なじもうとする姿勢

頻繁に食べられているわけでもないのに、今でも日本食を代表する料理と思われている~すき焼きの、そうした微妙なポジションを体感するのは、外国人のインタビュー記事を読んだ時です。
プロ野球・日本ハムの助っ人外国人ドリュー・バーヘイゲン投手が開幕早々に初登板初勝利を挙げたそうですが、そのバーヘイゲン投手が、すき焼きを好きだと最近報じられていました。
記事によりますれば、
活躍の裏には、日本文化になじもうとする姿勢がある。特に食に関しては貪欲で、「ホテルではすき焼きとおすしを食べた。球場ではラーメンを食べた。すき焼きとおすし、ラーメンの3つが今は好き」と声を弾ませる。
日本になじもうと努力している=すき焼きが好き
という文脈ですき焼きがしばしば登場するのです。日本人はそんなに食べてないのにね。
特にK-POPの業界でこの傾向が強く、日本で芸能活動をするK-POPのアーティストは、すき焼きが好きです、まずたいてい(笑)たぶん事務所がそう言えと教育するのでしょう。
以前韓国の新聞社の方がウチに取材に見えたことがあり、この件を指摘したことがあるのですが、その方はすき焼きが日本代表とは思っていないようでした。でも私が日々確認している範囲ではK-POPアーティストは、ほぼすき焼きが好きです。
頻繁に食べられているわけでもないのに、今でも日本食を代表する料理と思われている~すき焼きは、そういう微妙なポジションにいます。

追伸
すき焼き・しゃぶしゃぶは、鍋でウイルスを加熱殺菌してすぐ食べるので、非常に安全な食べ方です。安心してお召し上がり下さいませ。
こちらで通信販売もしています。

本日もご愛読賜り、誠に在り難うございました。
弊ブログは2010年3月1日に連載スタートし本日は3.774本目の投稿でした。引き続きご愛読を。

Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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