すずらんさんのお宮参り

今日は花火大会の日ですが、弊ブログはあまりそれに関係ない話題です。さて、

少し引用が長くなりますが、『すき焼き思い出ストーリーの本』に、こんな↓投稿をして下さった方がおいででした。

『姑の思い出』

(平成27527日の投稿)(ペンネーム:すずらんさん、東京都在住の女性、66歳)

今から40年以上も前、私は蔵前在住の主人と見合をし、3カ月位たった頃、主人の義妹達と顔合わせのボウリング大会を義母が計画を立てました。浅草でボウリングをし、その後若者5人を連れ、義母は迷いなく、ちんやののれんをくぐりました。

私は主人の家族達に囲まれ、緊張しながら鍋を前に、だが視線は和やかに語ろう、主人の家族1人1人にむけた。

義父は先に亡くなり、義母は子供4人をかかえ、夢中で家業を盛り立て長男へとバトンを渡そうとしている器の大きい女性です。

遠慮がちにすき焼きを食べる私に「たくさん食べなさい。お店の冷蔵庫にはお肉が待っている」と声を掛け、やわらかな照明の下で笑っていた。

その時の姑の笑顔と食事のにおいが感覚として残っている。

姑は19年前に他界しましたが、今でも我が家の特別の日はすき焼です。

すき焼の香りは喜びに続きます。

<引用終わり>

すずらんさんが蔵前へお嫁にいらしてから40年。

このたびお孫さんが誕生して、今月のある日に「お宮参り」。参拝の後「ちんや」へ食事に来て下さりました。嬉しいですね。

芽出たいので、額も芽出たいのを掛けました。

やがて、今は小さいお孫さんも自分の意思で「ちんや」に来て下さるに違いありません。そうすれば『姑の思い出』のお姑さんから数えて四代目。

この店の主であることを、しみじみ在り難く思った瞬間でした。

南無観世音菩薩。

 

その他の「すき焼き思い出ストーリー」は、こちらです。

追伸

拙著は好評(?)販売中です。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』

浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。

東京23区の、全ての区立図書館に収蔵されています。

四六判240頁

価格:本体1600円+税

978-4-7949-6920-0 C0095

2016年2月25日発売

株式会社晶文社 刊行

 

本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.345連続更新を達成しました。

 

Filed under: すき焼きフル・トーク,今日のお客様 — F.Sumiyoshi 12:00 AM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

No comments yet.

Leave a comment





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">