味が濃いすき焼き
FBは昔の知り合いと繋がることがあるので、面白いですね。
先日もおよそ30年ぶりの再会を果たせました。店に食べに来てくれたからです。
知らない間にお子さんが出来ていて、
「娘より「今日のすき焼きおいしかったね」との感想。いつも正直な感想を言う娘からこの一言はうれしい限りでした!」
それは何よりです。大人はコスパから入りますけど、お子さんの感想が一番当てになりますね。是非またお子さん連れでお願いしたいものです。
で、ご本人の感想は、
「子供の頃は、正月は毎年すき焼きだったんですが、最近は味が濃いという感想で遠のいてましたが、またやりたくなりました(^o^)/」
すき焼きの味が濃くてイヤというのは、肉に旨味成分(アミノ酸など)が少なくて調味料の強さに負けているからでしょう。
最近は旨味成分テンコ盛り(人造の旨味ですが)の調味料が盛んに売られていて、その調合は苦心の賜物ですから、良く出来ていることも多いですが、一方肉屋の業界はと申しますと、どんどん商品回転率を重視した経営=味を軽視した経営にシフトしていますから、結局どうなるかと申しますと、
肉に旨味成分が少なくて調味料の強さに負けてしまい、
⇒すき焼きの味が濃くてイヤということに成るのです。
この調子では「肉離れ」が酷くなりそうで、とても心配なことです。
あ、肉離れって、怪我の話しではないですよ。
お後がよろしいようで。
追伸①
誠に勝手ながら下記(↓)の日は「ちんや」は休業させていただきます。御了承下さいませ。
平成27年8月31日(月)~9月3日(木)(夏休み)
追伸②
すき焼き思い出ストーリーの投稿を募集しています。
すき焼きは文明開化の昔から、日本人の思い出の中に生きてきた料理です。でも残念ながら、その思い出話しをまとめて保存したことはなかったように思います。
ご投稿くださったものは、「ちんや」創業135周年を記念して本に纏め、今後店の歴史の資料として、すき焼き文化の資料として、末永く保存させていただきます。
どうぞ、世界に一つだけの、すき焼きストーリーを是非、私に教えて下さい。
投稿〆切は9月末日です。
既にご応募いただいた、50本のストーリーはこちらです。
本日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。御蔭様にて2.014日連続更新を達成しました。
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