若手経営者サポートセミナー③
10/12に「台東区若手経営者サポートセミナー」の第3講を受講しました。
このセミナーは全10回シリーズで、来年の2月まで連続して、いろいろなテーマの講義があります。テーマはいろいろでも、講師は10回同じで、人気の二条彪(にじょう・たけし)先生が務めます。
このセミナーは、今回が6期目(=六年目)で、私は最初の年から受講していますから、同じ内容の話しを6度聞いたことになります。こちらが成長してないので、6年たっても毎回耳が痛いのですが、今回は急に褒められてしまい、嬉しくなってしまいました。
「ちんや」が創業130年なので、9/17に記念サイト(http://www.sukiomo.com/)をオープンさせたのですが、二条先生がそれを見て下さって、その作り方が大変良い、と皆さんの前で褒め下さいました。
このサイトのコンセプトは「心に残る思い出を!」です。「ちんや」は、単にすき焼きを売るのでなく、お客様の思い出に残る食事をしていただく=つまり「思い出を売る店」で在りたいと考えて、そのことを表現するサイトづくりに取り組みました。
やはり二条ゼミ門下の㈱IMC・I社長と相談して、ビジュアル面での表現や、企画面も工夫しました。企画というのは、一般の方に「今あなたの思い出の中に生きている、世界に一つだけの、すき焼きストーリー」を投稿していただくコーナーのことです。
実は第3講は、マーケテイングの講義だったのですが、マーケテイングのお手本として、単にすき焼きを売るのでなく、「思い出を売る」という点を評価していただきました。
マーケテイングでは、「コアバリュー」「ベネフィット」「スペック」といった言葉を学習しますが、この中で「ベネフィット」が、しっかりお客様に伝わらないと、商品が売れません。
「ベネフィット」=「心に残る思い出」
「スペック」=安心、うまい、もたれない、「ちんや」の御肉
という作り方がマーケテイング的に好ましい、というわけです。「これはズバリですよね!皆さんも是非見てください。」とまで言っていただきました。
もっとも、投稿の特典は食事券とかでなく、もっと夢のあるものにしたら、というアドバイスをいただきました。たしかに食事券プレゼントではリアル過ぎたかもしれませんね。そこは反省点ですが、全体的には、良かったようです。
どうです? うらやましいでしょう? この場を借りて自慢させていただきます。ひひひひ。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
「ちんや」創業130年記念サイトは、こちらです。「すき焼き思い出ストーリー」の投稿を募集しています。
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