2017年9月23日
消費税
財政学の教科書のようなことを申して恐縮ですが、消費税とは、英語でVAT (Value Added Tax)と言うことから分かります通り、「財貨・サービスの取引により生ずる付加価値に着目して課税する仕組み」であります。
付加価値とは、ざっくり申しますと、売価と原価の差額です。と、いうことは、とあるC社が原価率を改善することに成功した場合、創った付加価値が大きいのですから、同じ売上高でも支払うべき消費税が以前より増えてしまうのです。
今期「適サシ肉」宣言で、原価率を改善した弊社が、まさにこれに当たります。
一見金が貯まったように見えても、それはオレの金ではなく、消費税として後から持っていかれるのです。
人の努力に課税するとは!
原価率を改善して、「やった!」とヌカ歓びしている全国の社長さん、消費税の納税資金にもご注意下さいまし。
追伸
ネットTV番組『Story 〜長寿企業の知恵〜』に出演させていただきました。こちらのURLで、23日朝9時以降視聴可能です。どうぞ、ご覧くださいませ。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.765日連続更新を達成しました。
すき焼き「ちんや」六代目の住吉史彦でした。
Filed under: ぼやき部屋 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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