2018年1月10日
鶏むね肉ブーム
空前の鶏むね肉ブーム到来!
なんだそうです。
「食生活ジャーナリストの会」が選んだ、2017年「食の十大ニュース」では8位にランク・インしていました。ネットでも鶏むね肉レシピをよくみかけます。
最近どうも、こういう特定の部位に拘る話題が多いように思います。牛肉の場合「ミスジ」とか「ザブトン」とか。部位よりさらに細かい「小割り」を話題にしています。もっとも牛の場合は健康面より味の面ですけどね。
産地に拘るのが一段落したので、次に拘る先を求めて、部位に行き着いたのでしょうか。
私は、そんなことより育て方に拘るべきだと思うんですよね。
残念な育てられ方をした牛さんの、ミスジだけを取り出しても、美味しくはありませんよ。
さも貴重なように勧める人がいるかもしれませんけど、美味しくはありませんよ。
ひょっとして、残念な育て方の肉を、なんとか売り捌こうと知恵をしぼった結果が、これなのかもしれないなあ、と私は思ってしまいます。
勘ぐり過ぎですかねえ。そうだったら、ごめんなさい。
追伸
インターネットの『Rettyグルメニュース』「平成生まれがゆく「東京名店物語」」にお採り上げいただきました。
文は平成生まれの山口祐加さん。若い方が老舗店に関心を持って下さるのは、嬉しいですね。是非ご覧ください。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.874連続更新を達成しました。すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。
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