江戸の粋
久しぶりに、とんかつ「すぎ田」さんを訪ねました。
今や浅草を代表するとんかつ屋となった「すぎ田」さん、最寄り駅は実は浅草駅ではなくて蔵前駅ですが、私が若い頃は浅草通りにお店がありました。その後蔵前駅に近い現在地に移転したので、ウチから行こうとすると10分ほど歩かないといけないのですが、遠くなっても私にとっては身近なお店さんです。
普段は一人で行って、とんかつ定食を食べることが多いのですが、今回は仲間がいたので、とんかつだけでなく、エビフライ(これが迫力!)、オムレツも頼み、酒など飲みつつ食べました。
とんかつ=独りで一心不乱に食べるもの
というイメージがありますが、それは「孤独のグルメ」の視すぎというもの。仲間とシェアは、どんな料理でも楽しいものです。
ところで今回検索していて、有名グルメ評論家の方が「すぎ田」さんを評した記事をみつけました。
「さらり、粋な、江戸のとんかつ/すぎ田」
と題されています。
「すぎ田」でとんかつが運ばれると、どきりとする。胸が高まって、顔が赤らんでしまう。僕は、こんなに艶が漂うとんかつを、他に知らない。」
「箸をつけずに、しばし眺めていたいほど、皿から色気が立ち上っている。」
私にとって、「すぎ田」さんが最初から標準なので、「これぞまさしく、江戸の粋」と言われると、いささか戸惑ってしまいます。
とんかかつに限らず、何が「粋」かって、本当に分からないです。
よって粋を目指すより、野暮なことをしないようにするのを、当座の目標にした方が良いように思っています。悪しからずです。
追伸、
今夏8月4日より「ちんや」ビル地下1階の「ちんや亭」が、
「肉の食べくらべレストラン」として再スタートしました。
今回すべての肉メニューに「ちょい食べサイズ」(ハーフサイズのこと)をご用意することに致しました。
くわしくは、こちらです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて3.104日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。
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