肉の熟成クイズ
「肉の熟成クイズ」を創りました。
最近メデイアのご取材が多いからです。
ご取材の方が見えて、熟成の説明をするのに1時間、脂の説明をするのに1時間、合計2時間かかるんですよね。そういうご取材が連日あると、こちらも疲れてくるので、省力化を図った次第です。このクイズに事前に取り組んでいただいてから、取材していただきます。
皆さんもトライしてみて下さい。
<肉の熟成クイズ>
そもそも肉の「熟成」とは以下の二つの現象を指して言う。
肉の中にある( )の働きで肉の( )が分解されて、( )(=旨味)に成ること。これにより旨味が増すとともに肉が( )く成っていく。
それと同時に( )が進むことにより水分が減少し、その分さらに旨味が濃厚なものに成っていくこと。
3週間で肉の重量はおおよそ( )%程度減少する。つまり乾燥・熟成させることにより、その分旨味が濃厚になる。しかし同時に肉の原価は( )%程度上昇する。
肉を乾燥させながら熟成させる方法を「( )」と言う。
肉を冷凍した場合、( )の働きは停止するので、肉の( )が分解されて、
( )(=旨味)に成ることはない。
肉を乾燥させずにバキュームパック(真空包装)内で熟成させることを「( )」と言う。
「( )」の良い点は、水分が減少しないので、乾燥・熟成させる方法より( )の上昇が抑えられることである。
バキュームパック(真空包装)の直後に、パックごと高温の湯に通すことにより、肉の( )状態を良い状態に保てる。これも「( )」の良い点であり、バキュームパックが( )に支持される理由である。
「( )」の悪い点の第一は、パックするために枝肉を脱骨・分割しないといけないため、その作業中に( )が流出してしまうことである。( )は旨味そのものであるので、なるべく流出させない方が良い。
「( )」の悪い点の第二は、( )が無いので、水分が減少して、その分さらに旨味が濃厚なものに変わっていくことがないこと。
「ちんや」は、熟成過程の前半を( )で、後半を( )で行っている。
全工程が( )では肉が乾き過ぎ、また衛生面の不安が高まるからである。
一方全工程が( )では、肉の旨味が足りず、食べたお客様に「( )」を感じていただきにくいからである。
ドライエイジングからウエットエイジングへ転換する時期は、と畜後( )週間が望ましい。
あまり早いタイミングで脱骨・分割しようとすると、肉が未だ硬いので、作業中に( )が大量に流出してしまうことがある。( )は旨味そのものなので、なるべく流出させない方が良い。<終わり>
*皆さん、出来ましたか、ね?正解は明日の、このブログにて。
追伸1
雑誌「dancyu」2017年8月号の「美味東京」特集に、「ちんや亭」の「適サシ肉」の「ちょい食べ」が採り上げられました。
ありがとうございます。
追伸2
拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.723日連続更新を達成しました。
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