2016年1月28日
市川崑映画祭
生誕100年になる故・市川崑監督は大の甘党で、すき焼きも思い切り甘くするのがお好きだったようです。
現在100年特別企画「市川崑映画祭 光と影の仕草」が開催されていますが、その舞台挨拶で岸惠子さんが、そう話したそうです。
岸惠子さんは「おとうと」「悪魔の手毬唄」「細雪」など多数の市川作品に出演していて、監督と大変親しく、今回調べましたら監督の「お別れ会」でもすき焼きのエピソードを語っていたようです。知りませんでした。
それは公開されていて、このよう(↓)だったようです。
「もし出来ることなら、私がそちら(=冥土のこと)に引っ越していきます時には、先生の大好きな牛肉と、ちょっと甘ったらしく食べられないほどお砂糖を入れたすき焼きを、ご一緒にいただきたいと思います。でもそれは、もうちょっと待ってください。先生、ありがとうございました。さようなら。」
ここにも「すき焼き思い出ストーリー」が1本在りました。
すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。料理は他にいくつもありますが、人々の思い出と一番つながっている料理はすき焼きではないかと私は考えています。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.161連続更新を達成しました。
Filed under: すき焼きフル・トーク — F.Sumiyoshi 12:00 AM
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