発売日①
さてさて私の本『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』が本日発売になります。
内容はについてはこちらを、企画した経緯についてはこちらをご覧下さい。
自分の名前が付いた本が売られるなど恥ずかしさMAXですが、出してしまった以上、売らねばなりません。それに対談相手の九人の皆さんは皆素晴らしいので、その方々のことを宣伝すると思えば、恥ずかしさも少し減ろうと言うものです。
そこで!
この本を如何に売るか、マーケテイングの遠州だと思って、いや、マーケテイングの演習だと思って、皆さんも一緒に考えてみて下さい。
さて、この本を買う人は、一体どういう人でしょうか?
① 内容に興味がある人
② 本好き(ホンズキ)な人
③ 著者の知り合い
まず③について考えてみましょう。
内容に大して興味がないし、本好きでもないが、私の知り合いだから仕方ないから買ってやろうか!という方です。
私が汗をかいて地道に営業メールを送れば、買ってくれる方もおりましょう。内容に興味がないのに買わせるのは、いささか気がひけますから、どうしても「値引きしますから・・・」という話しになってしまいます。
そう、③ルートは本筋ではないのです。
それに書店さんが頑張って営業して下さっている時に、こういうことをするのは営業妨害に当たりますから、私は最初はネットでの告知程度に留めたいと思っています。
やがて私の本が書店の棚から外され出したら、その時が「著者売り」の出番だと思っています。
イベントなど致すかもしれません。本を買ってくれれば、すき焼きがお得になるようなプランのイベントですね。その節は皆さん、よろしくお願い申し上げます。
では次に②を考えてみましょう。
そもそも本が好きという方に、この本は売れるのでしょうか。
はい、まずまず売れるような気がします。
岩瀬聡さんの装丁が、なかなか綺麗で上品な仕上がりになっているからです。カメラの山口規子さんの写真もステキです。白黒なのがさらに良いです。
紙の質感もいい感じで、240ページという厚みも、手に持った時に心地よいです。本好きの方にも喜んでいただけるような気がします。
問題なのは、それが伝わるか、ですね。ネットには書影だけが掲載されますが、あれはどうにも平面的で、物体としての美しさが感じ取れません。やはり書店さんに置かれて、しかも何冊かまとめて積まれている所を見ていただかないといけませんねえ。
プラス、ネットのコメント欄や書評ブログに「装丁がステキ」などと書いて貰えると良いんですけどね・・・・
最後に①ですが、これは二手に分かれると思います・・・
<この話しが長いので、続きは明日の弊ブログで>
<書籍データ>
題名:『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』
浅草の九人の旦那衆と私が、九軒のバーで語り合った対談集でして、「浅草ならではの商人論」を目指しています。
第七話は「浅草六区には夢がある」(「浅草演芸ホール」二代目会長 松倉久幸さん)。対談場所は「フィガロ」さんです。
四六判240頁
価格:本体1600円+税
978-4-7949-6920-0 C0095
2016年2月25日発売
株式会社晶文社 刊行
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本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.189連続更新を達成しました。
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