100年経営アカデミー⑨

100年経営研究機構さん、ハリウッド大学院大学さんが主催する、

「100年経営アカデミー」で、ゲスト講師として講演をさせていただきました。

「100年経営アカデミー」は“100年経営を科学する”をテーマに、長寿企業から長く続く経営の秘訣を体系的に学び、経営の中で実践していくことを目的とした、日本で初の講座です。

6/11から講演全文を公開しています。長いので16回に分けて少しずつUPしております。

<「100年経営アカデミー」住吉史彦講演(2017.6.10)>

「霜降り」というビッグワードを廃止するのですから、これはかなりのリスクでした。「霜降り」という言葉を廃止するしかない、と心に決めたものの、いつやるのか?失敗したら、どうなってしまうのか?そう簡単に決断できる筈もありません。

数年悩み、いたずらに日が過ぎて行きましたが、今年のはじめに敢行しました。

反響は、私の予想を遥かに超える、ものすごいものでした。

私が今回宣言した相手先は、手前どものお客様だけでした。お客様に向けて「適サシ肉だけを売ります」「過剰なサシを売りません」という「お約束」をしたのであって、それを私は「ちんや」というブランドの基盤にしたいと願っただけ、つまりミニ・コミュニケーションをしたかっただけなのですが、ある日それが、猛烈なマス・コミュニケーションになってしまいました。

それは28日のことでしたが、その日寝坊してモタモタしておりましたら、知人から次々にメールが着信して、YAHOOのヘッドラインにオタクのことが載っているよ!そう言われて初めて分かったんですが、本当に予想外でした。

「文春オンライン」の掲載日であることは分かっていましたが、「文春オンライン」は開設されたばかりのサイトで、読者もこれから増やしますという説明だったので、そんなに期待していませんでした。ところが、その記事がYAHOOのトップページにリンクされたから大変です。

店のサイトはダウンし、ブログに30倍のアクセスが来るほどの大反響となりました。コメント欄も凄くて、3.000件以上でした。

嬉しかったのは3.000件のコメントの内15対1で私の「適サシ肉」という考えに賛同する方が多数派でした。これは嬉しいことだと思いました。

それに続いて大小メデイアから取材の申し込みが殺到しました。 

日本テレビ「スッキリ!!」、

TBSテレビ「白熱ライブビビット」、

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」、

産経新聞、東京新聞、婦人画報、日刊ゲンダイ、

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」、

TBSテレビ「ぴったんこカン☆カン」、

読売テレビ「そこまで言って委員会」、

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」、

TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」、

NHKテレビ「所さん!大変ですよ」とメジャーな番組ばかりです。

結局テレビ7回、ラジオ3回、新聞3回、雑誌3回、その他ネットメデイアもありました。

テレビに出たことで、ネットでの拡散にも拍車がかかったようでした。大変な事態でした。

ここで皆さんに考えていただきたいのは、同じ時期に同じ業界の中にいた人間が、かなり違う動きをしたということです。私は、記念写真の掛け声を「スキヤキ!」にして、記念日割引を始めて、思い出ストーリーの本を創り、あ、それからさっき言い忘れましたが、「すき焼き川柳包装紙」というのを創りました。

これはお客様から川柳を投句していただいて、入選作を「ちんや」の包装紙に刷り込んで、実際に店でそれを使う、という企画です。もちろん店の客の間の関係性を濃くすることを意図したものです。

私は、そういうことをしてきましたが、同じ時期に一部の産地の方や県庁の方が目指したのは、とにかくサシを入れること、そしてそれをブランド化することでした。さらには、そのサシを短期肥育で入れることを目指しました。

サシを短期肥育で入れることは、サシ(脂肪)の質の劣化を招きます。質の劣化とは「霜降り」を食べるとモタレて気持ち悪くなってしまうことです。実はサシについては、量が増えたこと以上に質が劣化したことが問題なのですが、それを説明したりメカニズムを解明したりするには、小難しい食品化学を持ち出さないといけないので、詳しいことは、「後で時間があったら」ということに致します。とにかく・・・

<今日の分は終わり。続きは明日の弊ブログにて>

追伸1

6/1発売の「婦人画報」7月号(創刊記念号)に載せていただきました。ありがとうございます。

今回の特集は、なんでも婦人画報社さんが「総力をあげた特集」だそうですが、題して、

「世界が恋するWASHOKU」。

旨味とか醗酵とかを採り上げた後、しんがりがWAGYUです。

 

追伸2

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.668日連続更新を達成しました。

Filed under: すき焼きフル・トーク,憧れの明治時代 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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