災害報道
箱根の噴火警戒レベルが「1」から「2」に上がったそうです。
屋久島では「50年に一度」の豪雨が降ったそうです。
で、私はそうした事を伝える「災害報道」にイラっとしています。
ここで災害に「」を付けたのは、地元に住んでいた方が亡くなったわけではないからです。
屋久島では縄文杉を目指して山に入っていた方々300人以上が孤立して、バスの中で一夜を明かしたそうで、もちろんお気の毒と存じますが、家にいた大勢の方が亡くなった昨年の西日本豪雨とは意味合いが違うと思います。この災害は「観光災害」つまり、好き好んで安全ではない土地に入って行った方々と、その世話をしていた観光業者の話しだということです。
こういう場合、メデイアはそれぞれの土地の観光業者を追いかけて、インタビューを取ろうとします。観光客を不安がらせてしまったわけですから、どちらの土地でも業者さんは、先行き不安を口にします。その哀れな様子を電波に載せて喜ぶのがメデイアという人種です。イヤですね。
そもそも登山って、観光よりスポーツに近いものではないでしょうか?初期の登山は勿論スポーツでした。
ついでに申せば、マリオ・カートで浅草を疾走している外国人がいますが、あれも危なくて仕方ないです。だって、公道を、遊園地にあるようなカートで走っているんですから。人体が「むきだし」なんです。
話しを戻しますが、いくら観光客を誘致したいからって、安全を大前提にするのは、いささか無理があると私は思います。
現地の業界では保険を研究している・・・とか報じるなら生産的ですが、ただ哀れな姿を流すだけでは、なんだかなあと存じます。
追伸
令和の新時代に向け、「ちんや」は「肉のフォーティエイト宣言」を致しました。ご理解・ご愛顧賜りたく、お願い申し上げます。
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