心に残る思い出を!
9/7は火曜日で「ちんや」の営業は休みましたが、全員が出勤しました。
この日は、①大掃除と、②外部専門講師による衛生講習会と、③「ちんや」の総会をやりました。
「総会」というのは、今年の会社の営業方針や各部、各委員会の活動方針を確認しあう会議です。会社の決算期が8月からですので、本来8月にやる性質のものですが、8月は皆が交代で夏休みをとっていて顔が揃わないので、9月はじめの、大掃除の日に同時開催するのが恒例です。
今年は不景気で状況の厳しい中ですし、また創業130年の年でもあるので、この総会を機に、営業の仕方も進歩させないといけません。
思いまするに、現代日本の経済は成熟してしまった経済です。
日本人は、良いもの・美味いものを既に知ってしまいました。そのように成熟した中での不景気ですから、日本人には良いもの・美味いものに対する飢え・渇望がありません。そこが中国人を違うところです。
「美味い物は並べれば自然と売れる」「食べればわかる」「いつか必ずわかってくれる」というわけにいかないのが現在のツラいところです。
だから「ちんや」の肉を食べていただくと、その方に具体的にどのような、良いことがあるか、今はそれを強力にアピールしないといけない時期です。
「美味い肉ですよ!」は当然であって、さらに加えて、それを食べるとどういう良いことがあるか、例えば「親子孫三世代で「ちんや」の肉を食べれば、お孫さんもお爺ちゃんも喜んで、良い思い出が造れます」という風に、わかりやすく目に見えるようにイメージしていただかないといけません。
ただ「美味い肉ですよ!」「美味い肉ですよ!」と連呼しても響かないのが現状です。
でも、思い出を造りたい時は、適当な肉というわけにいきませんから、きっと「ちんや」をお選びいただけると思います。
そうです、ここで創業130年記念事業のコンセプトを発表しますが、それは、
「心に残る思い出を!」です。
「思い出」を強調していきたいと思っています。9/17開設予定の記念ホームページも、その考え方で、制作していただいており、オープンを待つばかりとなっています。サイト上で、「すき焼き思い出ストーリー」の募集をする予定です。
「記念日割引」の制度を造って、既にお客様からの登録を受け付けていることは、既にこのブログでも書きました。
また現場での、お客様への応対も、「思い出」を造るためのお手伝いをするんだ」という意識を持って、仕事に当たらせたいものです。
記念ホームページについては、制作の経緯や考え方などを、このブログにも書きたいと思っています。
え? もったいぶらないで、今書けって?
そうですねえ、ちょいと考えておきます。
大掃除の疲れがまだ四肢に残ってますので、今日はこの辺で。ひひひひ。イテテテ。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。浅草「ちんや」六代目の、住吉史彦でした。
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*記念日割引については、このブログの7/1号と8/11号をご覧下さい。
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