
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